2009年02月22日

シーズン8 #5 「Week3 Audition Jacksonville」& #6 「Week3 Audition Salt Lake City」

昨日は競馬でやたらめったら負けて瀕死状態。そして今日はさらに負けまくって脳死状態。あまりに負けすぎて毎週ペースの競馬がしばらくできなくなってしまった。半年以上は間を空けないともう無理だ。今後しばらくのあいだはG1だけ買おう。つい先週までは回収率100%越えを維持していたのに、あっというまに78%まで下降。ほとんど控除率75%と変わらなくなってしまった。これではJRAの思う壺。
あーあ、プロの音楽家だけではなく、プロのギャンブラーにもなれないなあ私は。
そんなシュラバルンバな状態だったので、昨日見た放送の番組レビューを今頃アップとなってしまいました。しかし来週から競馬をお休みするので、もう少しこのブログにエネルギーを注げるかもしれません。

今週土曜放送分は二箇所での地区予選のも票を一時間ずつ二回に分けてのオンエアでしたが、ひとつの番組レビューにまとめてしまいます。まずはジャクソンビルから。

Tシャツに手を入れてお腹を掻く男・・・・キワモノかと思ったらそうじゃなかった。サイモンに同意。飛び道具一杯持ってそうだけど、シーズン7ブレイク・ルイス程のヴォイスエフェクトのテクニックはなさそうだし得意な部分とダメダメな部分がはっきりしている。70%Yes。
犬女・・・・超平凡。可もなく不可もなく。50%Yes。
カニスワ・・・・超絶音痴。100%No。
ラテン系ミスフロリダ・・・・ミスフロリダというよりもミススフィンクス。カーラに同意。勇ましすぎる表情やジェスチャーが気になる。ポーラを説得しなくても合格レベルだが、この先を勝ち抜くのは厳しそう。55%Yes。
咳き込む男・・・・超絶音痴2号登場。そして1号2号ともに黒人なのが何気にシュールで笑える。100%No。
谷ナオミ・・・・審査員席では怪しげなパーティーがwwwwそして乱痴気騒ぎなしにはとても聴いていられないほど酷い唄。100%No。
ジャスミン・・・・うまいね。鍛えるとどんどん深みを増しそうな声。先が期待できそう。100%Yes。
見た目アラサー・・・・「妥当な声量」ってwww カーラに同意。何をしに来たんだ?100No。
アンマリー・・・・声を張った時のトーンにハッとする。意外に奥がありそう。94%Yes。
二年連続挑戦・・・・輪郭のしっかりした声。一年間の努力が実を結んだ。嬉しいだろうねえ。92%Yes。
泣き虫マイケル・・・・家族による全面バックアップは却って逆効果だろう。唄もめちゃくちゃ中途半端だけど、それ以上にヘタレすぎる。これじゃあ無理。まずはニートなんかダメ!働け!話はそれからだ!89%No。


そして次はシーズン7デヴィッド・アーチュレッタの故郷ソルトレイクシティー。

デヴィッド・オズモンド・・・・完璧プロ級。オズモンド・ファミリーに生まれて幼い頃からミュージシャンな環境で育って培われた確かな音楽性。血筋もあるだろう。奥さんが美人すぎるのが少しイヤミかw。100%Yes。
死神女・・・・声も死神。聴く者を地獄に突き落とす。100%No。

変な人三連発のあとは

グレッグ・ザ・ラビット・・・・声は悪くないだろ。ウケ狙い丸出しのキャラが嫌われたのか。35%No。
一児の母ジョーダン・・・・個性際立つ声。テクニックもしっかりしてそう。100%Yes。
バツイチマザー・ミーガン・・・・さらなる個性派。裏声を絡ませながら爆発的にはじける不思議な発声法。オリジナリティー抜群。今シーズンの台風の目になりうる期待の逸材。120%Yes。
めげない男・・・・合唱団をかじったようなそんなような・・・・100%No。
学級長オースティン・・・・特性のはっきりした歌手向きの声なので、この先磨けばどんどん伸びそう。この番組でこれから云々は置いといて、この年でこれだけ唄えれば将来はかなり明るい。100%Yes。


180センチ16歳サモアンビューティー・・・・少しシーズン6リサ・タッカーを彷彿とさせる楚々とした美声。100%Yes。
養女ローズ・・・・声のボリュームが出来上がってない。若さを考慮しても、他のコンテスタンツと比べて実力差がありすぎ。ハリウッドでの生き残りは無理だと思う。見た目やキャラクターはとても印象に残るので、タレントや女優の方が向いてると思う。75%Yes。

さて、このエントリーをアップしてから二時間も経たないうちに今日の放送ハリウッド予選が始まるみたいですね。私はそれまでに晩飯を食いますか。


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2009年02月15日

シーズン8 #4 「Week2 Audition Louisville」

二月に入って毎週負けなしだった競馬が今週は昨日今日で大負け・・・・二月分の儲けがぜんぶ吹っ飛んでしまった・・・・やっぱりね・・・好調のあとには不調が来るのに・・・・仕事で疲れ気味で予想にイマイチ気合が入らなかったのを感じてたのに・・・・今日はやめておくべきだった・・・・そんな消耗状態の中で見る今夜のAIは、なんとアメリカ競馬の聖地チャーチルダウンズ競馬場でオーディション開催かよ!

ティファニー・・・・こりゃあひどい。化粧もひどい。ご両親の親馬鹿ぶりにビビった。というか、そんなに娘に期待するなら、せめて発声のトレーニング受けさせてやれよ。100%No。
ジョアナ・パシッティ・・・・声を強く張った時のボイスコントロールの安定感が他の参加者たちとはひと味もふた味も違う。ここらへんがデビュー経験者の確かな実力か。100%Yes。
ビーケアフル・・・・唄いだした初めの方では南部っぽい唄い方で少しいいかなと思ったけど、すぐになんちゃってな実力を露呈。で、審査員の失笑にぶち切れて「帰り道に気をつけろよ!」的な脅し文句を吐いてしまい、険悪な空気の中退場。審査員にマジで喧嘩を売るのは最悪。100%No。
青いシャツの若者・・・・こいつはいい。サザンロック伝統の味わいの中に若者らしい清清しさを持った逸材。本選進出は間違いないと思う。100%Yes。
ピアノプレイヤー・・・・こいつもいい。すごくヒットしそうな声。エリオットに似てるとは思わない。もっとアメリカのメジャー系ポップにうってつけの声。本選進出は当確だろう。100%Yes。
漢字の分類・・・・しかも「みんな一緒に」だと!!!コメディアンが声楽の物真似ネタやってるみたい。100%No。
アレクシス・・・・見かけによらずナチュラルなパワフルボイス。特性のはっきりした声。ランディの言うとおり、可能性を感じさせる。大化けするかもしれない。本選進出の期待を込めて100%Yes。
アーロンWOW・・・・なんで怒鳴りながら唄うんだ??ふつうに唄えばそんな悪くなさそうなのに。52%No。
アメリカの吹石一恵(超劣化版)・・・・本人は真面目に唄っていたのにカーラから受け狙いの冗談だと本気で思われたため泣き出してしまう。そりゃあショックでしょう。でも、確かに歌唱力ゼロ。この子は現実を知るのが遅すぎた。て、よくある光景ですが。100%No。

このあとのラッシュ四連発はそんな悪くないじゃんと思っていたら、そうか合格者たちでしたか。

レニーシャ・ヤング・・・・少しシーズン5パリス・ベネットを思わせる声質。18歳の若さも魅力。100%Yes。

今日は参加者のレベルが高かった。掘り出し物がどっさり。今年のAIはルイビル旋風が吹き荒れるかも。

そして進行役アマゾネスおねえちゃんは昨日と同じ巨乳強調ルック。全国のオヤジども、この喜びを分かち合おうぜ!


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2009年02月14日

シーズン8 #3 「Week2 Audition San Francisco」

今日はバレンタインデーですね。皆様はハッピーにお過ごしでしょうか。私は去年のクリスマス前に手痛い失恋をしたのが尾を引き、アウト・オブ・バレンタインです。まあ、今は競馬が面白すぎるので、別にいいのですが。

タチアナ・・・・笑い声がキモイし蛾みたいな女だからキワモノかと思ったら、結構唄えた。審査員に不評だったのはパンチ不足と古臭いタイプの唄い方だからだろう。53%Yes。

ところで先週も感じたが、エリオットの威勢のいいコメントは思いきり無理がある。しかしその不器用さが彼らしくていい感じ。

変なスーツの男・・・・唄だけ聴くとそんなに悪くないんだけど、唄ってる時の表情が面白すぎるのと、変な癖をつけてすぎて唄うんで落とされたんだろうね。50%No。
子供をダシに使う男・・・・ソフトな声は魅力だけど、変なスーツとの差はそれほどなかったような。イメージが大きく結果を左右したのかもね。51%Yes。
ルービックキューブの男&赤ん坊をポーラに・・・・何しに来たんだコイツらはw 200%No。
直腸アキーラ・・・・上手いようで下手なのってこういうのを言うんだろうなあ。しかも早口でペラペラ言い訳だの何だの喋りすぎ。いろんな意味でシンガーに向いてない。80%No。
合格三連発・・・・最初の男が抜けてたと思う。100%Yes→53%Yes→53%Yes。
首輪サマータイム女・・・・うけた。100%No。
アダム・・・・いいねえ。高域に特徴のある印象に残る声。歌唱力もしっかりしているし、これは期待できそう。100%Yes。
カイ・カラマ・・・・声を強く張った時のコントロールに難を感じたが、力を抜いて唄う時はナット・キング・コールっぽいベルベットボイスな心地よさがある。何よりもお母さんのために頑張ってほしい。80%Yes。

今回はアダムが掘り出し物だったと思う。現時点での本選有力候補筆頭に挙げておこう。

さて今日は、進行役アマゾネスおねえちゃんの巨乳も光った。この路線でガンガン攻めていって貰いたい。


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2009年02月08日

シーズン8 #2 「Week1 Audition Kansas City」

今日、日中の競馬に疲れたあとに、無性にジョン・デンバーを聴きたくなった。そしてCDラックの中を探したが、なぜか見つからない。しばらく探してもダメで、仕方ないのでジェイムス・テイラーを掛けた。JTはJTで大好きなんだけど、今聴きたいジョン・デンバーの叙情系どカントリーとはやっぱり全然ちがう。結局アルバムの二曲目で止めて、じゃあ今度はイーグルスを掛けるかと思ってCDを入れ替えようとした時に、CDプレイヤーの上に何か乗っかっているのを見つけた。オーディオラックの天板とCDプレイヤーとの隙間に手を入れて取り出してみると、それがジョン・デンバーのグレイティストヒッツだった。こうしてやっとジョン・デンバーを掛けた。故郷に帰るみたいなそんな気持ちになれた。日常のせわしさを逃れてゆっくりゆったりと。アナログな声と音の織り成す世界が最高。
で、何曲か掛けた後に今日のAIがスタート。今回はクックの故郷カンザスシティーでの人材発掘。

チェルシー・・・・一度自分の歌声を録音して聴いてみたことないのかなあ。200%No。
日焼けした劣化版ユマ・サーマン20歳・・・・結構唄える。練習を重ねるともっともっと良くなるだろう。83%Yes。
ケイシー・・・・カントリーっぽい発声。しかし喉先だけで唄ってるような感じ。声量ゼロ。現時点ではカラオケレベル。審査員たちの評価が高かったのが意外だった。53%Yes。
ジョシュ・グローバン??・・・・物真似発声のわりには声がでかい。ちゃんと発声すれば相当パワフルな声かもしれない。あと一歩か二歩でケイシーになれたかもね。60%No。

ダメダメ男性落選者を数発挟んだあとに

オーバーザレインボー・・・・いい部分とダメな部分がはっきりしすぎている。いい部分を評価してのハリウッド行きだろう。前途多難。50%Yes。
カストロ弟・・・・パッとしない声。でも下手ではない。唄い始めて20日というのが本当なら素質はあるんだろうけど。なんともいいようがない。64%Yes。

バナナタキシード男のあとは

マイホーム溶接工パパ・・・・訳ありで歌を諦めた経緯を持つだけあって、円熟した巧さ。99%Yes。
オーバーザレインボー2号・・・・問題外。しかもウケないし。200%No。
お祖母ちゃん思いの20歳・・・・大柄な女の子だからそれなりに声量はあるけど、そのサイズから期待する程の声量が無いような。面白さを感じない声。56%Yes。
凸凹姉妹・・・・妹のサポートに専念するいいお姉さんだったね。その妹は結構やれそう。90%Yes。
ちょっとモヒカンな黒人・・・・ソウルフルでいいじゃん。今日の参加者の中では印象に残った。88%Yes。
マーヴィンゲイな音楽教師・・・・白人でこの声のキャラは、シーズン5テイラーとシーズン7デヴィッド・ヘルナンデスの中間を行くみたいな感じか。完成度高い。100%Yes。
アヌープ・ドッグ・・・・シーズン6サンジャヤに続くインド系の新星登場か。期待を込めて100%Yes。
チアガール付きのダサ男・・・・ダサイのに妙に歌が上手いこのギャップがたまらない。かなり気に入った。39%No。
マイケルな音楽教師・・・・20歳で教える立場って早くないか?高い音域だけで唄っていたけど、他の音域はどんな感じなんだろう?目一杯の高域を使っていたのかもしれないけど、やや苦しげな感じが少し気になった。86%Yes。
ナイスワンダー・・・・ミュージシャンの血が流れてる・・・・のか?・・・・200%No。
Very very very very good・・・・ど根性ガエルのヒロシ黒人ヴァージョン登場か。声が好きだ。91%Yes。
ラララララ・・・・ただ裏声を出すだけだったら誰でもできるわけで・・・・200%No。
リル・ラウンズ・・・・生声が凄そう。審査員揃って大絶賛の理由はその辺にあるのかも。ただ今回聴いていて、いまいちマイクに乗らない声のような気がした。今後のマイクを使った審査でどういうパフォーマンスを見せるのかに注目。98%Yes。

ところで、新審査員のカーラて、少しジュリア・ロバーツに似ているような。才色兼備な凄いやつがゴロゴロいるんだなあアメリカって。


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2009年02月07日

シーズン8 #1 「Week1 Audition Philadelphia」

皆様お久しぶりです。今年もこの季節がやってまいりました。
まずは私tsサイモンの近況から。昨今の大不況で私のワープア先では明日をも知れぬ生き残り合戦が展開中。一方プライベートでは楽曲制作が昨年暮れから本格活動開始中。そして競馬の方でも競馬暦15年を経てついに何かを掴みつつあるようでオールシーズン奮闘中。そんな中でもやっぱり今年もAIを見るぞ!
ということで今年は昨年にも増してアバウトにノーリサーチでダラダラと番組レビューを書き散らしますが、もしよろしければお付き合いください。

番組MCが復活ですか。巨乳のオネエチャンですか。ジャリどもよりはいいんじゃないですか。しかしこの女性、番組の雰囲気にまったく馴染まないっぽいんですけど。もっとアメリカンポップスな雰囲気の人を連れて来てくれないかなあ。昔の山本沙由理さんみたいな若い女の人、どっかにいないかなあ?

頭がスズメの巣・・・・カラオケレベル。100%No。
タトゥーがキモいエミリー・・・・上手いけどちょっと唄い方が上品すぎるような。あるいは小さくまとまっちゃってるような。審査員絶賛ほどのインパクトは感じなかった。98%Yes。
涙ぐむバンダナ・・・・バンドも組まないでロックって何考えてんだ。カラオケ文化浸透がこういう勘違いを量産する。しかし女々しい奴だ。200%No。
眉毛が太字マジック・・・・上手い。発声がきれい。100%Yes。
顔が挙動不審マイケル・・・・唄も挙動不審。しかも女性歌手の歌ばかり選んで。しかし鼻から下はロビン・ウィリアムス。200%No。

ところで、ブレイクタイムのAmerican Vocalistsというミニコーナーが、なかなかよい。エリック・マーティン、しぶい。
ゴーウィンノーウェーからの挙動不審三連発を間に挟んだあとに再開

X-レイ・・・・こいつは悪くないぜ。この声、結構好きだぜ。審査員全員ノーってどうして?65%Yes。
16歳アリアナ・・・・対照的になんでこの子が全員Yesなのか意味不明。確かにクリアな声。しかしかなり凡庸だと思う。如何にもハリウッドで篩い落とされそう。80%Yes。
おっかない声・・・・この声がちゃんと発声練習したらどんな声になるのか凄く興味ある。ルー・ロウルズとか?しかしこの人は音階の高低を全く付けられない人なので、どうやったって無理か。200%No。
ピンクの麦藁帽子16歳・・・・まったく発声の練習不足。でも若いからこれからどんどん練習すればいいんじゃない。曲作る子なら面白いし、私は落としたくなかった。そんな期待を込めて43%Yes。
スティヴィー・ライト16歳・・・・カーラのコメントに全く同意。声量豊か。そしていい意味で未開発。相当な伸び白を期待できそう。100%Yes。
世界で五番目に危険な職業の男・・・・前シーズンにこういうタイプの人がいたような。Top24突入後消えちゃった大柄な白人ソウルマン、名前なんだったっけ?100%Yes。
日サロ水着カトリーナ・・・・格好はアレだけど、唄は無難に上手い。80%Yes。しかしオーデイョン出場者よりも圧倒的にカーラの唄が上手いところに、改めてプロの凄さを感じた。
チョコの海岸物語・・・・どうにもならん。しかし不合格なら車買ってくれるって、なんなの?あと、小汚いタトゥーを入れた参加者が多くてウンザリ。日本の伝統文化入れ墨をなめんなよ。200%No。
サイミー・・・・そんなに下手じゃない。ちゃんと練習すればいけるかもよ。ハリウッド通過させたのはその辺を見込んでのものだろう。79%Yes.
金髪ドックオヴザベイ・・・・ブルースっぽいカントリー/ロックが嵌りそうな声。こういうキャラは結構好き。しかも美人。100%Yes。
ホラーな17歳・・・・しなやかな歌声。どういう風に発展していくか想像できない面白さを感じさせる素材。あと、やはりポップ・シンガーにとって若さは強力な武器。可能性云々だけではなくて、音楽性も決定づける。100%Yes。
ランディとハモった少年・・・・上手いような下手なような。クレイ・エイケンの物まねっぽいところもあるような。68%Yes。
飛び級スコット・・・・何か特別なものを持っているね。この先のパフォーマンスが楽しみ。100%Yes。

やっぱり毎年恒例面白人間ウオッチングな地区予選。そしてやっぱりダイヤの原石を発掘する楽しさ。AIファーストステージ今年も開始。Yeaaaaaaaah!


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2008年09月17日

9月16日 The Troubadours 個人的な衝撃

二年半くらい前、私が常連だったUK母体のネットコミュニティで、彼らを初めて知った。彼らはフォーラム(日本式に言うBBSや掲示板)のレビュー(評論)のカテゴリーに、自分達のマイスペースのリンクを貼って、「曲や演奏について何か意見ください」って書き込んできた。若いのに、ずいぶんノスタルジーを感じさせるメロディーを作るので、かなり印象に残っていた。私はその時、「演奏は少しタルいけど(特にギター)、ジグソーを思い起こさせる70sな音楽性が大好きだ。際立つものを持っている。そのうちブレイクするかも!行けー!燃えろー!気合だー!Yeaaaaaaaaah!」みたいな事を書いた。その後、私は自分のLive365のネットラジオch(今はもう消滅)でも彼らの曲を流した。聴けば聴くほどメロディーに引き込まれた。
とはいうものの、私はそのラジオチャンネルは一年以上前に手放したし、それ以降は彼らのことはすっかり忘れていた。

ところが、このまえの日曜日にMTVを見ていたら、British Anthems vol.6のCM告知が流れて、そのブッキングされたバンドの中に、見覚えのある名前があった。’The Troubadours’・・・・これ、あいつらじゃないか???PCを立ち上げて’Troubadours British Anthems’でググってみた。そしたら・・・・本当にあいつらだった。他の検索結果も追ってみると、こいつらはSummer Sonic 08にも出演していた。い、いつのまに、こんな凄くなっちゃったの?ポール・ウェラーが個人的に自分のツアーのヘッドライナーを頼みに行き、彼をして「英国伝統メロディの至宝だ」と言わしめたそうじゃないか。メジャーデビューも果たしてるし。ロッキング・オンのインタビューも受けちゃってるし。FM各局でヘビロテされてるらしいし。もう、すっかりスターになっちゃってる。

かつては自分と近いポジションにいたと思ってたやつが、瞬く間に雲の上に行っちゃった。で、一方の私はというと、変わりなく底辺をウロウロしているから、正直くやしくてしょうがないのである。
といっても、私はバンドマンを目指してるわけじゃないし、ネットで一時期交流しただけの相手だし、向こうも私のことはとっくに忘れてるだろうし、比較する必要もないのだが(←ここがDavid Choiの時とは違う部分) 今現在の私のいる状況とあまりにも差がありすぎるから、やっぱり悔しいんだよな。
若い頃とは違い、もう私は世界中に名前を知られたいわけではない。とにかく、今よりもずっとずっとマシになりたい。今が最低すぎるから、今よりは絶対にマシになれるはずなのに、それすらできない自分自身が腹立たしい。
強烈に発破を掛けられた日曜日でした。只今テンパってます。

British Anthems vol.6は11月16日に東京の新木馬で行われる。The Troubadoursはそれ以外にも何箇所かをミニ・ツアーする。さて、私は行くのかというと、行かない。ステージを見ているあいだじゅう悔しさと葛藤している自分が眼に見えるようだ。そんな体に毒な事はできません。
ですが皆さん、興味ある方はぜひ行ってみてはどうでしょうか。70s80sの香りプンプンでメロディリアスな音楽性なので、このブログを読んでいる皆様へのヒット指数が結構高いかも。

The Troubadours マイスペース
The Troubadours YouTube

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2008年09月11日

9月11日 サンジャヤも9月生まれかー

今日もAmerican Idol Newsから。
2007年のシーズン6で、インパクトだけなら間違いなく参加者中No.1だったサンジャヤ君の誕生日が9月10日だったのかー。そういえばそうかも。よくいえばナイーヴ悪くいえば神経質な乙女座っていうのに当てはまるかも。ついでにA型だったら私といっしょになってしまい、神経質に輪が掛かって誠にご愁傷様です・・・・なわけだけど、たぶんB型ではないのだろうか。なんとなく。
審査員達にはさんざんな言われ様だったし、実際歌唱力が抜群とは言い難かったけど、声に独特の強烈な魅力があった事は、番組レビューの中で再三私はプッシュしてきたところです。レイフ・ギャレットがトップアイドルだったあの時代ならば(ってどの時代かというと、1970年代末か1980年代初頭かな?たしか)、サンジャヤはきっとヒット連発でポップス史に名前を刻んだことでしょう。いや、やたら下手だったレイフ・ギャレットよりはサンジャヤの方が数十倍は唄がうまいので、ショーン・キャシディのようになっていたでしょう (Da Doo Ron Ron →That's Rock and Roll→Hey Deanieの大ヒット三連発は凄かったなあ・・・・二曲目と三曲目を書いていたエリック・カルメンも最高だった!)
女の子オーディアンスを興奮のあまり泣きじゃくらせてしまう程の煌めくスター性を発揮していたサンジャヤは、トップ7で番組を去った後も、いろいろなメディア出演があったようです。この一年くらいの間にお姉さんのシャマリイと一緒にLAに引っ越したので、サンジャヤ君の芸能活動が本格化するか、今後が注目です。
ところで、半年くらい前にサンジャヤがホストを務めていたTV Guide チャンネルの番組「Where Are They Now」のプロモ動画(←クリック!)がAIサイトに置いてあったのですが、これが結構ビビッと来ました。AI出身者の近況をレポする番組なのですが、最近のヘイリーやアントネラ、ラキーシャなんかがバーッと立て続けに出てくると、なんかすごく嬉しくなってしまいました。

posted by tsサイモン at 21:14| Comment(4) | TrackBack(0) | ダラダラ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月09日

9月9日 生まれた月ってわけで

去る9月某日、運転免許の更新に行って参りました。ゴールド免許なので、5年に一度の更新。前回の更新は2003年でした。ちょうどその頃は、勤めていた会社を辞めて暫くのあいだ失業保険で賄いながら、曲を書きまくっていました。ネット・コミュニティでUSAやUKの人々と曲の共作を始めたのが、会社辞めてからなんですよね。もの凄い不安と底知れぬワクワク感が同居していた時期。会社を辞めた後に素晴らしいものと出会ってしまうっていうのが、人生なんですかね。何もかも全てうまくはいかないんだけど、何もかも全てダメダメっていうわけでもない。ちょっとだけ楽しい。そのちょっとだけの楽しさが大切なんですかね。
で、このところ私は日本語の曲ばかり作っているんですけど、相変わらずそれはやってます。その一方で、再び英語の曲をアメリカ人の作詞で作ってます。今作っている曲は、ナッシュビルへ行って録音したいねー・・・・と共作者のアメリカ人と語っています。メリンダみたいなものすげぇ歌手がゴロゴロしてそうで、やっぱり憧れますね・・・・
しかし、ますは金が無くちゃね・・・・貯めなくちゃね・・・・ビデオなんか余裕で買えるくらいじゃなくちゃね・・・・という声がどこからか聞こえてきそうな秋の夜更けに、American Idol Newsをしばらくぶりに覗いたら、目に留まった記事はエース・ヤングのブロードウェイ・デビュー。巷でよく囁かれる「ブロードウェイ=AI出身者の墓場」説が説得力がないとは決して言えないだけに、少し寂しさを感じてしまうニュースであります。
エースはHalf & HalfやBonesといった人気TVコメディにゲスト出演してることもあるから、これがきっかけで演技開眼???というだったらそれはそれで大変喜ばしい事なのですが、制作費を折半して作った入魂のデビューアルバムの売り上げ低調がエースにブロードウェイを選択させてるとしたら、やっぱり寂しいなあ・・・・
でも、これが人生なんだよなあ・・・・という最初の話に戻って、めでたしめでたし!
posted by tsサイモン at 00:37| Comment(2) | TrackBack(0) | ダラダラ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月04日

ケリー・ピックラーの新曲「Don't You Know You're Beautiful」&デヴィッド・アーチュレッタの 新曲「Crush」

日中の燃えたぎる太陽に容赦なく照りつけられたアスファルトが未だ冷めやらぬ宵の口。ここはヒートアイランド。高層ビルという椰子の木に囲まれたヴァーチャルタヒチ。抜けるような青空をすっぽり覆う排出ガスはどこまでも澱み、サンゴ礁の上は不法投棄ゴミで埋め尽くされ、チョウショウバトは一羽残らずカラスの群れによって淘汰され、美しきポリネシア民謡は絶え間ない騒音の中に掻き消される。およそリゾートとはかけ離れた東国の羅苦園。この偽りの楽園の中に、ある日それは起きた。誰もが夢見ていた真の楽園が現れた。七坪の奇跡、それが喫茶デヴィッド・クック。

「クッククック、クッククック」
「なんですか,ダンナ?」
「青いトーリー」
「・・・・ダンナ?・・・・」
「桜田淳子かよ!」



「ひとりで何をやってるんですか!」
「こう暑いと、もう頭の中がピーマンだよ」
「ことごとく古いですねえ」
「いいじゃないの 幸せならば」
「佐良直美ですね」



「九津駆、おまえも古いなあ・・・・昭和一ケタか?」
「私は26歳です」
「はっはっは、わかってるよ。相変わらずおまえの守備範囲の広さには恐れ入るよ」
九津駆は左衛門の右手を見た。小指に巻かれた包帯が取れていた。
「ダンナ、傷は治ったんですか?」
「ああ、先週末に抜糸してな。そのあと今週はずっと工場が夏休みで俺はゆるゆる過ごしてた。おかげで傷口を刺激しないでいれたから、もうほとんど塞がってきたよ」
そう言って左衛門は右手小指を頭の高さまで揚げて、九津駆の前にかざして見せた。バラ線状だった縫い目が綺麗な一本の線へと変わっていた。そしてその線を赤みがかった皮膜が覆っていた。いずれこの皮膜が普通の皮膚に同化しはじめると、縫い傷の痕跡がだんだん薄くなっていくのだろう。
「ダンナ、年のわりに回復が早いですねえ」
「そうだな。自分でも驚いている。まるでガメラだな」



「ガメラ、ですか?」
「ギャオスの超音波光線をまともに喰らって大負傷した時に、ガメラは深海の底でじっとしてるんだ。すると、傷口がみるみる塞がっていくのだ。恐るべき回復力。」
「じゃあ、ダンナは大怪獣なんですか」
「なんか悪者みたいに言うな・・・・ガメラが悪者扱いされたのは、第一作目「大怪獣ガメラ」の時だけだ。「ガメラ対ギャオス」の頃は、ガメラはもう悪玉ギャオスに立ち向かう立派な正義の味方なのだ」
「昭和40年代に子供時代を過ごした人たちしか、その話わからないですよ」
「いまだにCDもMP3も断固拒否でビニール盤とカセットテープしか掛けないレトロ小僧のお前が何を言ってるんだ。去年なんかケリー・ピックラーのアルバム「Small Town Girl」が凄くいいんですーて言いながら、わざわざCDからテープにダビングしてからお店で聴かせてたじゃないか。」



「そういえばケリーちゃん、新曲を出したみたいですよ。Don't You Know You're Beautifulていう曲です。9月30日発売予定の2stアルバムからの1stシングルです」
「お、もうそんな時期か。そういえば、80万枚を売り上げた前作から早一年だもんなあ。で、どんな感じだった?」
「ダンナもいっしょに聴きましょうよ」
といって、九津駆は彼の持っている唯一のコンピューター、Macのカラークラシックのブラウザを開いて、ダイヤルアップ接続でMySpaceのKelie Piclerプロフィールに繋いだ。(←クリック!)
「・・・・九津駆・・・・バッファしっぱなしで曲が全然読み込まれないぞ」
「しかたないですよ。ダイアルアップですから時間が掛かるんです」
「これじゃ、読み込まれた後も再生中に音が途切れまくるぜ。まともに聴けないのが見え見えだぞ」
「わかりました。じゃあ、ついこのあいだamazon.comからダウンロードしたやつを掛けましょう」
「なんだ、最初からそれを言えよ」
「でも、まだMP3のままで、カセットにダビングしてないんですよ。ちょっと待っててくださいね」
九津駆は厨房の奥へ行った。隅の壁際には約30cm四方のチェスト・ラックが収まっていた。その上に古めかしい黒のダイヤル式固定電話が置いてあった。九津駆はそれに手を伸ばす。そして阿智湯烈太に電話を掛けた。烈太は九津駆の弟分で、高校生のくせにちょくちょく店に出入りしている。九津駆の持っているMP3は、全て烈太のVista PCにストックしてあるのだ。九津駆は自分の超旧式の機種や接続環境ではMP3を聴いたりダウンロードしたりができないので、欲しいMP3がある時は烈太に代金を渡して代わりに買ってもらう。そうしてダウンロードしたあと、烈太はそれを全てCD-Rに焼く。そのあと九津駆に届けるのだ。こんな傍から見ると実に面倒くさい用事を、烈太は文句一つ言わずにやってくれる。九津駆と烈太の仲の良さを表すエピソードである。
そんな仲良しの二人の通話が終わった。電話中に切断したkellie Piackler MySpaceへのダイアルアップ接続を、通話終了後に再び再開した。カラークラシックは懲りずに新曲をバッファし続けていたが、ストリームが始まる気配が全くない。その間に九津駆と左衛門の話題はガメラに戻っていた。ガメラの最強相手は誰だ?というテーマに対して、左衛門はギャオスを相手にしなかった大悪獣ギロンであろうという説を主張した。一方の九津駆は異論を唱えた。死んでも死んでも何度でも復活したギャオスこそ最強だという説だ。しかし実のところ、九津駆はギャオスを高く評価するというよりも、ギロンを嫌いなのだった。料理人にとって神聖なる包丁を茶化したようなギロンの頭が、厨房に立つ人間の端くれとして九津駆はどうしても許せないのだった。




こうしてガメラ談義に15分余りも費やした頃、出入り口に人の気配がした。まもなく、赤と緑を基調にしたアールデコ模様のステンドグラスがはまったドアが開かれた。
「Hey guys!」
あどけなさの残る照れ笑いをいつものように携えて、烈太が立っていた。汗ばんだ彼の右手には焼きたてのホヤホヤのCD-Rが握りしめられていた。
「烈太くん、いつもどうもありがとう!」
「No problem Cooky!」
烈太は名前こそ完璧な日本人ではあるが(この点に関してはあえて異論を認めない)、日本・アメリカ・スペインの血が混じったクオーターである。そして、生まれてからずっとアメリカのフロリダ州マイアミで育った。日本に来たのは、ほんの一年前である。だから日本語はまだまだ片言に近い。しょっちゅう英語を混じえての会話になってしまう。
烈太が九津駆の事をCookyと呼んでいるのも、九津駆のあだ名「クック=Cook」がアメリカではよくCookyと呼ばれるらしいからだ。日本になかなか慣れず、何から何までアメリカ流を引きずったままの烈太をいつも九津駆は心配そうに見守るのだ。まさに弟分である。
「クッキークッキーって、カントリーマアムかよ!」
「ダンナ、またその突っ込みですか」
「Hey Simon, what's up?」
「もー、烈太よ、また英語みたいに発音しとるなあ。俺の名前はサイモンじゃなくてサエモンて発音するんだけど・・・・ま、いいか。」
「I'm sorry Simon! ゴメンナサイ!・・・・で合ってるOK?」
「OKもホーケイ!ところで烈太、ホーケイって言葉、知ってるか?」
「ダンナ、変な言葉教えないでください。」
「変な言葉じゃないだろ。もし烈太が未だホーケイだったらどうするんだよ。男として重大な問題だぞ。」
「ダンナ、烈太くんはアメリカ生まれですから、たぶん割礼やってますよ。」
「割礼って、生後すぐ男の何の何を少しちょんぎるアレか?」
「そうですダンナ。ですからある意味、烈太くんは一人前の男です」
「な、なに・・・・烈太は・・・・そうだったのか・・・・俺はこの年でカセイ人なのに・・・・ちょっと鬱だ・・・・」
「Hey Simon, you look unhappy. What's the matter? ドウカシマシタカ・・・・で合ってるOK? 」
「烈太、参った!俺の負けだ!」
「ダンナ、日本人の男性の60〜70%が仮性包茎だっていうじゃないですか。心配ありませんよ。」
「・・・・九津駆・・・・おまえ、日本男児を馬鹿にしてるな・・・・」
「ダンナ、何を言ってるんですか。そんなわけないですよ」
「黙れ九津駆!」
激高した左衛門がカウンターから立ち上がろうとしたその時、おもむろに烈太が危うい日本語の発音で唄いだした。
「ケンカヲヤメテー フタリヲトメテー ワタシーノタメーニー アラソーワナイーデー」
「烈太・・・・素晴らしい歌声だ・・・・俺は癒された・・・・」
「ダンナ、何か忘れてますよ」
「(・・・・あ、そうか・・・・)河合奈保子かよ!」

九津駆の好フォローもあって左衛門が鮮やかに突っ込みを決めた後、店内にアップテンポなカントリーの調べが鳴り響いた。
「おお、これがケリー・ピックラーの新曲かあ・・・・サビのところで変な訛りみたいの付けて発音してるのが可愛いねえ。これって、ケリーのアイディアかなあ?」
「そうかもしれませんね。今回リリースする2ndでは何曲かケリーが曲作りに加わっているそうですよ。1stがシーズン5のTop10ツアーの最中に合間を縫ってレコーディングが行われたので、忙しいの慣れないのでケリーは言われるままの受身状態だったそうです。しかし今回の2ndは制作開始当初から、曲作りはもちろんアレンジや選曲等のアルバム作りに関する重要な作業全てにケリーが係わっているそうです。だからこそアルバムタイトルがズバリ「Kellie Pickler」なんでしょうね」
「そうなのか。これが本当の私よ!て感じなんだろうね。プロデュースは誰なんだい?」
「クリス・リンゼイです。グラミー・ノミネーションの経験もある実力派ソングライターで、ローンスター、マルティナ・マクブライド、ファイス・ヒル、キャリー・アンダーウッド等に曲を提供しているんですけど、プロデューサーとしてもグラミー以外の賞での受賞暦があります。ナッシュビルではかなり知られたソングライター/プロデューサーですよ」
「そうかー・・・・ケリーちゃん、勝負だね!前作に続きいいアルバムが期待できそうだ。行け行けケリー!」
九津駆と左衛門はケリー談義で盛り上がりながらリピート・ポジションでDon't You Know You're Beautifulを何回か再生した後、止めた。そして九津駆が1stでも掛けましょうとカウンター正面のカセットラックに向かったその時に、空間を清々しさで満たすような歌声が再び聴こえた。烈太が何か唄っているのだ。
「ゴーイン マイ ウェーイエーイエイーエイエー」
「ん・・・・聴きなれない曲だな・・・・」
「ダンナ、これはデヴィッド・アーチュレッタの新曲「Crush」ですよ」(下の画像をクリック→表示されたサイトのClick To Listen! をクリックすると聴けます。その他、インタビュー音源&映像とお楽しみ満載のサイトなので、ぜひチェックです!

「えっ、アーチーの新曲が、もう出たのか?」
「はい。アメリカで8月1日(米時間)にラジオ解禁したそうです。ダウンロード販売が始まるのは8月12日の予定です。」
「おお、そうか、買え九津駆。いや、烈太に頼むのか。烈太、九津駆のために買ってくれー」
「No problem Simon. I'll buy the song for Cooky. ガッテンデス・・・・で合ってるOK?」
「烈太・・・・粋な言葉を覚えたじゃないか・・・・よっしゃ、とにかく、「Crush」発売までは烈太の唄で楽しむ事にしよう。烈太、しかしおまえは本当に唄が上手いなー。スター誕生に出たらどうだ?」
「スタータンジョウ・・・・デスカ・・・・What's this?」
突っ込みが空振りに終わり、左衛門は悔しそうな顔をした。そしてなだめるように九津駆が口を開いた。
「ダンナ、こんな若い子がスター誕生なんて知ってるわけありませんよ」
「なに?クッククックの桜田淳子の他にも山口百恵やピンクレディーや石野真子を生んだ昭和の偉大なる歌謡オーディション番組、スター誕生を知らないっていうのか?」
「だからこそ知らないんですよ。せめてASAYANくらいにしておかないと」
「そうか・・・・俺がうかつだった・・・・まだまだ勉強が足りないな」
「ダンナ・・・・何がやりたいんですか?」
「決まってるだろ、九津駆と組んで漫才コンビを結成して一儲けするんだ。一緒にお笑いスター誕生に出ような!」
「だから、もうやってませんって!・・・・それに・・・・私はオーディション番組への出場には全く興味が無いんですよ。昔からね。」
「そうだったな・・・・そういう浮ついたところがないのが、九津駆のいいところなんだよな」
「ダンナ・・・・今日のダンナはちょっと違いますね」
「違う 違う そうじゃ そうじゃない」
「なんですか、それは?」
「鈴木雅之かよ!」
「ダンナ・・・・やっぱりいつもとおんなじですね」

posted by tsサイモン at 00:47| Comment(3) | TrackBack(1) | 喫茶デヴィッド・クック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月22日

エース・ヤングがデビューアルバム「Ace Young」をリリース!

都会の喧騒を逃れるように、ひっそりと佇む一軒の店がある。20数年前に最新鋭のカフェバーとして賑わったが年と共に寂れ客足が遠のき廃屋同然となったこの店を、アメリカ人店主から引き取って見事に再生させたのが、オクラホマ州タルサからやって来た日系人バーテンダーのデヴィッド九津駆だ。彼は80年代の雰囲気を尊重しながら小洒落たカフェに改造した。古さと新しさが絶妙にブレンドされた内装とテキサス仕込みの絶品のカクテルとアメリカンコーヒー、そして九津駆の温かくフレンドリーな人柄を求めて、今宵も喫茶デヴィッド・クックに人々が集まるのだ。

午後10時。ここはヒートアイランドのナイトシェルター。またの名を喫茶デヴィッド・クック。カウンターにはいつもの風景。白髪混じりのお客が一人。手伊江須左衛門。音楽好きの工員だ。今日の彼はいつもとちょっと違う。右手の小指に包帯が巻かれていた。ギブスのようにカチカチに固定されていた。
「しかしダンナも災難でしたねえ。仕事中に怪我ですか」
「参ったよ。機械部品のエッジに小指を引っ掛けたまま、その部品が勢いよく滑り落ちたと思ったら、小指の第一関節から第二関節にかけて切れ目がスパッと。マズイっと思ったけど後の祭り。血がドバッと。すぐに病院に行って、五針縫った」
「痛そうですね・・・・気をつけてくださいよ」
「寝不足なのもマズかったんだろうね。前の日の深夜に野茂の引退ニュースを聞いて、胸にこみ上げるものがあって眠れなくなってさ、ほとんど眠らずにそのまま出勤したんだ。やっぱりボーっとしてたのかもしれない」
「手先を使う仕事なのに、厄介じゃないですか」
「手先も水も使うし、だけど右手の小指を動かせないし刺激できないし濡らせないし、まったく弱っちまったよ。傷がふさがるまで二週間は掛かるってさ・・・・」
「ダンナ、夏休みはいつからでしたっけ?」
「今度の週末から再来週の週末までの九日間」
「じゃあ、明日の火曜日からの四日間をうまく切り抜ければ、次の九日間を治療に専念できますね」
「そう。問題は今週四日間だあ・・・・でもさ、そのあとのせっかくの夏休みを家に篭って安静ていうのは、悲しいなあ・・・・」
九津駆はナカミチのカセットデッキのストップボタンを押した。そしてカセットテープを入れ替えた。ライオネル・リッチーの「Hello」から、ZZ Topの「Sharp Dressed Man」にチェンジ。
そしてBGMに吊られるように、左衛門の口調が少し明るくなった。
「ところでさ、パリス・ベネットがこの秋の10月にお母ちゃんになるらしいよ。おめでた」
「え、あのプリンセスP がですか?あの娘いくつでしたっけ?」
「今年20歳だって」
「へえ、あの少女も成人したんですか・・・・あれから三年も経ったんですねえ・・・・お相手は誰なんですか?」
「それについてはいっさい伏せてあるんだって。プライベイトを守りたいんだろうねえ」
「いわゆる芸能人とは違うスタンスですねえ」
「デビュー・アルバムを地元のインディーズからリリースしてマイペースを貫くパリスらしいよね」
「パリスはシーズン5の5位でしたよね。あの頃は熱かった・・・・American Idolの日本初上陸でしたしねえ」
「あれ?マスターはその頃オクラホマでバーテンダーやってたんじゃなかったっけ?」
「いや、ダンナがしょっちゅう言ってるじゃないですか。シーズン5は輝いてたって。テイラー最高だって。ハッハッハー」
「なんだ、その怪しい笑い方は。おまえ、何か隠してないか?」
「なーにを言ってるんですか、ダ・ン・ナ!ホッホッホー!」
「ますます怪しいぞ・・・・あんた、いったい何者だー!」
「日系一世デヴィッド九津駆26歳あるよー、はい、これホント!」
「クイズホントにホント?の佐野浅夫かよ!」
「そんなの古すぎて誰もわかりませんよ」
「君が振ったんだろ!」
「ま、いいじゃないですか。パリスはおめでた、エースはアルバム発表でシーズン5出身者が頑張ってます」
「おっ、エースがアルバム?」
「ダンナ、知らないんですか?7月15日にデビュー・アルバム「Ace Young」をリリースしたんですよ」



「へえ・・・・エース、グアムかどっかでSM女王様みたいなMCの番組で若い女の子相手に恋の悩み相談をしながら、ちゃんとやることやってたんだね・・・・」
「ロス、ニューヨーク、フロリダ、ナッシュビル、スウェーデン・ストックホルムのスタジオを渡り歩いて16ヶ月間を費やしてレコーディングしたそうです」
「大作やなあ・・・・スタッフはどんな人たちなの?」
「これが錚々たるメンバーですよ。主な作家陣にデスモンド・チャイルドとダイアン・ウォーレン、そしてアンドレアス・カールソン」
「なに?1970年代〜1990年代にきらめいたウルトラ・ビッグ・ネームじゃないか。Living On A PrayerやI Don't Want to Miss a Thingみたいな超名曲が飛び出すかもしれないぞ!」
「アルバム収録全11曲中、7曲をエースが彼らビッグネームと共作してるそうです」
「そうかー。そういえばエースはクリス・ドートリーと一緒にIt's Not Overを書いて、2007年のグラミー賞ベスト・ロック・ソングへのノミネート経験もあるし、ソングライターとしての実績もなかなかなんだよなあ。そんな彼がビッグネーム達との共作って期待できそうだね」
「デスモンド・チャイルドはエースとアルバム制作費を折半して共同プロデュース&制作総指揮も兼ねているそうですよ」
「デス・チャ、気合入ってるなあ」
「それだけではありません。ダイアン・ウォーレンが提供したYou Redeem Meというアルバム冒頭を飾る曲は、元々レニー・クラヴィッツのために書かれた曲だそうです」
「え、レニクラ用の曲をエースが唄う?そりゃあまた興味深々だぞ!」
「エース曰く、「レニクラがこれを聴いたらきっと気に入って、俺のカバーをやっちゃうかもよ」だそうです」
「なんと、やる気満々だね。今度のエースはちょっと違うぞ!」
「意気込みが凄いですよね」
「よっしゃ、俺はエースの心意気を買おうじゃないか!マスター、早速アマゾンに注文だー!自慢のJBL#4320でガンガン掛けてくれよー!」
「ダンナ、了解しました!」
「しかし輸入盤かあ・・・・待つのが辛いなあ・・・・」
「ダンナ、エースのMySpaceで2,3曲ならフル視聴できますよ
「おお、それだそれだ!早速JBLで朝までナイトフィーバーだ!Yeaaaaaaaah!」
「ダンナ、安静にしてないと怪我が治りませんよ・・・・」
「Woohoo! Thank God It's Friday!」
「ダンナ、今日は月曜日ですよ・・・・(それにそのネタ、古すぎて読んでる人たち解りませんよ・・・・)」


posted by tsサイモン at 02:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 喫茶デヴィッド・クック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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