2009年06月13日

シーズン8 #38 「Week 17 results 3 > 2」

番組開始後いきなりベン・ステイラーと愉快な仲間たちが登場。巧みな話芸を織り交ぜながら、「スミソニアン博物館にアメリカン・アイドル・デスクが展示される事になった」と伝えていた。こいつらが言ってる事だから、どうせギャグだろう!と思ったら、どうも本当っぽい。このスミソニアン博物館とは何か?と調べてみると、ワシントンDCにある全18館の博物館・美術館群の総称のようだ。話題とされたアメリカン・アイドル・デスクが見られるのは、その18館のうちのどれなのだろうか?トーマス・ジェファーソンの机の隣に置かれるということは、国立アメリカ歴史博物館だろうか?

そしていつものオープニング映像が流れた後に、今度こそライアン・シークレストが登場だ。今日は三人ということもあってか、コンテスタンツによるグループパフォーマンスは無し。その代わりに、アリシア・キーズに紹介されてステージに登場したノアという少年が「「I'm The World'd Greatest」という曲を唄った。この少年はアフリカ大陸中央部にあるルワンダ共和国の出身ということで、アイドル・ギブズ・バックがらみでのパフォーマンス。iTunes Storeで曲をダウンロードできるらしいし、売り上げは寄付へ行くということなので、興味のある方はぜひ!といいたいところだが、日本のiTunesじゃ無理か。

TOP3ウィークのresults showでは、毎年恒例のコンテスタンツ凱旋映像を放送。ダニー、クリス、アダムが順番に呼ばれて、それぞれの故郷でのフィーバーぶりがレポートされる。ダニーがミルウォーキーへ、クリスがアーカンソー州コンウェイへ、アダムがサンディエゴへ帰郷。
私はこのコーナーを毎年楽しみにしている。シーズン中ずっと動向を追ってきたコンテスタンツたち。コンペティションを重ねる毎にぐんぐん成長してきたコンテスタンツたち。凱旋先での熱狂的な大観衆の狂喜狂乱ぶりを目の当たりにする事によって、彼らひとりひとりの成長をストレートに実感することができる。また、彼らの達成感を、ほんの少しだけ共有させてもらえる。
それにしても、今回の観衆の数と熱狂ぶりが凄い。三人が三人とも物凄い数の大観衆が集まり、今にも失神しそうなテンションで黄色い歓声を張り上げる女性ファンがそこかしこに。American Idol への投票者は圧倒的に女性の方が多いという話を聞いたことがあるが、このフィーバーぶりを見るとうなづける。今年はTOP3が全員男なのだから、過去シーズンよりも多くの観衆が集まったとしても不思議ではない。男性陣のレベルが高い年は、女性コンテスタンツが苦戦するのかもしれない。先週アリソンが脱落したのも、仕方なかったということなのだろうか。

三人それぞれの凱旋映像が流れた後に、胸のあたりがスーパースターだったケイティ・ペリーのゲストパフォーマンスを挟んでから、いよいよ結果発表。
最初に開放されたのはクリス。ということは、今回の得票数1位がクリスということなのだろうか?番組の最初の方でライアンが「今回の投票総数8800万票の中でTOP2の差が100万票だった」みたいな事を語っていた。100万票の差が得票数1位と2位の差なのだとしたら、1%強の僅差接戦。(それともTOP2と3位との差が100万票あったという説明だったのだろうか?いずれにしても接戦だ。)全5万人のコンウェイ市民の半数近くを凱旋イベントに集めてしまったクリスの人気たるや凄まじいし、アダム、ダニーも映像を見てのとおりの大観衆による大フィーバー。
このような大接戦でも結果は結果。残されたダニーとアダムのうちのどちらかが、今日戦いの場を去らなければならない。
昨日のダニーは最高だった。ステージ裏からクリスとダニーのパフォーマンスを見ていたアダムが、「今日は二人とも素晴らしかった」と真顔で語っていた。コンペティションを通して優勝候補最有力と呼ばれ続けてきたこの男も、今回だけは本当に不安を感じたに違いない。いよいよライアンが脱落者の名前をアナウンスする時のひどく深刻な表情は、アダムが初めて見せたものだった。

「次週クリスと戦うのは・・・・アダム!」

不安と緊張から解き放たれて両手で顔を覆うアダム。しかしいつまでも喜べなかった。僚友ダニーを思いやった。ふたりはハグし合った。

このステージには敗者はひとりもいない。ダニーは視聴者からの得票数が他の二人よりも少なかっただけだ。そんな、視聴者投票によって勝者が決められる番組のブログを書いている人間としてあるまじき考えを抱いてしまうのは、昨日の圧巻のステージがあったからだ。ダニーは自分自身と亡き奥さんのために、「You Are So Beautiful」を唄った。勝ち負けじゃない。ダニーがアメリカン・アイドルへチャレンジできたのも、こうしてTOP3のステージに立って人生を変える事が出来たのも、みんな彼女がいたおかげなのだ。昨日のダニーは、今日の結果には関係なく、「勝者」としてステージに立っていた。そう、ダニーは勝者だ。
凱旋映像の中に、ミルウォーキー市長が贈呈式でダニーに「好きなだけ絶叫してくれ」と声を掛けるシーンがあった。言うまでもなく、TOP4ウィークでダニーがやらかした超ど素人シャウトの事だ。あの一件は、やはり非常に深いインパクトを視聴者に与えたようだ。そしてあのシンガーとしてはありえないくらいの超メガ大失敗が、逆に”愛すべき人物”としてダニーの人気を決定づけてしまった感がある。ダニーの不器用なまでの「純粋さ」を物語るエピソードのような気がするからだ。この純粋さがあったから、昨日のようなピュアに心を打つ歌が唄えたのだと思う。
そして、ダニーのラストパフォーマンスで、再び感動がアンコール。エンディング間際の決めの♪beautiful♪では、ダニーの感情の高まりが頂点に達して、声がかすれる瞬間があった。それくらいに魂のこもった、真実一路のパフォーマンスだった。ダニーに笑い、ダニーに”心を揺さぶられて”泣いた。それだけで今シーズンがひときわ思い出深いものになりそうだ。

ケイティ・ペリー以外の今日のゲストパフォーマンスはシーズン6優勝者のジョーダン・スパークス。ワン・リパブリックのライアン・テダーをピアノに迎えて新曲「Battlefield」を披露した。屈強なプロフットボーラーである父の血が騒いだのか、唄い終わった後にカメラを睨みすえた顔がやけに怖かった。いくら曲名が”戦場”とはいえ、やりすぎだ。

さて、日本版アメリカン・アイドルでは、DJ KAORIが久しぶりに「シーユー」をやってくれました。

スィーユーじゃなくて、シーユーて言ったんだぜ!

そんな、ある意味生粋の大和撫子の心意気を見せつける謎のニューヨーカーDJ KAORIに、ますます煙にまかれながら、ここらへんでシーユーネクストタイム!

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posted by tsサイモン at 03:01| Comment(6) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オープニングの漫才(?)は意味がわかんなくて家族全員は?ってなってました笑
クリスがんばれ!!!
Posted by ゆき at 2009年06月13日 13:00
>ゆきさん
実は私も・・・・ほとんど意味がわからなかったです!(爆)
ファイナル楽しみですね!
Posted by tsサイモン at 2009年06月13日 13:06
今回の総得票数は“8800万票”です。従って100万票差という事は大接戦だったと言うことですね。

Danny有終の美を飾りましたね。美しい去り方でした。番組側もこういう演出をしたかったのでしょう。だってもしも先週落選していたら別れのラストソングが“Dream On! Dream On! GyAwwwwww〜”でしたからねえ。

私も凱旋帰省のコーナー大好きです。Krisの家族見てて目頭が熱くなりました。奇しくもTOP33人共お父さんがミュージシャン又はミュージックファン。自分の果たせなかった夢を息子が継いで果たしてくれたのを目の当たりにしてるのを見てると、、、。感動です。
Posted by 飴愛 at 2009年06月13日 14:32
>飴愛さん
スラッシュ@TOP4ウィーク並みのナイスアシスト、どうもありがとうございます!感謝です!
一桁も間違えるなんて、私はマジでアホか!(笑)
早速訂正して書き直しておきました。

おっしゃるとおり、ダニーは正に有終の美でしたね。もしも「Dream On」で去っていたら・・・・やっぱりもう一度絶叫をやったのでしょうか?(笑)
成功への階段を昇る人は、要所要所で不思議な幸運に恵まれますよね。ダニーがTOP4を生き残ったのも、そんな運命の巡り合わせという気もします。

才能を伸ばすためには、生まれ育った環境が大事ですねえ。本当にそう思います。
Posted by tsサイモン at 2009年06月13日 15:03
あぁ、ほんとうに今回は誰が落ちるかまったく予想つきませんでした。皆さんおっしゃるとうり、ものすごい僅差だったと思います。
というか、この三人で優劣つけるのがもったいない!

でも、やっぱ個人的にはお気に入りのクリスに頑張って欲しいです〜
今シーズンは今後の各コンテスタンツの活躍が楽しみですね!
毎年審査員が「今年は実力者ぞろいだ!」といいますが、今シーズンはうなずけます。
私の中ではシーズン5以来の盛り上がりです。
Posted by ひさきみ at 2009年06月13日 23:01
>ひさきみさん
シーズン5のTOP3ウィークが三者激しくぶつかり合う実力伯仲の好勝負でしたね。テイラー、キャット、エリオットそれぞれが好パフォーマンスを繰り広げて一歩も引きませんでした。
今シーズンも正にそれでしたね。本当に甲乙つけがたい大接戦でした。
Posted by tsサイモン at 2009年06月14日 08:40
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