2009年04月29日

シーズン8 #26 「Week 12 results 9 > 8」〜とうとう俺のミーガンが・・・・

ボトム3の席へ二人目に呼ばれたのがアリソンだったのはとても意外だったが、最初に呼ばれたミーガンは仕方ないかなと思った。三人目のアヌープも他のコンテスタンツとの比較を考えると、当然ともいえた。
で、やっぱり最初に戻されたのがアリソン。残った二人はミーガンとアヌープ。そして得票数最下位を告げられたのはミーガンだった。
さて彼女は救われるのか、それとも救われないのか?ここでいきなりサイモンが、「君を救うつもりはない」の発言。「(サイモンの意見は)ぜんぜん気にしてない」というミーガンの言葉が原因だ、とサイモンは言っていた。確かにそれもあるんだろうけど、何よりもミーガンがここまで全く成長を見せなかった事が審査員を落胆させたという面が大きいだろう。というか、私もとことん落胆した。
パフォーマンス評で毎回書いていたように、ミーガンは基本的な発声が出来上がっていなかった。この時点で、基本がほぼ完成している多くのライバルたちとは完全に水を開けられていた。さらに、その足りない部分を補おう修復しようという前向きな姿勢がほとんど全く感じられなかった。
地方予選でミーガンを初めて目にした時、おそらく多くの視聴者が彼女の出現に目をパチクリさせたのではなかっただろうか。現代性を感じさせる独特の個性を持った声質とちょっと変わった発声法。しかも美形。サムシングニューな超新星が現れた!と少なからぬ衝撃を受けたに違いない。
「もっとミーガンの唄を聴きたい!」と期待を膨らませながら、続く登場ラウンドとなったハリウッド予選ではミーガンの歌唱シーンは全てカット(だったよね?私はそのように記憶しています)。出し惜しみかよ!と突っ込みながらさんざん焦らされてから、ようやくTOP36ステージ第二週目に登場。地方予選で一度きりしか見ていないミーガンへの期待が高まりきったところで、彼女のアメリカン・アイドルにおける初ステージがお披露目された。そのパフォーマンスはサイモン以外の審査員が謎の絶賛。私の期待は見事にすかされた。マイクが全く使えてなかったので歌唱力に関しては判断材料不足で様子見、ミーガンのオーラだけが際立っていたシテージだった。続く二回目の登場はワイルドカードでのパフォーマンス。こんどはスタンドマイクを使うなどマイクパフォーマンスは改善されたが、肝心のヴォーカルパフォーマンスで弱点をさらけ出した。それも基本的な発声訓練不足。「ところどころで基本的な歌唱力不足を露呈していた。しかしそれ以上に、なにか普通のよくある発声になってしまっていた。地区予選で見せた一風変わったオリジナルな発声法のインパクトがどこかへ消えてしまった。」と私はこのパフォーマンスを評した。アメリカン・アイドルはラウンドが進むに連れて、コーチやスタッフからいろいろ改善策を指導される。そんな中でミーガンが戸惑ってしまいインストラクションを消化しきれず、本来の自分を見失う部分もあったのかもしれない。
あの地方予選の鮮烈な印象はなんだったのだろう?アカペラでしかもマイクから遠く離れて唄う地方予選は、ハリウッド予選や本選とは声の収録方法が違う。だから声も違って聴こえるので、一概には言えない。しかしそれにしても印象が違いすぎる。オリジナリティに長けた期待の新星から全くの期待圏外へと転落。もしかしたら地方予選で見せたミーガンのパフォーマンスが、彼女の生涯最高傑作だったのかもしれない・・・・なんて思いたくなってしまう。

サイモンに「救う気はないよ」と云われて少し憮然とした表情を見せた後で、一転して屈託のない顔ではじけたミーガン。ラストパフォーマンス中は、審査員席の前でノリノリ状態。その後は観客席の最前列から目と鼻の距離で楽しそうに唄って踊る。開き直ったのか?それとも心底楽しいのか?スター気取りでチヤホヤされるのに満足してしまっているようにも思えてしまった。
パフォーマンス終了後に流れたミーガン回想ビデオでは、「何をやってもうまくいかなかった」という本人の言葉が聞けた。幼い頃から容姿端麗だったミーガン。審査員一同が惚れ込む声質とパーソナリティーを持っていたミーガン。素材としては誰もが認める一級品。本人の努力次第では、とっくにスターへの階段を駆け上がっていたのではないか。しかし向上心や強い熱意が全くといっていいほど感じられなかったし、そういう彼女であり続けたからこその基本的歌唱力不足だった。有り余る素質を持っていても、それを磨く苦労を怠れば何の意味もない。巷でよく言われる「努力し続けるのも、ひとつの才能」という言葉の真実性を、これほど見事に裏付けてしまうコンテスタンツも初めてかもしれない。ミーガン本人は「何をやってもうまくいかなかった」と言うが、実際は「何もかも真面目に取り組まなかったから、うまくいかなかった」のではないのだろうか。

そんな事を考えた後に、自分自身をも振り返ってしまった。有り余る素質も無いうえに努力しない私は、とことんダメじゃないか!
まずは今後の人生を無事に生き抜くために、体力づくりから始めねば!ということで、昨夜は近くの運動公園を少し走った。また水泳も始めようかなあ。

怠っていたといえば、「Come Back To Me」を唄ってゲストパフォーマンス一人目として登場した昨シーズンの優勝者ディッド・クック。私はアルバム聴いてもレビュー書いてないし、オフシーズン企画として始めた「喫茶デヴィッド・クック」も二回目の更新を最後に途絶えているし・・・・だめだめだなあ・・・・
そしてゲストパフォーマンス二人目は「Poker Face」を唄ったレディー・ガガ。私はこの女性のメイクやファッションを見て、80s前半に活躍したミッシングパーソンズのヴォーカルを思い出さずにいられなかった。



さて、昨日放送分から日本版アメリカン・アイドルがちょいと模様替え。ナヴィゲーターDJ KAORIの背景がスタジオセットからCGに変わった。カオリン自身も色調補正されてデジタル仕上げ。
「KAORIチョイス」というミニコーナーも始まったらしくて、第一回目は以前日本版ゲストとしても登場した人気者ティニーシャ・ケリー。「Shuttered」PVが流された。
そして番組の締めは勿論DJ KAORIのカタカナ英語。今さら引っ込みが付かないだろうから、このまま謎のニューヨーカーとして仕事を全うしてほしい。アメリカン・アイドル本選からセクシー美女系が全滅してしまっただけに、ここでカオリンのお色気復活もグッドタイミングだろう。
ということで来週からDJ KAORIの胸のあたりに注目しよう!と星空に誓う私だった。

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posted by tsサイモン at 13:35| Comment(7) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ごぶさたしています!

いや〜ミーガンついに、、、
本選入ってからというものあまりにも周りとの差がありすぎでしたね。よくここまであのキラキラオーラのみでもったもんです。
サイモンさんの意見に賛成。やっぱ努力は大切ですね。
自分も頑張ろう、、、

今シーズン、多くの皆さんがおっしゃっている通り、私もクリスにやられてしまいました。
予選の時はまったくのノーマークだっただけに、、、
当初はアダムVSダニーかな?とか思ってたけど
今はがぜん毎回成長してるクリスに注目してます!
スコットも好きですが、やはり動きがあるパフォーマンスが出来ないことでどうしても同じような印象になってしまいますね。
アダムは天才肌で、やっぱ若いうちから上手でなんでもできちゃうだけに心がおいついてないのかなぁ。

しっかしアメリカはどんだけ才能のある人がおるねん!


Posted by ひさきみ at 2009年04月29日 23:36
私は今回の結果よりも、LADY GAGAのステージに圧倒されました。
曲は前から好きだったけど、実際唄がうまいのかどうなのか分からなかったのが、最初の部分ではっきりと実力がある人なんだって思いましたよ。
ステージは最後のほうになると息切れしてたけど、あれだけのパフォーマンスなら仕方ないかなと・・・。
ちょっと気になるアーティストから、一気に大注目になりました。
Posted by たまぷー at 2009年04月30日 19:49
サイモンさん、ご無沙汰しております。AI中毒です。
今年は軽く横目で見ていましたが、だんだん真剣になってきました。うーん、やはり中毒性があります。子供たちは何かと忙しいらしく、今年は無関心です。冷たい奴らめ。

セクシー美女系の全滅をお嘆きですが、私はリルのあのムチッとした感じがツボであります。でも応援しているのは健気なスコット君。この段階でビリージョエルを出してしまうと、あとが苦しいかも、などと心配しています。
Posted by AI中毒 at 2009年04月30日 20:29
ごぶさたしてます。今シーズンも楽しく読ませてもらってます。

ミーガンはいつか一発当ててくれるんじゃないかと期待していましたが、遂に不発に終わりましたね。ファイナルに入ってからは、他のコンテスタンツとの差が際立ってくるばかりで、輝きが失われてしまったような。

私はアダムは天才肌というより、毎回ものすごく努力してステージに立っている気がするんですよね。あの緻密に計算されたステージングを見ていると。ミュージカルで何年も鍛えられている訳なので、それこそミーガンなんかとは基本から違いますね〜。
Posted by フィジー at 2009年05月01日 21:21
>ひさきみさん
お久しぶりです!変わらず元気にAIされているようで、なによりです!

ミーガンは、いわば強化版アントネラだったのかなあ?とか思ってしまいます。ルックスと声質は本当に抜群だったなあ・・・・

今シーズンが始まったばかりの頃は、ダニーが優勝候補筆頭みたいな印象がありましたよね。それがTOP36に入るとアダムの一人勝ち。で、このまま行くかなあと思ったら、クリスが開花。アリソンもまだまだ成長が見込めるし、週を追うごとに様相を変えてくるっていうのも、アメリカン・アイドルの大きな魅力のひとつですよね。
アダムはどうしてでしょうね?テクニカルにハードすぎて感情移入する余裕がないのか?それとも基本がミュージカルにあるから、AI出場に冷めている面が強いのか?・・・・いやあ、ぜんぜんわかりません(笑)

>たまぷーさん
LADY GAGAに対して私は先入観がなかったもので(←よく知らなかった、とも言いますがw)出だしのピアノと弦のデュオを聴いて、玄人受けする音楽をやってるけどヒット出してる人なのかと思いました。そしたら途中から立ち上がって踊りだして、わかりやすいダンスナンバーへ曲調がチェンジ。また、妙にダンスが上手くて面食らいました(笑)そしたら、10代の頃から踊る仕事をしてたらしいですねえ・・・・才気溢れる人ですね。

>AI中毒さん
お久しぶりです!今年も元気に中毒ですね!(笑)
まだ諦めるのは早いですよ。昨年のレイミエルと同じく若いアリソンが、そのうち子供心を引きつけるかもしれませんよ。

リルは私にはちょっと・・・・(笑)

「生まれた年に流行っていた曲」がテーマの次週は、スコットは何を唄うんでしょうね?80年代中〜後半でピアノ弾き語りの曲って、ざっと考えても思いつきませんが、こうしてあれこれ考えを巡らすのも楽しいですね。

>フィジーさん
お久しぶりです!今年も元気にAIウォッチング、すばらしいです!

地方予選の後のミーガンは、全くいいところなしでしたからね。
先週か先々週か忘れましたが、results showのコンテスタンツ全員グループパフォーマンスで、何人かのコンテスタンツがが一人一人切り替わって、それぞれ曲の短い一節を唄うシーンがありました。TV画面を見ないで聴いていて、途中で「誰が唄ってるんだ?」と思って振り返ったらミーガンでした。やっぱりいい声してるんですよね・・・・彼女の頑張らなさがホントもったいないです。

アダムのあの超絶技巧は間違いなく努力の結晶でしょうね。ただそれも、訓練すれば誰でも到達できるというものではないと思います。努力によって辿りつける事を可能にさせた天性のものを持ち合わせていたと思うので、その意味では天才肌といえるかもしれませんね。大胆な曲解釈も、計算された部分と彼独自の発想が織り交ぜられてますしね。
Posted by tsサイモン at 2009年05月02日 13:37
はじめまして。
ネットサーフィンしていて、ここにたどり着きました。

私の個人的な意見ですが、
ミーガンは子どものところに戻りたい気持ちが強すぎたんじゃないかなぁって思いました。

ホントに勝手な予想ですが(笑)
落ちることもわかってたんだと思いました。

いきなりわけのわからないコメントをして、申し訳ありません。

乱文失礼しました!
これからも頑張ってください。
Posted by ショウコ at 2009年05月03日 13:12
>ショウコさん
はじめまして!

ミーガン、最後の方でやっと子供に会えるって泣いてましたねえ・・・・
おっしゃるとおりに子供への愛情がコンペティションへの集中力を鈍らせた部分はあったかもしれないですね。

他のコンテスタンツとは基本的な力量差がだいぶあるかもしれないという自覚が、ミーガンの中に少なからずあったとしても全く不思議ではないですよね。ですから、ある程度は落ちる事を覚悟していた面もあったかもしれませんね。

ぜんぜん失礼でもなんでもありませんので、よろしければこれからも書き込んでくださいね!
Posted by tsサイモン at 2009年05月06日 00:33
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