2008年07月06日

シーズン7 #42「Week 19 Final part2 Winner」

決勝ステージが日本で放送されてからはや二週間が経ってしまいました。もう7月。夏の日差しが照りつける今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
完璧にタイミングを逸した感がありますが、来年1月までの長いオフシーズンを過ごすための、ある意味ひとつの方法かも!と考えてみよう!Yeaaaaaaaaah!

大観衆の集まる決勝会場のノキア・シアターは凄い盛り上がり。歓声の大きさが例年以上のせいか、よけいに盛り上がって見える。
最初のゲストはピトカ。誰、この人?コメディ俳優か?検索してもジョー・ピトカっていう別人しか出てこない。アメリカでは有名なんだろうが、謎のインド人や・・・・
で、次にThe Love Guruで検索してみたら、なんだ、、マイク・マイヤーズじゃねぇかよ!マジでインド人だと思った。やっぱりこのオッサン最高や!それにしてもクックとアーチュレッタの凸凹コンビが絵になるのー。

デヴィッド&デヴィッド・・・・Heroを唄う。このコンビ、凄くいいね。声のキャラが全然違ってそれぞれを引き立てあっている。ソロでデビューもいいが、デュオでデビューもすごく魅力あると思う。
シール&サイーシャ・・・・Waiting for Youを唄った。このパフォーマンス、キーをシールに合わせていたので、サイーシャにとっては低めいっぱいの音域。それでも崩れずにこなしていたサイーシャに感心。
ジェイソン・・・・Hallelujahか。この男、アコースティックなら絶対成功すると思う。ジェイソン独特の説得力があるんだよね。
ドナ・サマー&Top 6 Girls・・・・She Works Hard for the Money〜Hot Stuff〜Stamp Your Feet ブルックのステップのぎこちなさがキュート。そこそこはまったクリスティン、少しシャープ気味のカーリー、無理やりアマンダ、存在感の薄いレイミエル。そしてドナ・サマーの登場。Stamp Your Feetを唄う。
ドナ・サマー&サイーシャ・・・・Last Dance  ドナ・サマーの超美声ここにあり。この人は、70〜80年代に活躍した黒人シンガーの中でも屈指の歌唱力を誇ると思うんだけど、最後の完璧な裏声といい、やっぱ凄い。そんな中で途中絡んだサイーシャも素晴らしかった。ポップよりな黒人ヴォイスが光っていたし、今シーズン3位は至極妥当な結果だと再確認。
マイケル&カーリー・・・・The Letter ブログコメントのレスでも書いたとおり、このResult Showを通してマイケル・ジョーンズが光っていた。そしてカーリーとのデュエットは、ふたりの最高傑作。マイケルが脱落した時にカーリーがすごく寂しがっていたけど、このふたり本当にウマが合うんだなあ。声のキャラ的にも、尖って硬いカーリーと柔らかいマイケルは互いを補い合いながらとてもよく混ざり合う。最高のコンビだ。ぜひ、デュエットで売り出すべきだ。私は、絶対CD買うよ。
ブライアン・アダムス&Top 6 Boys・・・・Summer Of '69HeavenをBoys オンリーで唄う。Summer Of '69ではマイケル・ジョーンズが抜群。Heavenでは一瞬誰が唄っているのかと思ったくらいクックがよかった。そのあとI Though I'd Seen Everythingでブライアン・アダムスが登場。Somebodyも唄って最高に盛り上がる。私はこの曲のAメロが大好きだ。メジャーコードで始まって最後にマイナーコードに変わるところで泣ける。最近のブライアン・アダムスは、アコギ一本でイベントに出てくる事が結構多いみたいで、まだまだ現役。あの声は健在。
グラハム・ナッシュ&ブルック・・・・Teach Your Children  はまりすぎ。ブルックはこの路線をやらせれば最強クラスでしょう。AIによって彼女が発掘された意義は大きいかもしれない。アコースティック系シンガーソングライターのタレントを本格的に番組に引き寄せた楽器演奏OKの新ルール。クックのようなバンドマン的アプローチが新風を吹き込んだのも新ルールの功績だろう。ジェイソンが生き生きやれたのもこのルールあってのこと。シーズン7が番組のターニング・ポイントとなったに違いない。
ZZ トップ&クック・・・・Sharp Dressed Man 元祖ハルク・ホーガンと言われている(私がそう思っているだけだが)動く置物ZZ トップが登場だ!懐かしい!めちゃソリッドなサザン・ロックを奏でる凄腕ライブ・バンドとして一世を風靡した彼らが登場だ!クックのリクエストかな?しぶいぜ船長!はまってたしね!
ワン・リパブリック&アーチュレッタ・・・・Apologize ワン・リパブリックのヴォーカルの出だしがやたら荒っぽくて、対照的にAメロ二回目で登場のアーチュレッタがやたら落ち着いてきっちり唄いだしたので、本家が負けてるじゃん・・・・と思ってしまった。しかし後半からしっかり盛り返してきたのが、やっぱりプロでした!
ジョーダン・スパークス・・・・One Step at a Time やっぱりこの子、唄はうまいね。若さと上手さ成長力のバランスを考えると、メリンダ脱落でジョーダンが優勝したシーズン6の視聴者の選択は間違ってなかったかもしれない・・・・と今になって思える。
グラディス・ナイト&変なピップス・・・・Midnight Train To Georgia  シルエットバックの始まりは何気なく見ていたが、照明が当たると後ろの三人が何か変だ。動き出したら、いよいよ変だ。よーく見てみたら、なんだ、いつものお茶目なあいつらだった!ジャック・ブラック、ベン・スティラー、ロバート・ダウニー・Jrの懲りない面々であった。私は、そんなおまえらが大好きだぜ!
シーズン7地区予選ベスト・オブ・変なやつ・・・・I Am Your Brother  あれから数ヶ月を経ても、この男はとうとうAメロもBメロも作らなかった。マーチングバンドとチア・リーダー達をバックに従えサビだけのエンドレス・リフレインが醸し出す明るくも狂気な世界に、貴方も身を委ねてみないか?・・・・
いやだよ!
キャリー・アンダーウッド・・・・Last Name  AIイベント常連のシーズン4優勝者キャリーは、どちらかというとバラード系なイメージが強いが、この曲ではパンチの効いたブルージーなロック・ヴォーカル。カントリー系シンガーの定番テイストではあるが、見事にこなすキャリーは凄い。脚線美も凄い。惚れた。
Top 12・・・・Faith, Father Figure, Freedom! '90とジョージ・マイケルのヒット・メドレーを聴きながら、いつジョージ・マイケルが登場するんだ?それとも現れないのか???なんて引っ張られてると、ついに本人登場!
ジョージ・マイケル・・・・Praying For Time  声がこもっているしいつもの艶が無いし、調子でも悪いのかな?・・・・と思っていたら、そうか、風邪を引いていたのね。とにかく、80年代を代表する天才シンガー&ソングライターの歌声を久しぶりにTVの画面で見る事が出来ただけで、私は満足だ。ワムやジョージ・マイケルが人気絶頂だった頃は、日本で動いて生演奏をしている映像を見るチャンスがほとんどなかったから、よけいにありがたい。今はYouTubeで何でも好きな時に見れる。どんだけ世の中が変わったのか。どんだけ私は年を取ったのか。あたりまえか。私と年が二つしか違わないジョージ・マイケルもこんなに年を取ってしまったんだからね。

そしていよいよ優勝者の発表へ。その前に三人の審査員ランディ、ポーラ、サイモンが今シーズンを勝ち抜いてきたこの二人へ総括的なコメントをするのだが、この時にサイモンが異例の発言。「昨夜はクックのパフォーマンスを酷評したが、家でビデオを見直したら、いい出来だった。申し訳ない」と謝罪コメント。私は不思議に思いながらも、番組は進む。優勝者がコールされる。「優勝者は、デヴィッド・・・・・・クック!」私はびっくりした。クックは共に戦ってきたアーチュレッタを讃え拍手を送ったあと、ステージ上で涙。The Time Of My Life を唄う前に、他の10人のコンテスタンツを招き入れる時のクックの優しい笑顔が何よりも印象的だった。
思えばクックのこの優しさが、今シーズンを象徴していた。私がfinal 3 performのレビューで、不快感を感じたと書いた理由は、まさにこれに起因していた。シーズン終盤とは思えない緊張感の無さ、ナアナアな感じは、クックの優しさがもたらしたものだったのだろう。頑張ればアーチュレッタを逆転できるのに、逆にアーチュレッタを輝かせている。クックからは燃えるような闘争心や覇気が感じられない。私は、テイラー・ヒックスが懐かしくてたまらなくなっていた。
シーズン5ではステージでのlikableな受け答えで視聴者の心を釘付けにしていたテイラーは、実は楽屋では他のコンテスタンツと会話を交わさなかったという。自分以外はライバル。闘争心丸出しだったわけだ。実際パフォーマンス中の彼の目つきは真剣そのもの、というか、燃えていた。ギラギラしていた。
シーズン5本選序盤で、テイラーがボトム3に入った時だっただろうか?彼は思わずカメラに向かって懇願した。「頼む・・・・俺はここで落ちるわけにはいかないんだ!」その時の彼は、確か、まだあの必殺の変な動きを出す前だった。必殺技を出す前に落とされちゃったら何の意味も無いから、落とさないでくれ頼む・・・・という意味だったと思うのだ。
たとえライバルが一回りも離れた小娘だろうがなんだろうが、情け容赦なく全力で襲い掛かったテイラー・ヒックス。ガチンコのセメントマッチ、究極の真剣勝負こそAIの醍醐味。今シーズンのクックの勝負どころに来ての生ぬるさが、私を苛立たせた。なにか、アーチュレッタにお膳立てをしているかのようにも感じてしまった。
こうして私はfinal 3のパフォーマンスでのアーチュレッタ優勢を見てアーチュレッタ優勝を予感し、決勝ステージのパフォーマンスでのアーチュレッタ圧勝を見てアーチュレッタ優勝を確信した。気分がすごく盛り下がった。こんなアメリカン・アイドルってあるかよ!って。
だから、クック優勝の事実に私は飛び上がった。驚き半分嬉しさ四分の一モヤモヤした気持ち四分の一で(ラスト2WEEKでのパフォーマンス内容で勝っていたアーチュレッタがなぜ?・・・・というモヤモヤだ)恒例の競馬三連単ネタを繰り出す余裕がすっかり吹き飛んでしまった。

サイモンもこの結果には驚いたに違いない。サイモンの謝罪発言の意味は、私が思うに、おそらくサイモンは優勝者が誰か知っていた。あるいは、クック優勝の可能性が依然高いことを察知した。そしてもしクックが優勝した時に、その時のパフォーマンスをサイモンが酷評していたら、それは具合が悪い。番組の面子も立たない。ということで、異例の謝罪コメントをサイモンはアナウンスしたのだと想像する。

デヴィッド・アーチュレッタはAmerican Idolの称号に最もふさわしいコンテスタンツだった。若くてさわやかで誰にでも好かれて唄が上手い・・・・もしアーチュレッタが優勝したら、古典的な「アイドル像」に見事に合致した番組史上もっとも理想的なアメリカン・アイドルが誕生するはずだった。しかし、全米の一般視聴者が選んだのはクックだった。おそらく視聴者は、ここ二週間のパフォーマンスの出来で全てを判断しなかった。シーズン7を戦い抜いてきた過程のいろいろな局面で、クックが見せた優しさにしびれた。アーチュレッタや他のコンテスタンツに対する気配りがそうだし、身内や友人にまつわる暖かいエピソードがそうだ。視聴者は人間クックに魅了された。そしてクックの見せた冒険心や創造性に心酔した。クックはアイドル候補生ではなくて、ひとりのロック・アーティストだった。そんなクックの男気や人間性を半数以上の視聴者が最終的に支持した。
American Idolというよりも、American Heroだ。21世紀に入ってはや8年、ついに古典的な「アイドル」の定義は完全に消え去った。ヒーローこそがアイドルだ。それが2008年の今なのだ。

posted by tsサイモン at 20:23| Comment(8) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月16日

一夜明けて・・・・

昨夜は驚きと優勝決定後にクックの涙をもう一度見て私もジーンとなってしまい、興奮気味で書いてしまいました。
今朝になって、よく考えてみると、これ、アーチュレッタにしたらたまったもんじゃないよな・・・・と。
決勝ステージののパフォーマンスはアーチュレッタが明らかに勝っていたし、これで負けるっていうのは、実に納得いかないでしょうねえ。
クックが勝ったのは個人的には非常に嬉しいけど、客観的に見ると、この結果はすっきりしない結末でもあります。
そこら辺の事も突っ込みながら、今週後半くらいに総括記事をアップできれば、と思います。
posted by tsサイモン at 20:11| Comment(3) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月15日

おめでとうクック!

今回は本当に驚いた!やっぱAIや!筋書きの書けないドラマがここにある!
パフォーマンス自体の出来はアーチュレッタが確かに上だった。しかし視聴者はクックに投票した。
サイモンがアーチュレッタのKO勝ちを宣言したから、クック・ファンの危機感を煽って票が伸びたのかもしれない。そして、クックの固定ファンがアーチュレッタの固定ファンよりもより深く熱烈にクックを愛してたのかもしれない。年下のアーチュレッタを引き立てる紳士的な態度が視聴者の心を捉えたのかもしれない。自分らしさに拘ったアーティスティックな姿勢が強く支持されたのかもしれない。
視聴者に投票させたのは、決勝ステージのパフォーマンスだけではなかったということだ。これまでのクックの数々の素晴らしいパフォーマンスが人々に深く深く印象づけたということだ。
結局、どっちが視聴者の心を動かすか?の勝負になったということだ。クックを応援している人がこのブログでは多かったみたいだけど、それはアメりカでも一緒だったということだ。
みんな、泣こう!Yeaaaaaaaaah!

とり急ぎ、これだけ書いて上げます。番組レビューというか今シーズンの総括みたいのを後日、ちょっと気合入れてアップします!

おめでとう船長!
posted by tsサイモン at 22:08| Comment(10) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月14日

シーズン7#41「Week19 Final part1」

船長はシュガーフットかよ!男同士の対決っていうことでボクシングになってるぞ、おい!でも、両者のウェイトがぜんぜん違うんですけどっ!

デヴィッド・クック1曲目・・・・この曲、ボノにしか唄えないだろ。さすがの船長も料理し損ねた感。音程とかのバラつきに彼の気の散り具合も感じてしまうけど、何よりもクライヴの選曲ミスだね。
天才デヴィッド1曲目・・・・選曲を聞いた瞬間に成功を予感した。そしてそれは当たった。エルトン・ジョンを神と崇める私にとってこの曲は大好きな歌だし、AI的にはクレイ・エイケンの十八番としてお馴染みの「君の瞳に小さな太陽」(とあえて邦題で書いてみる。この邦題、いいでしょ?)だけど、この曲を天才君は完全に自分のものにしてしまった。少しびっくりした。エイケンもそうだったけど、エルトンのオリジナルヴァージョンよりもジョージ・マイケルがカヴァーしたヴァージョンを参考にしていると思われる。で、天才君はこのニュアンスを完全に再現していて、かといって物マネっぽく聴こえるわけでもなくて、参った参った。この曲をきちっと唄うのって、難しいんだよ。
1Rは10対7で天才君。クライヴの選曲が明暗を分けた部分も大きいが。まさかクライヴ、わざとじゃないよね?

デヴィッド・クック2曲目・・・・「Dream Big」 悪くないんだけど・・・・船長ならこれくらいはやれるだろうっていう感じ。
天才デヴィッド2曲目・・・・「In This Moment」 この子、ここに来てまた上手くなってる。声量を出せるようになってきてる。成長している。やっぱり17歳だなあ。1曲目に引き続き完璧なステージだった。
作曲コンテストの応募曲という課題なら、楽曲消化能力に長けた船長が圧倒的有利かと思いきや、結果は10対8で2Rも天才君。ひたすらバラードで攻める天才君だが、完璧に決めてくるのでアザトサを全く感じず、彼のここに来ての更なる進歩に目を見張る。

デヴィッド・クック3曲目・・・・まえの2曲よりは良かった。しかし、何かが足りない。唄い終わった後の船長の涙は何を意味するのだろうか?コンペティションが終わった安堵感か?「Billy Jean」や「Hello」を敢えて選ばずに冒険を選んだ自分の決断に対する労いの思いか?それとも?
天才デヴィッド3曲目・・・・本選初回で彼が元々十八番にしていた自信の1曲Imagineを唄って優勝最有力候補を強烈に印象づけて、本選最後でやっぱりImagineを唄って優勝を決定づけてしまった。なんという試合運びの上手さ。本人の才能も去ることながら、天才君のブレインが凄すぎる。

ところで、サイモンが「アーチュレッタは勝つためにここに来た」といっていたが、あれは暗に「船長は勝つためにここに来なかった」ということを同時に意味するのだろう。
そして、なんなんだろう、この船長の淡白さは?「この試合、八百長だろ!」と怒るファンがいても不思議ではない内容だった。そういえば船長、このところワンパターンになって来ていた。曲の盛り上げ方が、どの曲も同じようなタイミングで曲後半盛り上げて歌い上げたところがエンディング。それが様式化してきていて、このところの船長のパフォーマンスに私がピンと来なくなっている原因のひとつがそこにあるのかもしれない。
また、船長はこれだけ才能があってしかも25歳でまだまだじゅうぶん一発を狙える年齢なのに、なんでバーテンダーなんかやって隠居してたんだろう?AIへの応募も、元々は本人は全く興味がなくて、弟の地区予選に付き合って付いて行ったら偶然流れで自分も受ける事になってしまい、そしてパスしてしまった・・・・なんて昔の日本のぶりっ子アイドルみたいな逸話を前回のresult showで公にしていたけど、あれってやっぱり本当なのか?もしかしたら船長は、いわゆるショー・ビジネスというかザ・芸能界みたいのが嫌いなんだろうか?それで、優勝を望んでいないのではないのだろうか?
などと、私得意の何の根拠も無いただの憶測ですが。

posted by tsサイモン at 21:50| Comment(5) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月11日

シーズン7#39「Week18 final 3 perform」& シーズン7 #40「Week18 results show 3 to 2」

更新が超遅れてしまいました。楽しみにしてくれていた皆様、どうもすみません。
土曜日からぶっ飛ばして自分関係の録音をやっていて凄く疲れたせいもあって更新を先延ばしした、という面もあるのですが、それよりも、今シーズンのTOP3のパフォーマンスの印象が、私にとって過去シーズンと比べて最低だった事で、書く意欲がほとんど削がれてしまいました。

天才デヴィッド1曲目・・・・ビリー・ジョエルなら他にいろいろあるだろう・・・・特に何も・・・・
サイーシャ1曲目・・・・アリシア・キーズのこの曲はバッチリ合っていた。しかし自信に満ちているし、リラックスしているし、本当に雰囲気が変わったなあ。TOP3の舞台でも何の気遅れもない。
デヴィッド・クック1曲目・・・・選曲がThe First Time Ever I Saw Your Face と聴いた時は面白い狙いなのですごく期待したけど、もう少しじわじわと盛り上げて欲しかった。3曲唄うので時間的な制約もあったんだろうけどね。唐突にクライマックスに行っちゃったみたいな。しかし船長の巧さは充分堪能できた。
天才デヴィッド2曲目・・・・With You か。最近の曲とは思えないほど古臭く唄ってしまった。サビなんか完全に死んでたと思う。発声法のせいなのかもしれないが、早い節回しが彼は苦手のようだ。天才君はバラードの天才なのかもね。サイモンに同意。
サイーシャ2曲目・・・・シーズン5でパリスが唄って今の若い歌好きの女の子に浸透させた感のあるFeverのサイーシャ版は、やはりサイーシャ・オン・ステージって感じ。自分の味で勝負した。新味に欠けるのは、そりゃしょうがない。
デヴィッド・クック2曲目・・・・ランディに同意。船長にしては珍しく音程が乱れる部分が多かった。調子が悪いのだろうか?
天才デヴィッド3曲目・・・・今日の天才君はやけに非力に感じてしまう。
サイーシャ2曲目・・・・Hit Me Up てこんな曲をサイーシャに唄わすなんてイジメか?合わない割には精一杯自分のスタイルで唄っていたよ。酷評はある程度仕方ないね。
天才デヴィッド3曲目・・・・曲名を聞いた時は成功を予感したんだけど、複雑な構成にしすぎたと
個人的に思う。ランディに同意。

全体的に緊張感に欠けるように感じて仕方なかった。それとは別に、個人的に見ていてブルーになった。これらについては、決勝の時に書いた方がいいと思える内容なので、今回は本当に短くまとめて、決勝ラウンドの時に全てを語ろうと思います。

サイーシャが落ちてしまいましたが、要するに他の二人には及ばなかったということ。これは仕方ないでしょう。天才君も船長も、決める時は本当に完璧に決める実力を持っているから。
とにかくこれでサイーシャには”唄える女優”としてジェニファー・ハドソンへの道が開けたはずなので、ぜひ頑張ってほしい!

posted by tsサイモン at 01:44| Comment(4) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月03日

シーズン7 #38「Week17 results show 4 to 3」

昨日の日曜日はダービーでくったくた。今日も疲れが残るので、短めにまとめたい。

天才君と船長は人気も実力も安定しているので、やはりステージに残されたのはサイーシャとジェイソンだった。そしてマルーン5とボー様のゲスト・パフォーマンスの後に、結局脱落を告げられたのはジェイソンだった。ジェイソンのファンには申し訳ないけど、パフォーマンスの出来を基準に審査して四人の中から一人だけ落とすとなると、今回のジェイソン脱落は致し方ない結果。公平な投票結果を賞賛したい。
しかし、番組レビューで書いたとおり、ジェイソンのパフォーマンスは、私の中では充分に評価できるものだった。歌詞をミスったけど、彼自身の声の特質はじゅうぶんにアピールしていた。シーズン6でVIP講師出演したダイアナ・ロス(だったと思う。間違ってたらごめんなさい)が言ってたと思うけど、AIのステージは声量のあるシンガーに有利。その点、ただでさえジェイソンにとっては不利。それに加えて、ムラッ気の多さか何かわからないが彼はパフォーマンスの出来不出来の差が激しい。他の三人が安定感を増してきた現状の中で、もう、これはしょうがないね。ジェイソンの単勝馬券を握りしめていた私も、諦めるしかないね。
でも、なんかジェイソンはあまり残念そうには見えなかった。人気もあるし、CDリリース等のいろんなお誘いが来ているだろう。ジェイソンの作るアルバムって、とても興味を引かれる。レコーディングでこそ力を発揮しそうなタイプの歌手だしね。かなり期待したいと思う。

さて、後方一気に賭けたジェイソンは鬼足を爆発させないまま馬郡に沈んでしまった。残った三頭は逃切り体制に入ろうとする最強三歳馬天才君と、負けじと食らいつく古馬最強の船長と、三角まくりを決めて二頭に並んだ牝馬サイーシャ。この先どうなるのか・・・・

そして、私の馬券は結局
1.ジェイソン単勝・・・・はずれ
2.天才・サイーシャ→天才・サイーシャ→ジェイソン三連単フォーメーション・・・・はずれ
3.天才・船長・サイーシャ三連単BOX・・・・的中!

最後に押さえに買い足した天才・船長・サイーシャ三連単BOXが当たってよかった!
しかし・・・・問題は1、2着に誰が来るか。勝負馬券のジェイソンの単勝に資金の大半を突っ込んでしまったし、おまけに天才君頭と天才君・船長1、2着付けの馬券がやたら売れてオッズがどんどん下がってしまったので、押さえ馬券が当たっても儲けが出るかどうか微妙。天才君が頭なら2着船長でガミ、2着サイーシャでトントン。船長頭なら2着天才君でトントン、2着サイーシャで少し儲け。サイーシャ頭ならばっちり儲けてコクーンが買える。果たして私は念願のビデオが買えるのだろうか?

posted by tsサイモン at 00:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月01日

シーズン7#37「Week17 final 4 perform」

テーマが”ロックの殿堂”とはなんとファジーな!でも、500曲の中から選ぶらしいね。いちおう選曲の範囲は決まってるのか。

デヴィッド・クック1曲目「Hungry Like A Wolf」・・・・音だけで楽しめるインパクトはなかったが、唄う映像とともに楽しめた。
サイーシャ1曲目「Proud Mary」・・・・ティナ・ターナーとは間逆ともいえる声のキャラをしているのが効を奏したと思う。ティナのドリームガールズ・ヴァージョンとしてとても楽しめた。ポーラの言うように、ステージで動いて唄う彼女は確かにスターのオーラを放ちつつある。唄った後のランディとの会話もとてもリラックスして見えたし、それがサイーシャの能力全開の一因かも。
ジェイソン1曲目「I Shot The Sheliff」・・・・面白いヴァージョンだ。非力な彼のスタイルに同化させて唄いきった。後半はさすがに聴いてて少し飽きを感じた部分もあったけど、私はいいパフォーマンスだったと思うよ。少なくとも審査員達が大酷評するような内容では断じて無い。ところで、ボブ・マーリーはロックなのか?クラプトンのヴァージョンはサザン・ロックだけど。
天才デヴィッド1曲目「Stand By Me」・・・・すげえなあ。画面に後ろを向けてパソコンのモニターを見ながら聴いていたんだけど、スタジオで録音したかのような完璧なパフォーマンス。ところで、これはロックの名曲なのか?ジョン・レノンがカバーしたのはロックなアレンジだったけど、オリジナルのベン・E・キングはどこからどう見てもリズム・アンド・ブルース。

デヴィッド・クック2曲目・・・・審査員絶賛だが、私にとってはまあまあでした。曲が好きなぶん1曲目の方が楽しめた。ところで、これは名曲なのか?私は知らないんだけど・・・・知らない私がマズイのか?
サイーシャ2曲目「A Change is Gonna Come」・・・・こういう曲もしっかり唄えるようになったなあ・・・・特別な思いを込めたゆえっていうのもあった。1曲目のショーな乗りとは一転して心を込めた熱唱。素晴らしかったね。しかし、この曲のヘヴィーな背景をここまで強調してしまうのは、人間としてのサイーシャに心から拍手を送ると同時に、投票に悪影響を与えなければいいなあと危惧してしまう。視聴者の立場によって印象が正反対になってしまうからね。
ところで、サム・クックはどこからどう見てもソウルあるいはリズム・アンド・ブルースだろ。
ジェイソン2曲目「Mr Tambourine Man」・・・・証明を落としてアコギ一本で短い時間でパフォームして、あたかもアンコールで唄ったみたいな雰囲気だったね。歌詞を忘れたのは痛かったが(好きな曲なんだったら歌詞覚えとけよジェイソン・・・・)、ジェイソンのスタイルを貫いたという点で評価できるし、出来も悪くなかったよ。ジェイソンの声のいい部分はしっかり披露できていたと思うし。
天才デヴィッド2曲目「Love Me Tender」・・・・今度は画面を見ながら聴いた。目を閉じないようにした事が、彼の唄の内容にも好影響をもたらしているような気がする。天才がさらに一皮向けた感。もう何も恐いものはないかもよ。

四角先頭で、天才君が船長を引き離しにかかる。その船長にサイーシャが並びかかる。ジェイソンは自分のレースに徹しながら一発を狙う。さて、果たしてどうなるのか?

今週落ちそうなのは、パフォーマンスからはジェイソン。でも、もしかしたら公民権運動云々について語りすぎてしまったサイーシャがまさかの脱落もありえる。しかし、ここではパフォーマンスで判断したいので、ジェイソンかなあ。

ところで、10数年前まではR&Bといえばリズム・アンド・ブルースと決まっていたのに、今ではすっかり別のジャンルの音楽を指す言葉になってしまった。かつてはR&BといえばB.B.キング、マディ・ウォータース、サム&デイヴがやってるような音楽だったのに・・・・忌野清志朗が怒ってるだろうなあ・・・・いちいち”リズム・アンド・ブルース”と書かなきゃならないのも煩わしいし。
あと、私は「ロックの殿堂」とかほとんど興味がなくて、誰が入ってるのかよく知らなかったのだが、調べてみたら先に挙げたリズム・アンド・ブルースの大物がぜんぶ入っていた。そりゃあリズム・アンド・ブルースはロックのルーツ音楽だから、入ってても不思議ではない。しかし、サム・クックの曲はどう考えてもロックじゃあないから、「ロックの名曲」として唄われるのはすこぶる納得がいかない。ま、実際英語でなんて表現されてたのかチェックし忘れたから、元の英語の表現が「ロックの名曲」ていう意味を表す言葉ででなかったのなら字幕の翻訳者が何もわかって無いって事なのだがね。

posted by tsサイモン at 00:29| Comment(5) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月26日

シーズン7 #36「Week16 results show 5 to 4」

競馬でいえば、今は最終コーナーに入ったところ。第三コーナーまでは最強三歳馬天才君が気分よくセフティー・ペースで逃げてレースを支配するが、終始二番手を行く古馬No.1の船長が四角手前から押さえきれない手応えで仕掛け、天才君を射程圏に捕らえる。牝馬サイーシャが鮮やかにまくって先行集団に取りつく。もう1頭の牝馬ブルックは自分のレースに徹して最後方待機で一瞬の末脚に賭ける。穴馬ジェイソンは内外にヨレながらしぶとく食い下がる。
さて、今日のレース展開は・・・・

ライアンから最初に呼ばれたのがジェイソン。え、いきなり脱落通知???と思ったら、やっぱり違った。えー・・・・じゃあ、誰が落ちるんだ?サイーシャかブルックしかいないじゃないか・・・・
思ったとおりサイーシャとブルックがボトム2になってしまった。サイーシャはあれで落とされちゃあ可哀想すぎる。最高のパフォーマンスを見せてるからね。
ライアンが脱落者を発表した瞬間にブルックが泣いた。私も涙腺が緩みそうになった。ブルックはその後もずっと泣きっぱなしだったけど、爆発するエモーションがこの人の唄のいいところだったから、泣きじゃくっても、それがやたらに自然に見えてしまう。ある意味、最高に印象的な幕引き。
AI本選では最後末脚不発でコンペティションを去る事になってしまったブルックですが、ファンの皆様はご心配なく。彼女、ちゃんとやる事やってます。今日、たまたま私の日本活動用のMySpaceアーティストプロフィール(トップページにリンク貼ってるTsutomu Aokiのではありません)のBulletinにブルックを見つけた(二、三週間前にブルックのMySpaceを発見してアドしたのだった)。で、内容は、ブルック・ホワイトがアルバム「Songs From The Attic」をリリースしたんだって。とはいっても、ニュー・リリースではなくて、2006年にインディーズからリリースしたものの再発のような。だからファンなら既にご存知か。が、再発版の違うところは、ボーナストラックが2曲追加されたところ。エアロスミスの「Dream On」とコールドプレイの「Yellow」が新しく聴けるわけだ。とにかくリリース!Yeaaaaaaah!
ブルック・ホワイトの公式サイト (←クリック!)・・・・アルバム収録曲のサンプルが流れていて、CD/iTunes購入ページへのリンクが貼ってあります。「In Love」 とか「Change」とか、その他スローめなナンバーが柔らかく優しくていい感じ。あとColdplayのカバー「Yellow」がなかなかでした。
公式サイトの「Songs From The Attic」の購入ページ(←クリック!)・・・・直接行っちゃえ!
iTunes Storeの購入ページ(←クリック!)・・・・現時点で日本から買えるかはわかりませんがっ。
ということで、ブルック・ファンは寂しがっている場合ではない!
このタイミングならこのアルバム、売れまくるだろうな・・・・間違いなくウン千万は稼げる。それは置いておいて、毎週きりきり舞いしながらよくここまで頑張って来ました。お疲れ様ブルック!
ところで、最後に流れるブルックのラッシュ・フィルムを見ながら、”ダークサイドに連れてって”がブルックだったのか!地方予選のレビューでは参加者の名前ではなくて私が勝手にニックネームを付けて書いていたので、ブルックがどの人だったのか、今になってやっと思い出した・・・・

さて、今回の講師ニール・ダイアモンドについて、私は本選レビューでクソミソに書いていたけど、ファンの人たちはごめんなさい。私がニール・ダイアモンドの名前を初めて知ったのは中学生の時。小説「かもめのジョナサン」が世界各国でベストセラーになって、日本でも五木寛之氏(だったと思う)の翻訳による新書版がトップセラー。私もいちおう読んでみたけど、当時の私にはぜんぜんわからなかった。とにかく、このベストセラー当然のごとくハリウッドで映画化され、その映画版「かもめのジョナサン」のサウンドトラックを担当していたのがニール・ダイアモンドだった。この時に初めて彼の曲を聴いたわけだけど、小説と同じくぜんぜんわからなかった。なんだか当時のアメリカでは結構盛り上がっている人らしくて、日本でいえば杉良太郎みたいな感じでオバチャマを中心にグリークシアターとかの大ホールでのLIVEショーで受けているらしい・・・・みたいな。ヒットチャート的にも今回コンテスタンツが唄っていたヒット曲を連発していたっけ。私が高校生の時に、バーブラ・ストライサンドとデュエットしたYou Don't Bring Me Flowersがビルボードの1位にもなった。当時チャート・マニアだった私は、たいていの曲は楽しめる人だったのだが、数少ない理解不可能なのがニール・ダイアモンドでした。たぶんこの人の本当の良さって、アメリカ人じゃなくちゃわからないのかもなあ・・・・なんとなく。日本人でニール・ダイアモンドの熱狂的なファンなんて、私は見たことないし。
前シーズンは二曲披露ウィークに入ってからジョン・ボン・ジョヴィ→バリー・ギブと日本人洋楽ファンも大満足の名曲オンパレードだったのに、今年はいきなりニール・ダイアモンドですか・・・・来週は誰なんだろう?おんなじアメリカ/オセアニア限定人気者だったらジョン・クーガー・メレンキャンプなら私が許す。おんなじコンテスタンツ拷問系だったらデヴィッド・ボウイなら私は満足。でも、二人ともないだろうね。そうだ、ダリル・ホールとか呼ばないかな?

あ、書き忘れたが、ゲスト・パフォーマンスしたナターシャ・ベディングフィールドはとても上手かったね!

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2008年05月25日

シーズン7#35「Week16 final 5 perform」

ニール・ダイアモンドから二曲も唄うのかよ・・・・コンテスタンツにとっては拷問だ!

ジェイソン1曲目・・・・あれ、ジェイソンのパフォーマンスに対する審査員たちのコメントは???ま、彼らのコメントは聞くまでもないだろう。唄いだしてからテーマの1回目までは囁きボーカルが違和感なくはまっていたけど、曲が展開するにつれて声量が無くて盛り上がらずは先週のプレイバックを見ているよう。
デヴィッド・クック1曲目・・・・こういう一見掴みどころのない曲をうまく料理した。アレンジのセンスに長けた彼ならでは。ニールの作った曲とは思えないほど、いい曲に聴こえる。あるいは、ニールの曲って然るべきシンガーに唄われたことがなかったのかなあ?
ブルック1曲目・・・・こりゃあひどい・・・・なんでこんな低いキーで唄ってんねん。後半にフェイクで高い音域に持っていくのかなあと思ってたら、そうでもなく低いキーのまま終了。とりあえずキーを上げとけよブルック!意味不明。
天才デヴィッド1曲目・・・・天才も戸惑ったみたいだね。ニールのヒット曲「スイート・キャロライン」でもこんなもんだ。喉の調子もあまりよくないみたいな気がする。いちばん高い音が少し割れてたし。
サイーシャ1曲目・・・・「ハロー・アゲイン」か・・・・なるほど、彼女らしい選曲。無難に決めてた。それにしても、この人の声の高音成分の美しさは圧倒的。


2曲目のパフォーマンスとの間に審査員がコメント、という事で今回は新趣向ですね。しかしこの時のポーラのわけわかんない発言はなんなんだ?クスリでもやってるんじゃないか?
で、サイモンの手厳しいコメントは2曲目への発奮を促した形。しかし私が思うに、ニール・ダイアモンドを強制的に唄えっていうのが、そもそも辛いんだって。

ジェイソン2曲目・・・・「セプテンバー・モーン」か・・・・1曲目よりは遥かにマシだけど、やっぱり盛り上がらず。ていうかニール・ダイアモンドの曲は、ベタなテーマ+あんまりメロディリアスとは思えない曲展開を強引に声量でメリハリつけて聞かせるって感じの曲が多いので(ようするに、私にとっては聴いててつまんない曲って事でもあるけど)、ジェイソンのような非力なシンガーにとっては最も合わないタイプの楽曲。そのせいかどうか、ジェイソンは持て余してやる気なし、にも見えてしまった。
デヴィッド・クック2曲目・・・・船長の傑作がまたひとつ。ニール・ダイアモンドの曲とは思えないほど素晴らしい。ふつうに最近のインディー系ロック・バンドのバラードナンバーの新曲を聴いてるみたい。今まで私がリスナーとして気づくことのなかったニールの曲の魅力を船長が引き出してしまった。ある意味シンガーの鏡ですよ、船長は!
ブルック2曲目・・・・必殺技ピアノの弾き語りで1曲目の悪印象を見事に挽回。ニール特有の不必要にスケールの大きいメロディーをさらっと流していつものキャロル・キング弾き語りなテイストでまとめたあたりに感心した。上出来のパフォーマンス。まるで、初めから1曲目を捨てて2曲目で勝負を掛けたようにも思える。そういえば、シンガーソングライターがステージをやる時のプレイリストをどうするかの鉄則のひとつとして、いちばん最後にいちばん盛り上がる曲をやる、というのがある。結局観客の脳裏に印象として焼き付けられるのは最後のパフォーマンス。終わり良ければ全て良しで、最後が良ければ「いいステージだったなあ・・・・」の印象を与えることが出来る。そして次回もライブに足を運んでもらえる。ブルックは、これをやったのではないのか、という気もしないでもない。
天才デヴィッド2曲目・・・・結論。さすがの天才君も、ニール・ダイアモンドだけは無理だった。私が思うに、天才君の持ち味は繊細でナイーヴなニュアンス。しかしニールの曲は無駄に猛々しくて意味もなく荒っぽい強引な感じ。だから合うはずがない。ベタにシンプルなテーマを強引な転調の連続で展開させるこの曲なんて正にそれ。ジェイソンが1曲目に唄った曲も、マイナーコードのVerse(曲前半部分がキュートな感じだったのに、メジャーコードのChorus(サビ)に変わると途端に不釣合いにスペクタクルに猛々しく展開する。こんなもん、普通の歌手じゃ唄えないよ。
ところで、サイモンの「チェックポイントぜんぶクリア」てなんやねん。どこがオールクリアなのかさっぱり。
サイーシャ2曲目・・・・すごいんですけど。ニールっぽさを全くぶち壊してドリーム・ガールズなナンバーにしてしまうサイーシャ、えらい!先週からサイーシャは完全に覚醒した。
しかしサイモンの「今回はサイーシャが落ちるだろう」発言は酷い。これって、サイモン、君の願望だろうが。今回落ちそうなのは、どう考えてもジェイソンだ。オールドファッションドなサイーシャよりも今風なセンスを持っているジェイソンを残したいのが見え見えだ。

ということで、今週は私的には船長とサイーシャの二人勝ち。特に船長はすごかったね。でもって、今週落ちそうなのは、先に書いたようにジェイソン。普通に考えれば、これしかないでしょ!

*昨日”天才デヴィッド2曲目”のところでジェイソン2曲目て書いた部分は、ジェイソン1曲目の間違いでした。意味が通らなくてすみませんでした。
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2008年05月19日

シーズン7 #34「Week15 results show 6 to 5」

晩飯を食っていて、番組開始後13分のところでTVのスイッチをつけたので、最初のコンテスタンツ達のショーが見れなかった。アンドリューの曲でミュージカル・ショーかなんかやったのかな?見てみたかった・・・・
昨日のコンペティションの時のレビューで書き忘れたけど、最初のサイーシャで圧倒されるも、その後も私が感心しきりなパフォーマンスがいくつも出現したので、結局昨日いちばんよかったなと思ったのは船長で、次がブルックで、そのあと同率で天才君とサイーシャだった。だから、サイーシャが得票率で上位4人に入らなかったけど、決して不思議ではなかった。
カーリーが得票率下位に居たのは、全米のお茶の間の多くが私と同じ感想を抱いたのかもしれない。この人ワンパターンじゃん!て。
といいながらも、本選開始当初にセリーヌ・ディオンとかを唄っていたカーリーに対して私は「ロックな曲唄えよ!」て書いてきて、実際カーリーは恐らく周りからのアドバイスでロックな曲をよく選ぶようになってきて、それが功を奏してTOP6まで勝ち進むことが出来た。
でも、ここまで来ると、ワンパターンじゃやはり通用しない。いや、ワンパターンといえば、例えばシーズン5のクリス・ドートリーが何の曲でもハード/グランジ・ロックなアレンジで唄っていたけど、彼の場合はワンパターンとは違った。毎回同じ傾向/スタイルにアレンジして唄うんだけど、彼自身の歌唱のスタイルがいつもいっしょでも歌唱そのものは毎回変化に富んでいた。それはきっと、彼が自分の歌唱スタイルを確立していて、どんな曲でも彼のスタイルに翻訳して完璧に消化して唄うことができるということだったんだと思う。カーリーには、これがなかった。自分の硬質な声と声量と険しい表情を生かすためにロックを唄った。これでは、限界が来るのもある意味当然かも。
あと、カーリーのいれずみ。本人の趣味趣向だからしょうがないっていえばそれまでだけど、ショー・ビジネスを目指すのであるならば誠によろしくない。もしもアマンダがあのキャラとスタイルでタトゥーを腕に入れていて、それをステージで露出したら、これはイメージ的にドンピシャリで全く問題ない。しかし、カーリーがあのオーソドックスで古臭い歌唱スタイルでダサイ格好で右腕にびっしり入れたタトゥーを見せるのは、見ている人はなんじゃこりゃって思うし、イメージ的にしっくり来ない。(それにいれずみの絵柄もセンス無いし・・・・) 彼女のこういうところも、人気を得ることが出来なかった大きな要因だったと思う。

ゲストのレオナ・ルイスは普通にうまかったね。

さて、来週はニール・ダイヤモンドだって?・・・・こりゃまた、コンテスタンツにとってやりにくそうなテーマだ・・・・

ところで・・・・昨日私の押さえ馬券を書いたけど、あれは押さえにも何にもなっていない。ジェイソン来なけりゃ全て終わり。つーことで、ちゃんとした押さえ馬券は、天才、船長、サイーシャの三連単BOX。天才と船長が決勝を争ったら配当が下がるだろうが、基本的に決勝は牡馬・牝馬決着ってのが今までのデータだから、天才→サイーシャ→船長で決まって配当も50倍程度は期待できるっていうのが私の胸算用(笑)
ということで、

tsサイモンの買い目
1.ジェイソン単勝
2.天才・サイーシャ→天才・サイーシャ→ジェイソン三連単フォーメーション
3.天才・船長・サイーシャ三連単BOX

当たったらビデオ買おう!コクーンがいいな!
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2008年05月17日

シーズン7#33「Week15 final 6 perform」

今週のVIP講師&テーマはアンドリュー・ロイド・ウェーバーかー・・・・憧れるなあ・・・・あの何十分の一のスケールでいいから、ああいう感じで俺もステータス築けたらなあ・・・・なんて、とめどもない空想ですがっ。

サイーシャ・・・・アンドリューとのリハーサルの模様を見ている時からゾクゾクした。そしてパフォーマンスが始まると圧巻だった。まえに「ドリームガールズ」で唄っていても不思議じゃないて書いたし(すごく肯定的な意味で)、この人はミュージカルどまりと書いたこともあった(否定的な意味で)けれど、今日のは超肯定的な意味でミュージカルにドンピシャリ。この路線で押しまくれば決勝行けるよ。
ジェイソン・・・・出だしのテーマの部分は抜群だった。でも、テーマが転調して再登場する前のブリッジの部分が音域的に低すぎてアウト、テーマが転調してからは声量不足で全く盛り上がらずアウト。
ブルック・・・・アンドリューの言ったとおりだ。意外なミュージカル適正を見せた。ブルックがAIの舞台で初めてシンガーソングライターではなくシンガーのステージを見せた。彼女のこれまでのパフォーマンスの中で最上位に私は評価する。よって審査員の不評は全く理解できない。
ただ、唄い直しはまずかった。でも、ブルックは前にも一度やったよね?でも、その時は唄いなおしたことをランディか誰かに誉められたんだっけ。あの時、実は私はブルックの唄い直しに不満だった。シンガーたる者はどんな時でもステージで歌を止めてはいけない、というのが私の考えだから。誤魔化しても歌詞を作ってもメロディを変えても何でもいいから、流れを止めてはいけない。これ、アマ・プロ問わずミュージシャンの常識だし。前に唄いなおした時は審査員から肯定されたから、またやっちまったんだと思うよ。
天才デヴィッド・・・・やっぱり天才かもな、この子。こんな曲までいつものように彼流で唄ってしまうとは。原曲のスタイルを保ったままで今時ティーンズ・ポップなニュアンスを入れてしまうところが素晴らしい。
カーリー・・・・他のコンテスタンツがミュージカルソングといういつもとは違う傾向の楽曲に取り組んで各々が新しい一面を出しているのに対して(失敗したジェイソンも新しい一面を見せているという点では評価できると思う)彼女はいつも唄っている歌い上げロックな楽曲を選んだ。審査員三人には好評だったが、私にはつまらなかった。だって、ワンパターンやで。
デヴィッド・クック・・・・私の中では船長の最高傑作。いつものロックなスタイルから離れて正統派な唄い方を見事にこなしながら、時折ロック・テイストを織り交ぜるので聴いてて飽きない。何よりも船長の歌手としての基本能力の高さを垣間見れた。今シーズンのコンテスタンツの中で、彼がいちばんのテクニシャンかもしれない。

今週は私にとって見所聴き所満載で中身が濃かった!あと、楽曲がやたらしっかりしてるからその分パフォーマンスが底上げされるのかも。
さて、今週の脱落者ですが、パフォーマンスの出来から判断すればジェイソン、インパクトから判断すればカーリーが予想できますが、カーリーはサイモンの絶賛コメントがあったから大丈夫だろうなあ・・・・かといってジェイソンは人気者だし、私の単勝馬券だし。でも、ここではパフォーマンスを最重視して予想してるから、ジェイソンってことになる。えー、また馬券が外れるのかあ?・・・・
と書く一方で、ジェイソンの単勝の他に押さえ馬券も買っておこう。天才デヴィッド、サイーシャ→天才デヴィッド,サイーシャ→ジェイソンの三連単フォーメーションを。天才頭なら80倍見当、サイーシャ頭なら500倍はつくでしょう!

posted by tsサイモン at 23:29| Comment(1) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月13日

シーズン7 #32「Week14 results show 7 to 6」

サバイバル戦が進んでコンテスタンツの数が少なくなってくると、発表の仕方を変えるのはAI恒例。前シーズンに引き続き、ステージの両サイドにただ並ばせておくだけで、どっちがボトムズでどっちがトップスか知らされずに不安げなコンテスタンツ生殺しの図。鬼になりきるライアンでした。
クック&ブルック&サイーシャVSカーリー&ジェイソン&クリスティのグループで「え、どっちがボトムズ?」とコンテスタンツも視聴者も混乱させておいて、途中でサイーシャとクリスティを交換するという技まで使いました(これ、前シーズンも使ったっけ?)。そして最後に天才デヴィッドを残しておいて、「どっちがどっち?」と選ばせるのは前シーズンのメリンダと同じシチュエーション。そして、どっちサイドにも行かずに真ん中に胡坐をかいて座り込んだのも前シーズンのメリンダと全く一緒でした。もう、ほとんど予定調和の世界。
ここで興味深く感じたのは、天才デヴィッドの扱い。前シーズンでは圧倒的な実力+視聴者への抜群の好感度で優勝候補大本命と目されていたメリンダでしたが、今シーズンでは天才デヴィッドがこのポジションにいるのかぁ、と。もちろん17才の少年の歌手としての実力がメリンダの域に達しているはずは微塵もありえないわけですが、全米視聴者の評価では今シーズンは天才デヴィッドがダントツという事なんでしょうねえ。
しかし、ということは、メリンダと同じ事が起こったりして。天才君が決勝ステージに進めなかったりして。AIは何が起こるかわかりませんからね!ええ、私はアメリカからの最新情報をシャットアウトしているので、今もこうやって楽しんでますよ。まいったかFOX JAPAN!
で、今回脱落したのはクリスティ。唯一のカントリー娘がついに消えてしまいました。これはきっと、カントリーファンを構成する主要層である年配ピープルの票を「アメリカの歌姫」ならぬ「アメリカの歌孫」天才君が吸い取っているのだと思います。やっぱり温泉と動物と子供は最強だねえ、どこの国でも。(←もちろん、ここは突っ込んでほしいわけです)
今後のクリスティは、きっとカントリーのインディー・レーベルから声が掛かるに決まってるから、チャンスを生かせるかどうかは彼女しだい。馬を買い戻すのもいいけど、ホップステップジャンプですよクリスティ!

今回のVIP講師マライア・キャリーによるゲスト・パフォーマンスは、いまだ現役第一線のキャリアを見せつけたしぶいステージだったと思います。しかしそれよりも、前半でゲスト出演したエリオット・ヤミーン。唄ってる時の感じがなんかいつもと違うなあと思ったら、お母様がお亡くなりになってたんだ・・・・あんなに仲のいい母と息子だったのに・・・悲しいだろうなあ・・・・見ている私もつらくなってしまい、とにかくそのことが私の頭の中を廻り続けているresults showでした。エリオットのお母様の御冥福を心からお祈り申し上げます。でも、お母さんが御存命のうちにプロの歌手になれて本当によかったなあエリオット!今は大変だけど、そのうち、いつか、元気を出してねエリオット・ヤミーン!

posted by tsサイモン at 00:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月10日

シーズン7#31「Week14 final 7 perform」

なんでまた急に寒くなるのよ?慣れつつあるとはいえ、異常気象が酷すぎます。

天才デヴィッド・・・・この人の素晴らしいところは、自分のカラーで唄えるところ。何々風にならずに、デヴィッド・アーチュレッタのカラーで唄えるところ。逆に言うと、飽きたら辛い。
私個人的にはすでに彼に飽きはじめているので、途中まではいいなあと思っても、最後までは持たなかった。でも、どっちみちアルバムをリリースすればデヴィッドはいい作品を作るでしょう。たぶんレコーディング向きだと思う。
カーリー・・・・最近おかしいね。先週ほどボロボロではないけど、完璧だった彼女の技術に乱れが目立ち始めてきた。前半部分の不安定さと、最後の盛り上がりでトライしたがフラットした最高音域。それでも音域の広さはさすがだなあと思ったけど、やっぱりこの曲は難しいねえ。「広い音域」「力強い声の張り」「声量」「繊細さ」がこの曲を唄うには必要だと思うけど、カーリーには最後の「繊細さ」が足りないから、たとえ絶好調の時の彼女でも無理な選曲だったかも。
あと、どうでもいいけど、客席に映った彼女のダンナとい思しき人の顔面タトゥーにビビりました。
サイーシャ・・・・私はサイモンの意見とは全く反対。原曲の知名度が低いからこそ、サイーシャの今風のソウルバラードな唄い方が冴えた。彼女のパフォーマンスの中では今までのベストかもしれないと個人的に思う。うん、私は気に入った。
ブルック・・・・しけた「Hero」だなあ。弾き語り一本を貫き通すことにはもう何も言わんし、ブルックにはこの戦法しかないんだろうけど、やたらイージーな感じがしてしまった。マライアの持ち歌から曲を選べっていうのは、ブルックにとっては辛いだろうね。彼女がやる事は毎回いっしょ。あとはそれがはまるかはまらないかだけだから。毎回「Let It Be」のような感じで唄えればいいんだろうけど、今回はそうもいかないし。
クリスティー・・・・後半〜エンディングの盛り上がりが抜群だった。技術的に荒っぽいのはそのまんまだけど、いい部分が回を追うごとに際立ってきた感じ。一見(いや、一聴か)特徴がないけど力強く張りのある中低音で説得力のある歌を唄うところが、彼女のセールスポイントかも。
デヴィッド・クック・・・・審査員三人が大絶賛だったが、私には意味不明。いつもは音程のしっかりしているクックが、今日は緊張してるのか?・・・・と思うくらい上ずり気味だったし、私には全くピンと来なかった。やっぱ私は船長苦手かも。
ジェイソン・・・・同じアコースティック志向でも、最低でもこれくらいはバンドと混じってほしいよブルック!声とバックが最高のバランスでうまく溶け合ったナイスパフォ。線が細く頼りなげなところさえ彼の味に昇華して、繊細で甘く優しい声を生かしきっている。ランディの感想「ハワイのビーチで遠くから聞こえてきそうな・・・・」の比喩そのものには同感だが、私の場合はニュアンスが真逆。イージーリスニンングな癒し系路線こそジェイソンの真骨頂。完全に化けました。私の単勝一点勝負も脈大有り。故大川慶次郎さんなら「今週のジェイソンは馬鹿に良く見えますねえ」と言うだろう。

さて、今週の脱落者予想は・・・・ブルックかカーリーっぽいけど、ブルックは要するにいつもとおんなじなので今までこれで勝ち抜けてこれたんなら今週も大丈夫だろう。先週に引き続きカーリーではないかと思います。
posted by tsサイモン at 22:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月05日

シーズン7 #30 「Week13 results show 8 to 7」

今回のボトム3はサイーシャ、カーリー、マイケルでした。サイーシャとマイケルは今まで審査員にあれこれ言われてきたせいもあるのか二人とも不安げな顔をしていたけど、最も表情が暗く見えたのがカーリー。あれだけのテクニシャンだから、今回のとちりまくりのパフォーマンスのまずさは本人がいちばん感じてるんだと思う。「あ、いよいよ私か・・・・」みたいな顔をしていた。で、実際に脱落を告げられたのはマイケル。カーリーは信じられないって感じでかたまってたし、マイケルは実に残念そうだったね。アメリカンドリームを狙って移住してきたオージーが挑んだ29歳土壇場のチャレンジを志半ばで阻まれたわけだけど、ドリー・パートンから曲をプレゼントされたそうだし、何よりも全米屈指の視聴率を稼ぐ番組に毎週出演してアメリカ国民に広く顔と名前を覚えてもらったので、今なら成功へのチャンスが目の前にいくつも転がっているはず。がんばれマイケル。審査員たちも本当に名残惜しそうだったね。
それにしてもライアンは鬼だ。得票最下位を告げられて鎮痛な面持ちのマイケルに向かって「前シーズンのアイドル・ギブズ・バックの週は脱落者を出しませんでした。今回は・・・・」と引っ張ってマイケルに一瞬期待を持たせておいて、すかさず「今週でお別れです」と追い討ちをかけるんだから・・・・ひどいよライアン・・・・ひどすぎる・・・・いくら結果発表を盛り上げる常套手段とはいえ・・・・

ところで、ひとつ気になったこと。今シーズンはデジタル・コンテンツのダウンロード販売が一般に浸透してきた世の流れを反映して、AIコンテスタンツの曲がサイトでダウンロードできる。で、視聴者が曲をダウンロード購入するとその代金が全てアイドル・ギブズ・バックへ寄付されますっていうのは、視聴者が募金する代わりに曲を買えばいいので簡単だし視聴者にとってもメリットの多いシステム。巧いよFOX!
しかし、それで曲の売り上げが伸びて、「あの曲もこの曲もヒットチャートのTOP10入りしました!
」とか「SHout to the Loadがチャートの1位になりました!」と誇らしげにアナウンスするのはズルい気がする。人々の善意を商売に利用してるような感じがして。この方法で結果的に番組からチャートを賑わすヒットが出たからといって、それがスター発掘番組の実績になってしまうというのが、それはちょっと違うよって感じがします。

posted by tsサイモン at 12:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シーズン7#29「Week13 Idol Gives Back」

今年もアイドル・ギブズ・バックが開催。私もお祭り気分で、晩飯でも食いながらのんびり見ます。
昨年もそうでしたが、日本人視聴者にはあまり馴染みのないあちらの有名人がごっそり出演するあたりが、「おー、アメリカや・・・・」な気分に浸らせてくれて、ちょっとイイ。

「アンタ(キャリー・アンダーウッド)がアタイの男を盗ったからアタイもアンタの歌を貰うわよ!」て寸劇をやって中途半端に上手い(しかし決して下手ではない)玄人はだしの唄を披露した黒髪のクールなオネエチャンの名前がテリー・ハッチャーだっていうから、検索してみたら、この人映画「スーパーマン」でロイス・レインをやった人じゃないか!女優なのにかなり唄えるのと、既に40を過ぎているのに若々しいのと、しかもロイス・レインだったんで驚いた。

マイリー・サイラスという人のことを私はぜんぜん知らなくて、15歳とか言ってるけど絶対冗談だと思った。どう見ても24か25でしょ、と思ってやっぱり検索したら、本当に15歳だったんでこれまた驚いた。でも、よく見てみたらメイクのせいで老けて見えたのかも。親父さんとケンタッキーの貧困地域の取材に行った時は思いっきり少女だったし。
それよりも、マイリーとコントをやっていた初老の男は誰なんだろう?と思いながら見ていたら、「恋人たちの予感」に出てたなんて言ってるよこの人、え、ビリー・クリスタルかよ!?っとまたまた驚いた。すっかり年取ったなあ・・・・だけど大好きだった映画「恋人たちの予感」も今から20年前の作品なんだよなあ・・・・

ハートが「マジックマン」で勢いよく出てきた頃、アンとナンシーのウィルソン姉妹が「美人姉妹」だと頻繁に音楽雑誌等で取りあげられていたけど、当時高校生だった私の目から見て、美人なのは妹のナンシーだけで、アンの方はいかついアマゾネスって感じだった。今日見て、それは今でも変わってないなあと。

アニー・レノックスのMany Rivers To Crossのピアノ弾き語りで泣いてしまった。ただでさえメチャクチャ歌がうまい人が心底感情を込めてせつなく激しくそして優しく唄うんだから、もう大変。こんな凄いステージはなかなか見れない。アニーはやっぱり80年代最高のヴォーカリストの一人だと思う。そして彼女の年の取り方がかっこいい。自然にさりげなく気取らなくしかし確固たるポリシーを貫き続ける生き方・・・・ショー・ビジネスの有名人ではなくて気高きアーティストとしての人生・・・・そのあとに出てきたグロリア・エステファンのいかにも「過去のスター」て感じの年の取り方とはあまりに対照的だった。
最後、トリを取ったマライア・キャリーの腕のたくましさと豊満さに見とれながら衰えない唄を楽しんで、ここまで挙げた人たちの中で(シーラEはスルーしたけど)最近のスターはマイリー・サイラスだけで、それ以外は全て70年代〜90年前半のスター。本当にこの番組は、オールドファンを喜ばせてくれる。

マイリー同様に今をときめくスター勢からは、スヌープ・ドッグ、チャーリー・ウィルソン、ジョン・レジェンド、ファーギー、キャリー・アンダーウッドが唄ったんだけど、中でもファーギーとキャリーが凄かった。特にファーギー。この人がこんな凄いシンガーだったなんて。ピアノ伴奏で唄ったバラードが凄かった。そしてハートと競演したロックナンバはもっと凄かった。ロック・ヴォーカリストとしても超一流じゃん。エッジの効いた声のトーンといい、声量といい、音域の広さといい、ワイルドなステージアクションといい、完璧。ていうか、私はファーギーの顔をよく覚えてなかったので、TV見ながらこのむちゃくちゃ唄が上手くてやたらかっこいいオネエチャンはいったい誰なんだ!と思ってあとで調べてみたら「なんだファーギーじゃないか!」てことでまたまたまた驚いた。今人気絶頂のスターが人気と勢いだけで過去の実力派スターを霞ませてしまうのではなくて、唄の実力と存在感で完全にアン・ウィルソンを食っていた。名実ともにスターや・・・・
一方のキャリーは、アニー同様に心のこもった素晴らしい熱唱。ケリクラとキャリーはAIの生み出した宝石TOP2だね。

さて、昨年のアイドル・ギブズ・バックではハリウッドの才人ジャック・ブラックが最高のひとり漫談独演会で最高に楽しませてくれたけど、今年も凄い!ロビン・ウィリアムスの登場や!笑い転げました!ロビン最高!この漫談コーナー、毎年超豪華やね!
一方でブラピさんは、いつ見ても品川庄司の品川祐にそっくりだ。そもそもこの人が男前っていうのが、昔から私にはよくわからない。凄くいい役者とは思うけど。
彼よりも、かみさんの世界最高美女アンジェリーナ・ジョリーに出演してほしかった!

※これを書いた後にわかったのですが、ネットで検索してヒットしたテリー・ハッチャー=ロイス・レインを、1978年制作の映画「スーパーマン」のロイス・レインと勘違いしていたことが判明。つまりマーゴット・キダーのつもりでテリー・ハッチャーのことを書いていました。もう、私の頭の中もお祭りだ!Yeaaaaaaah!

posted by tsサイモン at 11:22| Comment(4) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月04日

GW特別企画 「アメリカン・アイドル」の番組進行を勝手にやってみる!

私は昨日からやっと4連休ですが、金が無くてどこへも行けないし、暇つぶしを兼ねて、こんな事をやっちまいました!
シーズン5の番組進行役クリス・ヘプラーさんの名調子が忘れられません。昨年のシーズン6ではAKB48の勘違い起用に怒り心頭してさんざんこのブログで叩きまくった私でしたから、今シーズンの番組進行役無しというのに正直私はホッとしました。
で、無駄でルーズで適当さ丸出しの出鱈目なお喋りで番組の余韻をぶち壊されることはもうなくなりましたが、毎回8時40分過ぎに番組は早々と切り上げられ残りの時間を番組スポンサー提供のAIとは無関係な番組に費やされるというのは、無害ではあるけれどやはり一抹の寂しさを感じてしまうセンチな私です。
クリス・ヘプラーさんが戻ってくれば何も言うことはないのですが、それはもう無いと思います。
ということで!・・・・いや、ぜんぜん「ということで」ではないのですが(笑)番組進行に勝手にトライしてみました。逆咬合で舌足らずなた滑舌の悪い私がクリス・ヘプラーさんのようにかっこよく決められる事は120%無理なのですが、とりあえず面白そうなのでやっちまいました。気まぐれな私なので、いつまで続くかはわかりませんが。というか、非常に高い確率で長続きしないと思います。
とにかく、昨日放送分の番組開始前と終了後の番組進行を撮ってみました。ブログとおなじ事を喋っていても少しニュアンスが変わるところが自分で面白いなあと思いましたが、はい、手前味噌です!Yeaaaaaaah! お暇なら下をクリックプリーズ!
http://uk.youtube.com/watch?v=BsZS-C6JJnY

※5月5日深夜現在・・・・今さっき、5月4日放送分を撮ってみたんだけど・・・・無理だ!やっぱ私にはクリス・ヘプラーの真似は無理だ・・・・自分で自分の喋ってるのを見ながら気づいた悪い癖、それは文節の合間合間で「エー・・・・」て発している事なんだけど、それに気をつけながら喋りつつ言葉に詰まらずにかまずに喋りつつヘプラーさんの特徴を真似しつつ・・・・なんて絶対無理だ!
「クリス・ヘプラーに挑戦」は文字通りGW特別企画でした!どうせやるんなら「AKB48に挑戦」でした!
posted by tsサイモン at 17:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月03日

シーズン7#28「Week13 final 8 perform」

今週が「アイドル・ギブズ・バック」か!なんか、「アイドル・ギブズ・バック」をゴールデンウィークに放送する事をまず最初に決めてから逆算して放送スケジュールを時間差三週遅れに組み立てたかのような見事さ。いや、実際そうやっているんだと思う。さすがFOX JAPAN。やる事がえげつない。

マイケル・ジョーンズ・・・・いちばん低い部分が不安定なのはいつもどおりだし、前回のパフォーマンスよりもかなり劣るのだが、ランディが言うほどマイケルの声がこの曲に向いてないとは私は思わない。途中まではなかなかだったし。「Dream On」は私の大好きな曲で(私が中一の頃に、”今アメリカでブレイク中の新人バンド、エアロスミスの大ヒット曲”て感じでラジオで掛かって初めて聴いたエアロの曲だったし、よけいに印象深い曲なんですよね)「Dream On」を唄うってだけで私は嬉しくなってしまった私の耳にとって、弱く歌う部分での音域のボトムの弱さは相変わらずでもサビの部分はなかなか素晴らしかった。そうやって途中まで聴いてたところでしかしよく考えてみると、この曲はクライマックス部分でスティーヴン・タイラーが裏声でシャウトしながら「Dream On!」と連呼する最高にかっこいい部分があったのを思い出した途端に、「ますいよマイケルこの曲は!あの部分は絶対唄えないよ!やるなよ!」て思ったらやっぱり彼はトライしてしまったね。そしてしくじった・・・・あのシャウト・ファルセットをバッチリきめられるのはスティヴン・タイラーだけだ。あまりに無謀なチャレンジだった。
サイーシャ・・・・サイモンに同感。少々シャープ気味な癖に慣らされてしまうくらいに私にとってこの人の声は魅力的。良くも悪くも軽いタッチの歌声がポップスっぽくて好きだ。だから逆にこういうポップスっぽくないバラードは彼女には唄いこなせないと思う。
ジェイソン・・・・いいパフォーマンスだった。この人の声・唄い方・佇まいはアコースティックにドンピシャリだね。アコースティックというジャンルがポップのメジャーなスタイルのひとつとなりつつある現状を踏まえ、私もアコースティック志向のコンテスタンツに対する姿勢を少し軟化させようと思う。まえよりもダメ出しはやめようかな・・・・いや、わからないけど・・・・(時代の流れに逆らうのは古い人間の悪い癖だしなあ)ウクレレも結構うまかったね。
クリスティ・・・・ランディに同意。Verse(サビに行くまでの曲の前半部分)がフラット気味。サビの部分で声を張って唄う部分がとても力強くて説得力がすばらしかったので、その部分が審査員達の高評価を得たのだと思うが、その部分が非常によかったぶん、逆にクリスティの技術的な不安定さが私を強く印象づけてしまった。
デヴィッド・クック・・・・何もかもがチグハグ。全くいいところなし。いつもうまく決めるアレンジが今回はグダグダ。バッキング・ヴォーカルのメンツが多すぎてサビの部分でクックの声を掻き消してしまっているし、声のトーンもいつになく不安定だった。どこか体調でも悪くしてるのだろうかと思いたくなるほど。どうしたんだクック。「ビリー・ジーン」を頂点にしてこのまま転がり落ちてしまうのかい、船長?
カーリー・・・・毎回怒ったような表情をして激しく唄うのがいつものカーリーだからなあ・・・・チャリティー・ショーの前夜祭的な意味合いを持った舞台で愛・平和・人類皆兄弟なスタンスで唄うのに最も向いてないタイプのコンテスタンツかもしれないね。いつもはそれでも素晴らしい技術で聴かせてしまうのだが、今回は珍しくミスが目立った。いつもより彼女の表情の険しさがいくぶん柔らかい気がしたのは、もしかしたらカーリーは表情に気をつけて唄っていたのだろうか?で、それに注意が行ってしまい集中力を欠き、歌が崩れてしまったのだろうか?何の根拠も無いが、そう思いたくなるくらい今回のパフォーマンスは彼女らしさを欠いていた。
天才デヴィッド・・・・なぜかランディは絶賛だったが、私の中では彼の今までで二番目に感心できなかったステージだった。いや、パフォーマンスの出来についてはサイモンに同意で、出だしが危なっかしかっただけなんだけど、今回私が気になったのは、出来不出来とは別の部分。デヴィッドの発声の仕方とフレージングは既に完成されていて、毎回同じいいトーンを同じパターンのいい節回しで唄う。彼の歌を初めて聴いた時はその完成度の高さに衝撃を受けたし、デヴィッド登場の初めの頃は毎回うっとりさせられていたけれど、いいかげん飽きてきてしまった。毎回おんなじ感じのうっとりトーンにも、おんなじ感じの今様メロディ・アレンジにも、おんなじ感じのしっとり選曲にも。
18歳になったばかりの少年にあれもこれも求めてしまう私が間違っているのかもしれないけど、少なくとも今日私が思ったことは、同じくらいの年齢でシーズン5を傑出した声と説得力で才能豊かに戦ったパリスの方が、デヴィッドよりも数段上だったんじゃないかなあ・・・・ということ。
ブルック・・・・「You've Got A friend」は名曲の中の名曲。しかしこの曲は、誰が唄ってもうまく唄える曲ではない。けっこう抑揚の付けにくいメロディーだからね。原曲のようなアレンジでこの曲をまともに唄えるのは、やはりキャロル・キングかジェームス・テイラーしかいない。キャロル・キングのオリジナルどおりに唄ってしまったら、そりゃあダメでしょうブルック。キャロル・キングの「つづれ織り」は私もやたら聴きこんだアルバムだったし、ジェームス・テイラーの1stから「マッド・スライド・スリム」までの3枚も聴きまくったアルバムだった。ブルックがこの曲に思い入れる気持ちはわかるが・・・・これはコンペティションだし。

さて、今回「おや?」と思ったのは、サイモンのジェイソンとブルックに対する不自然に優しい態度。ジェイソンについては今シーズンの優勝候補のひとりであると視聴者にアピールするかのような発言に見えたし、ブルックについてはサイモンらしからぬあいまいな賞賛の仕方。そしてふたりに見せた笑顔がなんか作り笑いっぽいような気がしたんだけど。アコースティック路線を突き進むこの二人を番組がプッシュしてるように見えなくもない。「アコースティック>普通のポップ路線」な現状でお金になるのはこの二人だ!どっちか優勝してくれ!みたいな?
などというのは、なんの根拠も無い私の勝手な憶測なのです。あくまでもひとつの仮定として、そういうこともあるかもよ???みたいな。
昨シーズンもちょうど同じくらいの時期に、私は「番組はジョーダン&ブレイク・プッシュではないか?」という憶測を書き連ねていたので、「ああ、tsサイモンの病気がまた出たか・・・・」とでも思ってくださればいいでしょう。
番組をより多角的に楽しむためにも、また、まぐれ当たりで真実に迫る可能性を少しは増やすためにも、感じたこと思いついたことをダラダラ書き連ねていきたいです。

さて、今週の脱落者は・・・・今日のパフォーマンスの出来を基準にボトム3を挙げるとするとカーリー、クック、ブルックだが、ブルックはいちおう「らしさ」を発揮していたしクックは今まで視聴者へ与えた高い”印象点”があるから今回だけで一発アウトっていうのはまず考えられない。審査員三人すべてからネガティブ・コメントされ、パフォーマンスにいつもの確かさが全く見られなかったカーリーがいちばん危ないのではないだろうか。

posted by tsサイモン at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月29日

シーズン7 #27 「Week12 results show 9 to 8」

今週もresults showは月曜日更新になってしまったか・・・このパターンが多くなるかもしれません・・・・日曜夜のtsサイモンには何かある!・・・・いや、何もないですけどっ。

ボトム3はクリスティ、レイミエル、ブルックでした。パフォーマンスの出来が公平に評価されたと思える結果で、少し意外でした。今回のように「すっごいシビアじゃん視聴者!」と思う時があれば、逆に「何考えてんねん視聴者!」と思う時もあるので、出演者も視聴者もAIはほんとスリリングです。
しかし実質カントリー・ウィークにクリスティがボトム3というのはどういう事だろう・・・・この先クリスティ、大丈夫か?とも思ったりします。が、逆に、今回は他の出演者もカントリーソングを唄ったために(実際カントリーのスタイルで演奏・歌唱されたかは別にして)クリスティの「ひとりカントリー主義」が機能しなかった、と考えることもできそうです。クリスティよりも歌のうまいコンテスタンツはいっぱいいるので、カントリーファンもそっちに入れちゃうよ!みたいな。
ブルックをはじめ、今年のコンテスタンツはアコースティック志向の人がやけに目立つなあと思ってたら、今回ゲストとして出演したバンド版AIの優勝者ザ・クラーク・ブラザーズが、思いっきりアコースティックトリオじゃん!!で少し納得しました。もしかしたら今アメリカではアコースティックがホットなんじゃないの?というか、キャットやジョーダンの唄う普通のポップが、今やアメリカはもちろん世界的にも時代遅れのマイナージャンルになりつつある。そんな中で、むしろアコースティックの方が普通のポップよりも(特に若い層に)一般受けするっていう事なのだろうか?
もしそうだとしたら、これからのAIはヒップホップかロックかアコースティック路線のコンテスタンツが受ける時代になるのだろうか?
などと勝手に想像を膨らませながら、いずれにせよ時代は刻々と変化してるっつーことですね。

で、脱落したのはレイミエルでした。ファンの人たちには申し訳ないけど、この結果には納得してしまいます。地方予選で見た時に彼女にはとても強い印象があったし、TOP24入りしてから暫くのあいだは彼女を高く評価していたので、彼女には相当期待していたんだけど・・・・やっぱりこういう「エッジが立たないけど柔らかくて良い声」っていうのは、生かし方が難しいのかもしれない。自分の声の特性を熟知して傾向と対策を立てないと、ほっておけばバンドサウンドの中に埋もれてしまうからねぇ。だから他のコンテスタンツ以上に研究が必要だったのだと思う。ま、とにかく若いし可愛いので、これをきっかけにいろいろな道が開ける事は間違いないので、レイミエルの今後にGood Luck!

さて、ナッシュビル・レポートでは懐かしい顔が見れましたね。バッキーだ!フィルだ!ボー様だ!バッキーもフィルもそれぞれ個性的なカントリーを唄えると思うので、今後も頑張ってもらいたい!ボー様は、子供が生まれてスタジオも持って、なんか最高じゃん!ナッシュビルはLAよりも純粋な音楽志向が強い街だと思う。LAでTVやマスメディア中心にショー・ビジネスの真っ只中にどっぷり浸かるのとはちょっと違うところがあると思うので、みんな末永く頑張れ!

ドリー・パートンのショーは、私はクリスチャンではないうえにヘッドセットのマイクへの歌声の入りがイマイチだったので、正直そんなに楽しめなかった。けど、喋る声は全盛時を彷彿とさせた。もう60歳いってるはずだけど、声も雰囲気も若いからかなり年齢不詳系だね。よく喋るし、ある意味「ナッシュビルの黒柳徹子」と呼びたいくらいだ。そういえば、「ドリーの部屋」という対談番組があちらでは大好評という噂をどこかで耳にした記憶が・・・・全くございません。Yeaaaaaaah!

posted by tsサイモン at 00:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月26日

シーズン7#26「Week12 final 9 perform」

今頃エイプリルフールかよ!さすがFOX JAPANが世界に誇る超時間差放送!
そして今週からはいよいよVIP講師の登場。今シーズンの一人目はドリー・パートンか!カントリー・ウィークっつーことですな。
「Island In The Stream」「Here You Come Again」「9 to 5」を唄ってた頃は、ドリーはまだまだ可愛くてセクシーなオバチャンだったけど、もうさすがにグランドマーですね。しかし、キュートな声は相変わらず!

ブルック・・・・ランディに同感。唄もギターもところどころトチってたけど、彼女の声にハマっていた。しかしまあ、アコースティックセットまっしぐらだね。ピアノ弾き語りやっても文句言われないなら、この路線も大手を振ってやれそうだ。こうやって弱点をカバーしながらいけば、意外にブルックはこの先も健闘するかもしれないよ。
デヴィッド・クック・・・・最後のファルセットで少し音程が外れた以外はノーミス。しかし今回は私のハートにヒットしなかった。すごくありきたりに聴こえてしまった。なんか、この人の声は、個性があるんだか無いんだか未だに私は掴めない。
ジェイソン・・・・なかなかよかったと思う。アコギを弾きながらがすごく絵になっていたし、声がよくハマっていた。ジェイソンもブルックと同じくアコースティック系が向いてるのかも。三人連続でアコギを持ちながら・・・・というところに、今シーズンの特徴が現れている。アコースティックというジャンルがメジャーなスタイルとして確立されてきた証か、あるいは唄うオンリーのシンガーはもう時代遅れということなのか・・・・それでも私は、唄の力だけで聴衆を魅了してしまう真の意味での歌手をこの番組のコンテスタンツにも求めてしまう。ええ、古い人間ですから。
レイミエル・・・・意外に彼女の声に合っていたと思う。オールドファッションドな彼女の声には、もしかしたらカントリーが向いているのかもしれない。ただ、前半部分で微妙にリズムを後追い気味なのが気になった。リズムからズレているというのではなくて、エッジの弱い彼女の声の特性的な問題なのかもしれない。声の輪郭が立ってないと、フレーズ毎の唄い出しの頭の部分がはっきり鳴らないのでタイミングが遅れて聴こえてしまうのかもしれない。声を張ったときはエッジが少し強くなってそれが解消されていたから、きっとそういう事なんだと思う。要するに、リズムに乗って唄う必要のある曲は彼女にはマイナスなんだと思う。それでも先週よりは格段によかったし、このところの彼女の中ではベストパフォーマンスだと思う。
カーリー・・・・彼女が技術的にうまいのは毎回のことだから特筆すべきではない。終始アコギとストリングスメインのアコースティックアレンジではなくて、途中からエレキやドラムスをガンガン入れて欲しかった。彼女の声はレイミエルとは真逆にエッジが強いので、アコースティックアレンジだと声が立ちすぎて少し耳障りに私には聴こえてしまう。バックの音をガンガン鳴らすくらいで彼女の声にはちょうどよくなると思う。
天才デヴィッド・・・・ランディに同意。復活って感じ。彼のパフォーマンスでは「イマジン」以来のヒットだと思う。スローめの曲で繊細なニュアンスとナイーヴなトーンで聴かせるシンガーっていう彼の特性が見えつつあるのかな?
クリスティ・・・・彼女のジャンルだから、自身を持って唄えたしミスも少なかった。しかし印象に残らないという点でサイモンに同意。そして、荒っぽいね。フレーズフレーズの終わりとかの細かい部分にガサツさを感じてしまう。
サイーシャ・・・・ドリー・パートンというよりもホイットニーということで如何にもサイーシャな選曲。この路線でいいと思う。そりゃあサイモンのいうようにホイットニーには劣るけど、それはしょうがないでしょ。
マイケル・ジョーンズ・・・・今までの彼のベスト・パフォーマンスという点でサイモンに同意。自分の音域で唄えば、彼は強い。今回はファルセットもバッチリ決まっていた。渋めの選曲も合っていたと思うし、ステージパフォーマンスも決まってたね。

今日は、この番組が終わって間髪を入れず9時からシネフィルイマジカで「ファントム・オブ・パラダイス」ON AIRで、何を隠そう20代後半に私はこの映画をTVで観てポール・ウィリアムスの挿入曲にすっかり衝撃を受けてピアノの弾き語りをやりたくてピアノの練習を始めたという、私にとっての思い出の映画なので、レビュー書きも途中で放って見るっきゃないのでした。で、映画が終わってまたレビュー書きを始めて気がついたのが、ジェイソンを忘れてたこと。いつも放送を見ながら書いてるんだけど、ジェイソンについて何かひとことふたこと書く前に次に唄ったコンテスタンツについて書いていたみたい。で、ジェイソンを飛ばしていた。でも、誰のあとで飛ばしたのかは定かではない。いつも出演順どおりに書いているんだけど、今回はもしかしたらジェイソンの順番が違うかもしれませんので、このレビューを出演順を思い出す手がかりにしている方がもしいらっしゃったら、今回だけはクエスチョンマーク付きですので、よろしくお願いします。

で、今回の脱落者予想ですが、こりゃあむずかしい。大きな失敗をした人が誰もいなかったからね。パフォーマンスだけを見て今回の下位に思えるのはレイミエルとブルックだけど、二人とも人気者なので脱落は考えにくい。となるとサイモンに酷評されたコンテスタンツのうち誰かが落ちるのではないか。するとジェイソン、サイーシャ、クリスティ、カーリーが候補に挙がるが、今週のクリスティ脱落はないだろうし、ジェイソンとサイーシャは先週のボトム3でファンの危機感を煽り今週は投票が伸びるというAIお馴染みの揺れ戻し現象が起きるのではないだろうか。となると、「スターのオーラが無い」とサイモンにダメ出しされた(今回については私も少し同意)カーリー脱落という番狂わせがあるかもしれない。

posted by tsサイモン at 23:25| Comment(3) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月22日

シーズン7 #25 「Week11 results show 10 to 9」

昨日日曜夜はてんやわんやでそりゃあもう大騒ぎさ!ってわけでもなかったのですが、なんやかで忙しくて書けず、久しぶりの月曜更新となってしまいました。
今回のボトム3はチキージー、サイーシャ、ジェイソンでした。土曜日の放送を見る前に書いた皆さまへのコメントバックで、もしかしたら大穴???と単勝一点勝負を宣言してみたジェイソンが得票下位でしたね・・・・(だから競馬当たんないんだ・・・・)そして土曜日の番組レビューで誉めたサイーシャも得票下位でしたね・・・・(だから競馬当たんないんだ・・・・いや、ちょっと違うか)
チキージーとジェイソンは予想できたけど、サイーシャは予想できなかった。審査員三人のうちサイモンだけが辛口採点だったから、サイモンが視聴者に与える影響力が強いのかもしれないですね(って、ま、毎度のことですが)。あるいは、若くて綺麗で歌の上手いサイーシャは、お茶の間の一般ピーポーが感情移入しにくい対象なのかもしれないですね。職業「女優」ていうのも、職業「美容師」「ベビーシッター」「主婦」等に比べて派手で華やかな印象を与えてしまいそうだし。
いずれにしてもちょっと不思議なのは、今シーズンでただ二人だけとなってしまった黒人コンテスタンツが二人ともボトム3にいたこと。黒人票は誰へ流れてるんだろう?他のコンテスタンツを見渡してみて、黒人からシンパシーを得るタイプのコンテスタンツがいるかというと・・・・ファンキーなソウル白人とかね・・・・そういうのはいないような。しかも、どちらかというと白人受けしそうなタイプのコンテスタンツがやたら多いような気がするんだけど。クリスティ、ブルック、ジェイソンはどうみても白人仕様だしなあ。マイケル・ジョーンズかなあ?ロックばっか唄ってるけど、声がブルーアイドソウルだからなあ。あるいは、少しハスキーなソウルっぽさを感じさせる天才デヴィッドかなあ?でも、会場で黄色い声援を送ってる派手な金髪ギャル軍団を見てると、そんな感じなさそうな気もするが。
で、結局今回落ちてしまったのはやっぱりチキージー。なんといっても残念なのは、TOP12初回で広いステージを動き回ってハツラツさが大好評だったのに、なんでそのあと違うことばっかりやってしまったのか?そういう部分での考えの無さが限りなくアマチュアだったと思うし、それが彼の最大の敗因でしょう。
しかし、脱落を告げられた後にチキージーが唄った時のパフォーマンスの出来が、非常によかった。プレッシャーから解き放たれてリラックスしたせいなのかは知らないが・・・・いや、きっとそうなんじゃないかと私は思う。全米屈指の高視聴率番組で世の視線を一身に浴びながら一発勝負のステージに挑むプレッシャーは、文字通り想像を絶するはず。それはどのコンテスタンツにとっても同じで、だからこそほとんどのコンテスタンツがあっちゃこっちゃミスをする。逆に言うと、あのステージでノーミスで唄うことが出来る人は、超人的に歌がうまい。メリンダなんか、超人。私が毎回毎回コンテスタンツにあれこれ注文をつけたりダメ出ししてるけど、それは聴いたまま感じたままをそのまま書いているからそうなってしまう。で、TOP12は実際はみんな凄く歌がうまい、という事を私はじゅうぶん承知している。それは、例えばシーズン5でTOP12に入った途端に声量不足でボロボロになっていってしまったエース・ヤングが実はなかなか優れたレコーディング・アーティストである事を引き合いに出すまでもない。
AIのあのステージは、絶対に特殊な舞台なんだと思うよ。
posted by tsサイモン at 00:30| Comment(7) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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