2009年03月29日

シーズン8 #16 「Week 8 12 compete」

私の日本語ソロCDプロジェクトがいよいよ忙しくなり、向こう三ヶ月くらいは毎週末引きこもりの毎日が続く。それとはぜんぜん関係なく、おととい弟夫婦に長女が誕生して超めでたいニュースが舞い込む。私とは全然違ったまともな人生を歩む弟はすこぶる偉い。そして私も晴れて正真正銘のおじさんになったわけだ。おじさんYeaaaaaaah!

ヴォン・スミス・・・・マーヴィン・ゲイの「You're all I Need To Get By」を選曲。You're All I need の部分をはじめ、裏声の聞かせどころを綺麗に決めてた。サビに入って声のトーンがチェンジしてるのも抑揚が付いて効果的。
テイラー・・・・アリシア・キーズ 「If I Ain't Got You」を選曲。出だしはカラオケっぽかったがだんだんリラックスしたのか次第によくなっていき、サビの部分ではかなりいい感じ。一箇所フェイクの節が回りきってない部分が気になったが、中低音寄りの落ち着いたトーンでこの曲をまずまず唄いこなした。審査員がいうところの個性不足というのは、声の特質が結構地味なのとそれを生かす選曲をしなかった事によるインパクト不足がいちばんの原因だろう。
アレックス・ワグナー・トラグマン・・・エルトン・ジョン「I Guess That's Why They Call It The Blues」を選曲。パッと聞いた感じではクレイ・エイケンを思わせる伸びやかな歌声で好印象だったが、途中から一気に逆どんでん返し。シャウト気味の発声が全く板についてない。がなってるように聴こえてしまう。ランディやカーラが「叫びすぎてた」「うなる」とか表現してたね。
アリアナ・アフサー・・・・アバ「The Winner Takes It All」を選曲。確かに可愛いね。ふっくらした石野真子って感じ。唄の方は典型的なカラオケ発声。裏声もフェイクも子供だまし。盛り上がって声量が必要な場面では闇雲に声を張っているだけ。まったく発声が身に付いていない。審査員との質疑応答でアリアナが「現代っぽさを入れた」といっていたのは、あのインチキ裏声フェイクの事だろうが、あれをやらなければまだ少しはマシだったろうに。
ジュノー・・・・Plain White「Hey There Delila」を選曲。この人の声には今っぽい軽快な節回しが合わないと思う。やっぱりソウル系のこぶしだろう。アル・グリーンとか唄ってほしかったなあ。不完全燃焼。
クリステン・マクナマラ・・・・トレイシー・チャップマン「Give Me One Reason」を選曲。この子、今はカラオケバーで働いていたのか!うーん・・・・十代の若い頃はそれはそれは有望なアーティストだったのに・・・・
それはともかく今日のパフォーマンス。最後の裏声フェイクが外れてたし、シャウト気味発声を頻繁に使いすぎで、途中から耳障りにも聴こえてしまった。ランディの言ってた「妙に頑張りすぎてカラオケっぽかった」の部分に全く同意。選曲したメロディーが単調すぎるので歌唱力を十分にアピールできなかったし、クリステン、こんなもんじゃないんだから、もっともっと頑張ってくれ!
ナサニエル・・・・ミートローフの「I'll Do Anything For Love」を選曲。声の立ち上がりが悪いのでリズムに遅れ気味に聴こえる。この人はもっとスローでビートレスなバラードを歌うべき。
それとは別に、ハリウッド予選では御託並べて泣き落としに必死だったナサニエルが、今日の審査員とのやり取りでも言い訳が多くて呆れた。何よりも天邪鬼な性格を直さないと、この先どうにもならないだろう。
ところでサイモン、80年代のオリビア・ニュートンジョンを馬鹿にしちゃいかん!確かに「フィジカル」のレオタード姿はアレだったが・・・・
また名前チェックし忘れた!・・・・アリシア・キーズ「No One」を選曲。サビのいちばん高い音域でしくじったり、ところどころわかりやすいミスを連発した。そのわりには全体的には悪くない出来。ミスを帳消しに思わせてしまうような何かがある。でも、プロ向きではないだろう。カーラのコメントに概ね同意。
スコット・・・・柔らかくて豊かな響きを持つ声。それがバンドアレンジでは彼の持つ良い響きが消されてしまう。カーラの言うとおり弾き語りで攻めるべきだろう。今こそブルック作戦決行の時だ。ピアノの前から離れてはいけない。バックバンドは無しかアコースティック系の小編成オンリーで行くべきだ。
ケンドール・・・・マルティナ・マクブライド「This Ones For The Girls」を選曲。彼女にとって高すぎる音域にキーを合わせたために、出せない音を無理やり押し上げて出そうとしていた。それがカーラの指摘したフラット傾向をもたらした大きな原因だろう。あと、カントリー娘を強調するわりには中途半端なカントリー風味。おらあ、こんなんじゃ満足できねえだ!
ホルヘ・ヌニエス・・・・エルトン・ジョン「Don't Let The Sun Go Down On Me」を選曲。地区予選の印象そのままに歌心全開。凄くいい部分とそうでもない部分がはっきりしているパフォーマンスではあったが(そうでもない部分とは例えばDon't let the sun go down on me yeahの息切れ気味のyeahとか)、発音を気にしながら唄ったゆえの集中力の乱れもあったのだろう。聴く者の胸をえぐり印象深く刻み付ける事ができるのが彼の強み。21歳だっけ?今後の成長次第で、かなり上位を狙えるのではないだろうか。
リル・ラウンズ・・・・ハリウッド予選の時に、リルの声が割れていたのを私は口をマイクに近づけすぎと指摘した。しかしそれは半分当たって半分はずれていたという事が今回明らかにされた。根本的な原因はヘッポコ音声担当だった。リルの時だけヴォーカルのフェーダーきちんと下げろやドアホ!というかこんなメジャー番組に素人バイトなんか使ってんじゃないドケチ!
ということで、はじめてまともな音声担当によって、音割れなしでクリアなリルの歌声が届けられた。審査員だけが大絶賛してその実力の全貌が今まで視聴者に隠されていたリル・ラウンズのベールが、今回ついに剥がされたのだ。たしかに歌唱力が安定していて、良くも悪くも本格派ソウルシンガー。パリス・ベネットからsomething newを取り去ったようなタイプに思えるので、私は聴いてて面白みを感じなかった。こういうシンガーはいくらでもいるからね。それでもなお審査員一同の大絶賛ぶりがあいかわらずだったので、まだ視聴者には届かないリルの魅力があるのだろうか?やっぱり生声かなあ?審査員席の距離だったらあの会場でも充分聴こえるからね。

今夜は卓越したといえるほどのパフォーマンスは見られなかったと思う。パフォーマンス全体の完成度はリル、印象の強さならホルヘ、他は三、四人が横並びといった感じ。しかし毎週恒例の通過者予想は三人選ばなくてはならない。これが難しい。贔屓のクリステンがいる。しかしスコットが視聴者票を集める事は判りきっている。ハンディキャップを持つ人が頑張るっていうのは、それだけで感動的だから自然と票が集まる。スコット通過の確率がいちばん高いだろう。
ホルヘは、最後にスペイン語で喋って涙・・・・で青年の純朴さ溢れるシーンが視聴者の心を捕らえただろう。あとはマイノリティーであるスパニッシュへの票がどれだけ集まるのか、に掛かっているのだろう。だから磐石とはいえない部分が残っている。
リルの場合は、審査員があまりに絶賛しすぎた。これが逆に視聴者に入れなくても大丈夫だと思われてしまい、得票が伸びない可能性がある。黒人票をどれだけシュアに確保できるかが鍵だろう。スコット以外は結構混戦かもしれない。
で、今週の買い目だ。先週は当てにいって見事に外してしまった。「ギャンブルは守りに入ったら負ける」という鉄則を無視した罰だ。一番人気の三連複などそうそう来ないなんて事は嫌というほど知っている筈なのに。
ということで、今週は攻めに行く。予想の方はリル、ホルヘ、スコットだったが、馬券の方は

スコット→クリステン、ケンドール⇔ホルヘ  三連単フォーメーション 計4点(オッズ70倍〜250倍見当)

本命リルを思い切って消したので、今回は馬券対象を3人ではなく4人にして買い目を広げた。やっぱりクリステンへの応援馬券は買うのが筋だし、ケンドールはお茶の間保守層の固定票が期待できる。できればホルヘ三着で波乱を演出してもらって、回収率大幅アップを狙いたい。

どんな回収率だよ!

と相変わらず突っ込んでくれる優しいあなたですか?

今日のビデオゲストはジェロ。メジャーな邦楽アーティスト人選てちょっと意外。日本でのアメリカン・アイドル人気に火をつけるべく力を入れ始めているのだろうか?でももしそうなら、まずはやっぱり超時間差放送撤廃が先だと思いますが。
さて、今週のDJ KAORIがホルヘについてコメントした時に、「発音で苦労しているところに、同じ経験をしている私はとても共感できる」としみじみ語っていた。これを聞いた時に冷や汗一筋。私は毎週カオリンの英語の発音を叩いていたけど、もしかしてこのブログを読んでいるのか?・・・・
DJ KAORIさん、今までさんざん悪口ばかり書いてすみませんでした。今日もThanksがセンクスだったなんて、とても書けません・・・・

しっかり書いてるよ!

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2009年03月26日

シーズン8 #15 「Week 7 3 advance」

日曜日は私の日本語ソロプロジェクト用の変なビデオの撮影と編集、月曜日はWBC日本×アメリカ戦の余韻、そして昨日火曜日は決勝に燃えた!侍ジャパンおめでとう!イチローはやっぱり凄い!世界ランク1位のキューバに完勝し、苦手アメリカを下し、そして宿敵韓国に連勝しての優勝は文句の付けようがない。最高の形でのWBC連覇。
ということで、日曜放送分の更新が今日水曜日となってしまいました。気持ちは今週末寄りへと傾きながら、そいつをググッと引っ張り戻して回顧ってみるぜ!

今日の見所はなんといっても、クリスとミーガンがふたり呼ばれて「どっちかが落ちるから」とライアンに告げられたところだろう。私は予想通りミーガンが残ると思っていた。クリスのパフォーマンスは決して悪くはなかったが、サイモンのマイナスコメントが視聴者に強く影響するだろうし得票数は伸びないだろうと推測した。いや、それよりもミーガンの放ったオーラが視聴者を飲み込んだと思った。そしたら・・・・飲み込まれたのは私だけだった・・・・要するに私はミーガンマニアだったのか。わかった。明日から「I LOVE ミーガン」とプリントしたTシャツを着て歩く。

いやだ。

いやね、クリスは地味な印象もあったし、ミーガンのインパクトには敵わないと思った。だからこそミーガン有利の予想だったけど、やっぱりこれがアメリカン・アイドルだね。視聴者の投票行動は読めない。単なるコンテスタンツへの応援以外にも、いろいろな理由で投票する人たちがいるからね。落ちそうなコンテスタンツを可哀想に思って、とか、あり得ないコンテスタンツに投票して番組アンチが引っ掻き回そうとしたり、とか。かといって、今回の結果がそういうネガティブな投票行動に拠るものだとまでは思わないけどね。クリスのパフォーマンスが視聴者の心を捕らえたとしても不思議ではないから。
まあ、いいや。ミーガンはワイルドカードで絶対復活するから。というか、してもらわないと困る。こんな魅力的な素材をポイされたら楽しみが半減してしまう。頼むぜミーガン。ちゃんとマイクの使い方覚えて今度は完璧なパフォーマンスしてくれ。あと、右腕びっしりタトゥーはとりあえず隠しとけ。シーズン7カーリーもおんなじような事やってたけど、音楽的なキャラとマッチングしない余計なものは引っ込めといた方がいいと思う。本人は個性だと思っていても、それがアーティストとしての自分を視聴者にアピールするための武器にならなければ何の意味もないし、逆効果なはず。

クリス以外では、昨夜パフォーマンス終了後に本命と目されていたふたりアリソンとアダムが予想通り通過。
まずアリソン。昨夜はパフォーマンスが圧巻だったので、それ以外の事に神経が行かなかった。そして今日気づいたこと。ひとつめは、改めてガタイがいい。昨夜もガタイがいいと感じたが、それ以上に今日は際立って見えた。ここらへんもジョーダンクラス。
ふたつめは、顔が葛城ユキに似ている。なんてどうでもいい事だけど、似ているんだからしょうがない。



ね?
ということでTOP12以降のコンペティションでアリソンにも「ボヘミアーーーーーン」て唄ってほしいところだけど、日本語の曲だから無理だ。なら葛城ユキは和製ボニー・タイラーと呼ばれたから、本家ボニー・タイラーを唄ったらどうか?葛城ユキが日本語カバーしたこの曲とか。



でも、ボニー・タイラーならデビューヒットの「It's A Heartache」が私はいちばん好きなんだよね。



80年代洋楽の代表的実力派シンガーのひとりだから今さら言うのもアレだけど、パワフルで迫力満点で唄心が凄い。アリソンにも、こんな素晴らしい歌手を目指して頑張ってほしい。

顔が葛城ユキに似てるってだけでさんざん横道にそれてYouTubeまで貼りやがって、最後に偉そうにまとめてんじゃねえよ!

と突っ込んでいただけたでしょうか?

もうひとりの通過者アダムはクリス&ミーガンと同じく「どっちでショウ?」パターンでニック・ノーマン/ミッチェルとふたり呼ばれた。ミーガン脱落の時はあっと言わされた私も、さすがに今シーズン屈指の実力者アダムの脱落はないと思っていた。結果発表を待つニックの顔にも諦めムードが漂っていた。
このニック、このところ素をよく見せる。昨夜の審査員とのやり取りの時の神妙な様子がそうだった。今日の番組冒頭部でコンテスタンツ勢揃いしてライアンとのトークの時もそうだった。

ライアン:「もし落ちたらこの先どうする?」
ニック:(至って真顔で)「また職を探さなきゃね」

そんな問答が結局縁起でもないって感じで、アダムと隣り合ってニックは脱落を告知された。その時のニックは一瞬深い落胆の表情を見せたが、すぐに気を取り直してアダムとハグしてライバルの勝利を祝福した。
紳士的な態度や生真面目な受け答えを何度か目にするうちに、この男の素顔は意外と常識的なナイスガイなんじゃないか?などと想像してしまった。
俺のミーガンには絶対に敗者復活してほしいけど、ニックにももう一度チャンスをあげたいなあ・・・・などと思ってしまった。
この結果発表後にアダムがパフォーマンス。最後の決めが圧巻。今後への期待をさらに膨らませてくれた。

今回の脱落者でミーガンとニック以外に名残惜しいと思ったコンテスタンツは、ジェシー。胸のあたりが。
あと、昨日名前チェックし忘れたのは、そう、ガイ・カマラだったか。おばあちゃんを介護している心優しい青年だから頑張ってほしかったのだが。

今日のパフォーマンス・ゲストにも触れておかなくては。前シーズン5位のブルック・ホワイトが登場して2月25日にリリースされたメジャーデビューシングル「Hold Up My Heart」を披露した。パフォーマンス中にピアノソロを全く取らなかったのは、やはりあんまりかっこよくない。ピアノの前に座ってプロとしてパフォーマンス展開するなら、も少し頑張れ。
ところで彼女が契約したサンクチュアリー・レコーズはユニヴァーサル系列なので、本家だけではなくて日本のアメリカン・アイドルにもブルックがゲスト出演しないかなあ?メジャーデビューアルバム「 High Hopes and Heart Break」もじきにリリースされる予定だしね。ビデオ出演でもいいぞ!
一方、今日カオリンの部屋へのビデオ出演は誰もなし。その代わりに本家スタッフが今週のコンテスタンツに電話インタビューをした音声が流された。これもなかなか面白い趣向かも。しかし、昨夜のカオリンの部屋ゲストだったティニーシャ・ケリーは、あれで終わりだったのかよ!DJ KAORIが挨拶だけして終了てどんなインタビューだ。いや、インタビューじゃなかったのか。というか、きっと幻だったんだ。そうに違いない。
しかし、こっちの方は幻ではなかった。今日もやっぱりDJ KAORIのthanksのthとseeのsの発音が変だった。

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2009年03月22日

シーズン8 #14 「Week 7 12 compete」

三連休の中日。私は楽曲制作で部屋にこもりきり。昨日はWBC中継に噛りついてやっぱり部屋にこもりきり。プチ花粉症でダルくてやっぱり部屋にこもりきり。夜は夜でアメリカン・アイドル観るから部屋にこもりきり。
だからtsサイモン、いいかげんビデオ買おうよ!予約録画で外出しようよ!

ジャスミン・・・・トイレ行った後に手を洗っている最中にパフォーマンスが始まってしまったので、唄い出しを聴き逃してしまった。途中から見た感じでは、音程の上ずり気味が気になったし、妙に印象に残らない。うまいことはうまいんだけど、
マット・ジラルド・・・・今年のアメリカン・アイドルの番組CMバックに流れるBGMとしてもお馴染みのColdplayのヒット曲「Viva La Vida」という意外な選曲。 自分の発声に持っていくことで精一杯で、感情が全く込められなかったように感じた。ブレスのタイミングがことごとく変で発声をぶつぶつ切っていたし。やはりピアノを弾きながらでないとと唄に集中できないタイプなのだろうか。
ジャニーン・ベルズ28歳・・・・マルーン5のThis Love は、シーズン6でブレイク・ルイスが唄った曲。ブレイクの場合は声がある程度はまったから聴けたが、基本的には歌唱力をアピールしにくい曲だろう。ジャニーンもやっぱり撃沈した感じ。いや、そういう問題でもないのかな。
最初はキーが低すぎると思って聴いていた。そしたら途中から上の方の音域でフェイクを始めた時に苦しそうだった。ということでこの人の音域が狭い事に気がついた。口をマイクから離して唄いすぎてる気もした。。マイクが近づいた時に、ときどきいい感じに声が入っていたからだ。歌唱力が足りないしマイクの使い方も下手。全くいい所なしで、審査員も仕方なく脚の話題に持っていってお茶を濁した感じ。
ニック・ミッチェル・・・・空手キックwwwwパフォーマンスの方はロッキーホラーショーを見てるようだった。だから中途半端にうまいのが逆にハマってしまう。審査員としては確かに評価に困るだろうw しかし私がアメリカ国民なら、ニックに一票を投じたい。音程のシャープ癖もだいぶ矯正されていたしね。
アリソン16歳・・・・アメリカン・アイドルではよく唄われるハートの曲「ALONE 」を選曲。ちょっとベッド・ミドラーを彷彿とさせる歌声。パワフルだしソウルフルだし声の存在感が抜群。マイクの使い方がうまく、声のいい部分をしっかりもれなくマイクに収める事ができるのが強み。シーズン6ジョーダン・スパークス並みの逸材かも。いや、私の評価ではジョーダンよりも上。(って褒めすぎかな・・・・まあいいか。先走って褒めちぎるのは私のデフォともいえるしw) 若いのに深い。
クリス・・・・マイケル・ジャクソンの「Man In The Mirror」 を選曲。 出だしがフラフラしていたのは、彼の音域よりも低すぎたため。しかしこの曲は使う音域が広いので、曲のキーを最高域に合わせるとどうしても相対的に低域が低くなりすぎるキーの設定になってしまう。そうせざるを得なかったという意味で選曲ミス。とうぜん完璧なパフォーマンスとは言い難いが、その一方で後半の見せ場が光った。歯切れよい鋭さが要求される部分を見事にクリアして、唄いこなすのが難しいMJの曲を攻略。その意味ではジャストな選曲だった。
ミーガン・・・・2007年グラミー賞を賑わせたCorinne Bailey Raeの大ヒット曲「Put Your Records On」を選曲。出だしでは鳥肌が立った。しかし中半と後半では荒っぽさが気になった。よってサイモンの評に全く同意。
口元がマイクの方向からしょっちゅうずれてしまうため、マイクが声を捕らえきれず歌声が遠くに聞こえてしまう。そこら辺を意識して修正して唄う事ができるかどうかで、今後の行方が決まるだろう。
とにかく、この人のオーラの強さが出色。ただものではない。パフォーマンス内容には一様に不満点を挙げつつも、審査員一同びっくりしたような感心したような面持ちだったのも、この強烈なオーラに当てられたのだと推測する。右腕にタトゥーびっしりで言動も如何にも自由奔放。シングルマザーになったのは至極当然。ちょっとシーズン7俺のアマンダを思い出す。強すぎる自我に自滅する危険も孕むので、そこにうまく折り合いを付けて高いアーティスト性へと消化させる事ができるかどうかが、生き残りの鍵だろう。
マット・・・・マイクに乗ると艶が何倍にも増す声だったのか!とても気持ちよく聴けた。しかしランディが言うように淡々としたまま終わってしまったのは確か。良くも悪くも心地よかった。意外にレコーディング向きの声だと思うし、ハリウッド予選までは私の印象には全く残ってなかったので、このパフォーマンスは予想外。
ジェシー・・・・確かこれは発表年のビルボード年間シングルチャートNo.1〜3に絶対入っていたと記憶しているキム・カーンズの大ヒット曲「Bette Davis Eyes」。しかしジェシーはエッジが弱い声なうえにビブラート効かせすぎなので、リズムに対して遅れ気味に聴こえてしまう。綺麗に唄うことに終始してるし、感情の爆発がぜんぜん感じられない。そこがサイモンの言う「視聴者の印象に残りにくい」ということだと思う。
名前チェックし忘れた!明日の結果発表の時に確認後訂正だあ・・・・モータウンヒットのひとつ「What Becomes of the Broken Hearted」を選曲。 同じようなメロディーが転調して展開されるこの曲は、フェイクしまくりアレンジしまくりで節付けて唄う事が必要。そうしないと歌唱力をアピールできない。後半の部分部分にぐっと来る部分が合っただけに、選曲ミスによる不完全燃焼だろう。
ミシャヴォナ18歳・・・・張りのある中音が豊かないい声してる。唄もうまい。パフォーマンスの出来としては、今日ここまでの中ではアリソンに続く何人かの中に入る内容とは思うのだが、確かに印象が薄い。若いだけに、何かのきっかけで大変身する可能性があるので、(ここは通過できないだろうから)敗者復活ワイルドカードでのパフォーマンスに注目してみたい
アダム・ランバート・・・・ストーンズの、そしてロックの歴史的名曲「I Can't Get No Satisfaction」を選曲。サビを1オクターブ上で裏声使わずに唄いきった。音域の広さはアメリカン・アイドルのコンテスタンツ中でも歴代屈指だろう。ただ、メロディーがシンプルすぎるので、フェイクやアドリブを加えて如何に崩して唄うかが見せ所になってしまった。また、こういう威勢のいい曲なのにバックのアレンジがおとなしすぎたせいか、エッジの強いアダムの声が目立ちすぎてしまい、なんだか声が浮いて聴こえてしまった。このふたつの意味で選曲ミス。ということでDJ KAORIのコメントに同意。エアロスミスの曲を激しいアレンジで唄ったらハマりそう。

ミーガン、アダム、ニックという私の中での注目株が顔を揃えて期待大な今回だったが、蓋を開けてみたらミーガンには微妙に肩透かしをくらい、アダムには選曲に納得できず、ニックはまあ期待通りだったが本流から外れるので、私の中で今夜のパフォーマンス一番手に挙げたいのはアリソン。その次は技術的に申し分のないアダム。三番手は・・・・溢れるオーラが衝撃的なミーガン。
よって馬券は

アリソン、アダム、ミーガンの三連複一点勝負(オッズ3倍)

え、三連単じゃないのかって?・・・・はい、今日は当てに行きます!
臆病者と笑うがいいさ!

さて、今週のDJ KAORIはシックな白系ドレス。そしてビデオゲストは日本で人気沸騰中のティニーシャ・ケリー。アメリカン・アイドル審査員のカーラ・ディオグラディがデビュー・アルバムを手掛けたということで見事なAIつながり。しかしビデオゲストかと思ったら、なんとスタジオに来ていて、DJ KAORIとご対面。さあ、対談が始まるのかと思いきや、カオリンがティニーシャに軽く挨拶したところで終わってしまった。もしかしたら続きは明日放送?
ところで、カオリンが英語でティニーシャに挨拶した時の発音が、別人のように綺麗だった。おっ、やっぱニューヨーク在住なんだなあと感心したそのすぐ後に、視聴者に向かって英語を交えて喋った時のthank you のthとsee youのsの発音がやっぱり変だった。DJ KAORI・・・・やっぱり不思議な人だ・・・・


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2009年03月18日

シーズン8 #13 「Week 6 3 advance」

昨夜月曜日に書こうかと思ったら、ポカポカ陽気で花粉が飛び回り、プチ花粉症の私は目や鼻の奥に違和感ありまくり。なんかダルイし、文章書く気になれずじまい。今日もそれは変わらないが、これ以上延ばし延ばしにするのはすっきりしなくて逆に辛いので、行くぜ!花粉なんかぶっ飛ばすぜ!Yeaaaaaaah!

番組放送日の日曜夜は自分のソロ・プロジェクトのために唄の録音中だったため、放送開始後しばらくは音を消して画面だけチラ見。結果発表が始まった9時12分頃から音付きで視聴開始。そのため冒頭で流れた全コンテスタンツによるショーはパス。
私が唄う場合、1曲通し録音を20テイク近く録って、二時間くらい唄い続けた頃にようやく自分でマシかなあと思える状態の声が出るようになる。しかしアメリカン・アイドルのコンテスタンツはそんな生易しいことは許されず、いきなり声をスタンバイさせなくてはならない。まあ、プロの歌手を目指すのだからあたりまえっちゃああたりまえだが。
で、この結果発表の回でも、コンテスタンツによっては瞬時にスタンバって1曲唄わなくてはならないのだ。
シーズン5から見始めた私にとって目新しかったのは、勝ち残ったコンテスタンツが唄う、という今回の形式。過去日本で放送されたシーズン5〜シーズン7の週毎の結果発表ショーでは、脱落を告げられたコンテスタンツが各々最後のパフォーマンスとして唄った。ここで視聴者は今週でお別れするコンテスタンツたちにそれぞれの想いを重ねながら、幕引きをするわけである。しかし今シーズンは、TOP12が決まるまでは毎週9人が脱落するので、いちいち唄っていたら放送時間が足りなくなってしまう。それに敗者復活ラウンドでもう一度唄えるからね。
という事で、今夜唄ったのは勝ち残ったコンテスタンツ。視聴者投票で男性1位&女性1位の2名が選ばれ、そしてこの2名を除いた中で最も得票数の多かったコンテスタンツがもう1名選ばれる。そして計3人が勝ち残った。
誰が1位なのかよくわからなかったが(それとも番組の最初の方でライアンが何か説明していたのかな?)、とにかく勝ち残ったのはアレクシスとマイケルとダニー。
ダニーとアレクシスに関しては私の予想通りの結果だった。一方のマイケルは、パフォーマンス的にはイマイチイマニだった。しかしサイモンの審査コメントにもあったように、マイケルは人気がある。人柄もそうだろうし、労働者代表みたいなところが全米のガテン系視聴者を味方につけているのではないだろうか。
で、今回勝ち残ったこの3人が昨日の放送で唄った曲をもう一度唄ったわけだが、これがけっこう興味深かった。今までは、脱落を告げられたコンテスタンツが、感極まったりあるいは悔しさにむせび泣いたりしながら唄うシーンが展開した。しかし今回、TOP12進出を決めたコンテスタンツは、いよいよ本格的に厳しくなる戦いが後に控える状況で唄う。3人のパフォーマンスを見ながら、このコンテスタンツたちの未来予想図を思い描く。そんな今までとは違う楽しみ方が提供された。
今日素晴らしかったのは、アレクシス。昨夜のコンペティション本番の時は画面をあまり見ないでもっぱら音だけ聴いていたのだが、今日のエキジビジョンパフォーマンスは画面を見ながら聴いた。そして印象に残ったのが、この人の完璧な口の開き方。声の強弱に関係なく同じ形と大きさをキープしながら唄う。激しい動きやステージアクションを交えてもぜんぜん崩れない。だから発声が安定している。しっかりした基本に裏打ちされてないと、これはできない。しかも映像向き。ほっそりしたキュートなブロンド美女がこの歌唱力と渋めの声で唄うっていう図が、すごく絵になる。だから視聴者へのインパクトも強いのだろう。
一方のダニー・ゴーキー。私の印象では前回を圧勝したダニーだったが、今回はだいぶ大雑把なパフォーマンス。ここでのパフォーマンスは勝ち負けに関係ないとはいえ、落差の激しさが気になった。かたや全力投球のアレクシス。かたや手を抜いてしまったダニー。そこに私は両者のアーティストとしての「体力」の差みたいなものを感じてしまった。若いアレクシスはパフォーマンスすることが楽しくてしょうがないのかもしれない。だから勝ち抜きが掛かっていようと関係なかろうと、100%頑張れるのかもしれない。しかし20代後半のダニーは若さと勢いで劣るぶん、そういう我武者羅さやエネルギーが足りないのかもしれない。ハリウッド予選の時に、ダニーが調子悪いように見えたって私は書いた。そして今日のパフォーマンスを見て、浮かび上がってきた言葉は”脆さ”。ダニー・ゴーキーはあまりタフではないのかもしれない。ダニーよりもアレクシス・グレイシスの方がTOP12以降を上位まで勝ち抜いていけるかもいしれない。そんなことさえ考えてしまったが、ここまで言ってしまうのはさすがにリスナーとして気が逸りすぎか?(笑)

さて、今日のゲスト・パフォーマンスはシーズン7のカーリー・スミッソンとマイケル・ジョーンズ。二人とも本選のコンペティション中ではあちらこちらミスしまくっていた。しかし今日のデュエット・パフォーマンスは貫禄たっぷりに完璧な唄を披露。のびのびとリラックスしていて実に楽しそうでもあった。カーリーの尖った声とマイケルの柔らかい声がよく混ざり合って相変わらずの相性ピッタンコカンカン。
この違いは何?と考えると、まずはシーズン7途中脱落以降の成長分があるだろう。しかしそれに加えて、「ミスればアウトの失敗が許されない戦い」のプレッシャーから開放されたっていうのも相当に大きいと思う。実際、マイケル・ジョーンズはシーズン7最終回で優勝者結果発表前のTOP10コンテスタンツ・パフォーマンスに登場して、本選参加時とは見違えるように完璧なパフォーマンスをしていたからね。アメリカン・アイドルのステージでは如何に途方もないプレッシャーがコンテスタンツたちに圧し掛かっているか、という事を証明していると思う。

ところで当ブログ検索ワード人気ナンバーワンの妖怪タチアナは、魔力が尽きたのかここは突破できず。しかし彼女はやはり注目の的だったようで、他のコンテスタンツの当落発表が終わった後に最後ダニー・ゴーキーと共にふたり残された。ライアンの盛り上げトーク「さあ、TOP12に行けるのはタチアナか?ダニーか?」の「ダニーか?」のところで「キャー!!」と観客席から黄色い歓声が上がった。その瞬間タチアナは、歓声の方向を鋭い視線で睨みつけた。ダニーファンの若いブロンド美女の一団は、やはり石になってしまったのだろうか?

ゴーゴンかよ!

と突っ込んでくれましたよね?

さて、昨日と同じエロファッションで登場したナビゲーターのDJ KAORI。悩ましげな胸元にすっかりヘロヘロになってしまい突っ込み忘れてしまったが、昨日は”DVD”の”V”の発音が気になった。そして今日は”thanks for”の"thanks"の発音が気になった。でもウィキペディアを見たら1992年に渡米してニューヨーク在住て書いてあった・・・・不思議な人だ。
今夜のビデオゲストはキマグレン。キマグレンだからね。キマグレじゃないからね。カオリン、ちゃんと名前を呼んであげてよ。

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2009年03月15日

シーズン8 #12 「Week 6 12 compete」

DJ KAORIの今日の衣装がエロすぎる。惚れました。胸のあたりに。

まずは先週書いた私の勘違いについて。今シーズンはTOP36を選んで3組に分けて、各組から毎週何人かずつ落ちる・・・・というふうに書いたけど、少し違ったみたい。3つの組から男1位女1位男or女の次点の3人ずつ選出して(残り9人はすべて落とされて)勝ち進んだ9人プラス敗者復活再審査勝ちあがりの3人を加えた合計12人でTOP12決戦へ進むということのようだ。今週いきなり9人も落とすのか。こりゃあ厳しいぜ。

ジャッキー・トーン・・・・シーズン5でクリス・ドートリーがエルヴィスウィークに唄ってAI定番化したお馴染みの曲を選んだ。28歳だけあってよくトレーニングされている。ステージアクションも巧み。自らが言うとおり、エンターティナーだ。しかし、地区予選やハリウッド予選で見せた個性派ハスキーヴォーカルな魅力が今回は封印されて、唄そのものパフォーマンスが平凡だった。審査員のコメントには至極うなずける。
リッキー・ブラッディ・・・・A Song For You を選んだ。裏声がもう少し安定すればまさに完璧なパフォーマンス。昨シーズンのデヴィッド・アーチュレッタを思わせる見事なフレージング。この曲をとことん歌いこんでいると思われる。エリオット・ヤミンの十八番としてAIファンにはお馴染みの曲だが、こちらはだいぶロック系バラードにアレンジして彼らしさを出した。素晴らしい。
アレクシス・グレイス・・・・技術的に優れている。テクニックは十分見せた。しかし選曲がイマイチ。クラブジャズシンガーが唄いそうな曲をソウル感覚で唄って審査員に大好評だったが、私はもっと彼女らしいブルースっぽさを前面に出した選曲で聴きたかった。ただし21歳でこれができるっていうのはアピールポイントかも。
それにしても、サイモンは絶賛する時にすぐケリー・クラークソンを引き合いに出すなあ。そこまで言うのはまだまだ早すぎるって。
ブレント・キース・・・・Hick Townを唄った。 中途半端なカントリー風味。どうせやるならもっとコテコテのカントリーで個性を際立たせなくては、全米お茶の間のカントリー大好き保守層を取り込めないだろう。ポーラが引き合いに出したシーズン5ヴァッキー・コヴィントンのようなアクの強い声ではないから、今回のような音域の狭い地味な曲を選ぶとなおさらに印象度が薄い。
ステーヴィー・ライト・・・・現時点で唄えない音域を使ってはダメ。というのが小さな問題になってしまうくらい、全編を通してきちんと発声できた箇所がほとんど見つけられなかった。経験浅そうだし緊張してるんだろうが、ひとりだけド素人が混じってしまったかのような結果になってしまった。今日のパフォーマンスには歌唱力を全く感じないし、カーラの感想とサイモンの評価に全く同意。
アヌープ・・・・ランディに全く同意。シャープ気味。くねくねした節回しも得意ではないね。歌唱力で勝負するタイプではなさそう。バラードよりも、ビートの入った曲の方がよさげ。そして選曲ももっと考えた方がいい。R&BではなくてAORに聴こえた。
そしてポーラのエキサイトぶりが意味不明。タイプなのか?彼女の言うように声がブライアン・マックナイトに似てなくもないが、現時点のアヌープをマックナイトに比較してはマックナイトに失礼すぎる。期待のインド系が不発でアジアの大ピンチ。
ケイシー・カールソン・・・・シーズン6でクリス・スライが取り上げたポリスの曲。頼りなげな唄いだしでこりゃあダメかと思ったら。そのあともヘロヘロ。声を伸ばす部分の発声がまるっきり崩れまくりなのが象徴するように、発声が全く出来上がっていない。
マイケル・サーバー・・・・声質がソフトすぎるのかなあ。声がぜんぜん前に出てこない。声量が無いはずはないと思うのだが、聴感上は声量があまり感じられなかった。吹きが強い(ブレスで息を吐き出す時の音がマイクに大きく入る)からそれを防ごうと余計にマイクを口から離して唄う事が原因なのだろうか?いずれにせよ、課題が山積み。
アン・マリー・・・・本選でもAIイベントでも何度となく唄われた名曲Natural Woman。出だしから前半までは快調だったが、サビの直前から乱れはじめ、グダグダになるかと思ったらエンディングに掛けて少し持ち直した。しかし粗が目立ちすぎる。小声で唄っている時は様になるが声量を上げると乱れるというのは、基本的な歌唱トレーニング不足。少しニコレッタ・ラーソンを思わせるいい意味で癖の無い中音ヴォイスは魅力なのだが。
スティーヴン・ハウラー・・・・Rock With You。出だしはオッと思ったんだけどなあ・・・・音程も発声も不安定。歌い上げる部分で声が割れてしまったり、後へ行けば行くほど状況が悪化。パフォーマンス後の審査員とのやり取りで「ずーっと自身が無かった」「キーボード弾きながらじゃないとしっくり来なくてうまく唄えない」とボヤきまくった。今日のパフォーマンスの不出来さの原因はほとんどそこにあるのだろうが、ここで白旗揚げちゃあこの先とても戦えない。楽器弾きながら唄うのに慣れた人間が楽器弾かないで唄うとぜんぜん勝手が違うっていうのは、私も経験があるからすごくわかるんだけどね。
また審査員も指摘したが、マイケル・ジャクソンのシャープで繊細な声でしか決まらない曲を、なんで典型的ソウル系ヴォイスのスティーヴンが選んだのか首を傾げる。それにこの曲、恐らく本家マイケル・ジャクソンもLIVEではそんなにうまく唄えてないはずだよ。そもそもLIVE向きの曲ではない。レコーディングでなんとかするタイプの曲。
タチアナ・デル・トロ・・・・「出たな妖怪!」と叫ぼうと思ったが、唄の方はそうでもなくて、古臭いけどなかなかの本格派。と好印象を持ちながら聴いていたら、後半へ行くに連れてガナり始めた。ハリウッド予選での常軌を逸した執拗なフェイクといい、どうもこの女は極端に走りすぎる部分がある。というか、意識してそれを狙ってるのか・・・・
それにしても、観客席から彼女への熱い拍手声援はなんなんだ・・・・ちなみに当ブログでも、現在のところ今シーズン検索ワード1番人気コンテスタンツはぶっちぎりでタチアナ。世の中は彼女の思う方向へと動いている。何たる魔力。
ダニー・ゴーキー・・・・ハリウッド予選では調子を崩していたのか。「Hero」をここまでそつなく唄いこなすっていうのはなかなかできる事ではない。クリス・ドートリーには及ばないが自分の声を全く崩さない安定感は特筆物。そして嫌味の無い人好きの良さは「大人版デヴィッド・アーチュレッタ」か。(←いや、これは我ながら絶対に変な表現だw) 歌唱力と好感度を兼ね備えているので、確実にこの先を勝ちぬいていけるだろう。

さて、今週の勝ち抜きコンテスタンツ予想。得票最多数は間違いなくダニー・ゴーキー。今日のパフォーマンス内容は彼の圧勝だったし、人気もこの中では1,2を争うだろう。しかし得票数2位以下がほとんど読めないので、私のパフォーマンス評価順に並べてしまう。となると2位はリッキー・ブラッディ。聴いてて完成度の高いパフォーマンスだった。3位はサイモン絶賛が視聴者を強く扇動したと見てアレクシス。よって馬券は

ダニー単勝  1.3倍に全財産

で行こうかと思ったが、競馬は何が起きるかわからないので

ダニ→リッキー⇔アレクシスの三連単フォーメーションに普通の金額で二点勝負を狙ってみたい。40倍は付くだろう。

何のレビューだよ!

と突っ込んでもらえただろうか?

さて、今週なにげなくキーワード「アメリカン・アイドル」でGoogle検索してみたら、昨年までとは違う事態に遭遇。本家FOXの公式サイトAmericanIdol.comが三番目か四番目に出てくる。
何がまずいかというと、皆さんご存知のようにFOX JAPANでの「アメリカン・アイドル」はおよそ3週遅れの超時間差放送。うかつに本家サイトへのリンクをクリックしようものなら、タイムマシンよろしく未来いや本当の現在がわかってしまう。今夜の「アメリカン・アイドル」を見て「誰が勝ち残るんだろう?・・・・ワクワク」の期待と興奮を一瞬にして台無しにされてしまうのだ。
American Idolの日本初お目見えとなったシーズン5放送の時は、FOX JAPANは約1週間遅れでの放送だった。そしてこの程度なら私たち視聴者としても問題なく許容範囲内だった。しかし翌年のシーズン6から三週遅れ放送になってしまった。当時、私はこのブログでさんざん叩きまくったし、シーズン5を見てファンになった人ならなら普通は怒るでしょう。FOX JAPANには日本中のAIファンから山ほど苦情が寄せられたはず。
にもかかわらずあらぬことかFOX JAPANは、未だにこの超時間差放送を止めようとしない。
せっかくエリオット効果で新規AIファンがどんどん増えているというのに、本家サイトへ行ったら今週の結果はおろか来週再来週までぜんぶわかってしまう。「アメリカン・アイドル」の醍醐味の最も重要なひとつがスリリングさ。歌唱力だけでは決まらない。人気だけでももちろん決まらない。歌唱力と人気の両方があっても落ちる事がある。先の読めないドラマ。これが視聴者を虜にする。番組が扱う音楽傾向は前にも書いたとおりレトロ寄りなので、特に若い層の音楽ファンへのアピールを考えた時、「スリリングさ」は生命線。ソフト自体が優れているから余計な演出は要らない。字幕を付けるだけで充分。だから日本版制作に三週間も必要ない。一週間あれば余裕のはず。
今こそ早急にシーズン5放送時のような放送テーブルに戻すべきだよ。Avex&Universalという国内最大手レコード会社二社がスポンサーに付いているようなので、Avexさん!Universalさん!スポンサー権限でFOX JAPANに言ってやってください。リアルタイム放送に近づける形に番組を持って行ってください。その方が間違いなくビジネスチャンスも広がりますよ。

今回のゲストはビデオ出演。エリオット・ヤミンとLIVE競演や相互カバーした実力派の苦労人シンガー木山裕策。そうそう、ゲスト人選はこれでよい。
そしてDJ KAORIさん、今までアマゾネスとかトットちゃんとかいろいろひどい事を言ってしまい、本当にすみませんでした。今日からは貴方の事を、DJ叶姉妹と呼ばせていただきます。

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2009年03月09日

シーズン8 #11 「Week5 Hollywood part4」

なんと今日は放送時間枠が二時間。なんで?ハリウッド最終シンギング・オーディションの昨日が一時間だったのに、結果発表の今日が二時間って、何これ?肝心の唄の方は超絶秒単位早回しラッシュでハショりまくって、じっくり人間ドラマを見せてくれるわけですか。何の番組なんですか、これ。時間割りが逆でしょう。
ボーダーラインにいるコンテスタンツを二人ずつ競わせて結果発表の部屋でアカペラ対決させるっていう新しい方法は、急場を凌ぎ対処する精神力・柔軟性を測るためには有効なのかもしれない。でもだからといって、これだけでは昨日の二倍の放送時間を割かなければならないほど時間を取るわけではない。昨日の放送内容もそうだったけど、今シーズンはやっぱりリアリティーショー的人間ドラマに重きを置いているように感じられて仕方ない。
で、今シーズンは36人も本選へ進むのか。昨シーズンまでは確か24人だったよね。12 Boysと12 Girlsに分かれて本選突入だったもんねえ。36人でいったいどうやって・・・・と思ったら、番組の最後でDJ KAORIが12人ずつ三組に分けて争うって説明してた。男女12人ずつに分けるのではなくて、男女6人ずつ計12人の三組の争いを一週ずつ放送するっていうわけか。これは大幅な選考システム変更だね。各組で毎週何人かずつ落ちるわけだから、グループ分けの有利不利っていうのが起きるよね。サッカーワールドカップ予選みたいだ。強豪チーム同士が同じ予選グループに入っちゃって、実力あるのに決勝リーグ出れなくなっちゃったりするでしょう。組み合わせによる明暗てのが起こりそうだよね。
で、このグループ分けは誰がやるのだろう?抽選でやるのか?まさか。番組サイドの意向を反映させやすい側面は否めないね。優勝させたいコンテスタンツを対戦相手が楽なグループに入れちゃったりとかね。
視聴率低下に加えて世界大恐慌でFOXもかなりケツに火がついたか?視聴率再アップのための打開策を一生懸命考えての新選考方法なのだろうけど、これでいいのだろうか?
まあ、実際どうなるのかをこれからお手並み拝見。ファンの期待を裏切らないでほしい。

アヌープ・・・・今シーズンの有力候補だからねえ。
ヴォン・・・・サイモンは彼の大げさな抑揚のつけ方を相当嫌ってるみたいだ。でも私は好きだ。いい味出してると思う。
コーディ・・・・ここで今回のボーダーライン同士のアカペラ対決ルールを適用。で、全く唄えてなかった。
アレックス・・・・コーディの対決相手が彼。ところが、ふたりは親友同士。結果は、この状況でいきなり声を出せたアレックスの勝ち。でも、合格しても親友コーディを思いやって心から喜べないアレックス・・・・というこの絵が欲しかったんだろうFOXさんよ!ドラマを生み出そうと必死すぎるぜ。
アダム・・・・「俺が下した判定に君は驚くかもしれない。意外な展開だ。」とサイモンがここまで言った時点で、昨日までの合否発表レトリック的にこれは合格の流れだ。そこを It's not good news. と言って「おや?不合格?」と一瞬思わせたあとで (but) Great news. だって。サイモンうまいなあ。やられた。
テイラー・・・・未開発の素材がここまでのところは大きな変わり身なし。しかし合格。たしかに見限るのは惜しい。あと、可愛いね。

ジャスミンアリアナケイシーミーガンスティーヴィー・ライトは合格。

ジョアナ・・・・最初は不合格かな?と思ったけど、ポーラが「実力がなければ脱落するだけよ。業界は厳しい。」とネガティブワードを並べ始めた途端に、私は合格を読みきった。ポーラ、まだまだ甘い!

TKクリスReggieは不合格

ケンドール・・・・「地方予選では輝いていた。でもハリウッドでは駄目だった。」という審査員の言葉で私は合格を見抜いた。しかしそのあとに「正直なところいい結果ではないわ。」と付け加えたので、私は少したじろいだ。そのあとにまた一言「ファンタスティック!」だと?「いい結果ではないわ。最高の結果よ!」だと?さっきのサイモンの言い回しと同じパターンじゃないか。ポーラ、真似しやがったな!ということにして悔しさを紛らわす。
ジェンVSクリステン・・・・審査員の会話でたぶんランディが「美人を落とすのか?」と言ったけど、私の目にはどっちも美人に見えた。どちらかと言えば、ぽっちゃりめなクリステンよりはスリムで出るとこ出てるジェンの方がいい女に見えた。どっちが歌がうまいかと言えばクリステンだと思った。だけど話の流れから審査員は私とは意見が違うのかなあと思っていたら、同じだった。とにかくクリステンには頑張ってほしい。
アレクシス・グレイス・・・・カントリー/ブルース系の人材は、このコンペティションではどちらかというと少数派で貴重。ゆえにアピール度も期待度も高い。
スコット・・・・「Home」が決め手となった。
リル・ラウンズ・・・・「才能を買って選んできた人たちに悪い決断を下すのは容易ではない。覚悟して聞いてほしい。」という話の流れでリルの合格を読みきった。しかし、いくらなんでも文法的に無理がありすぎる展開だ。
フェリシア・・・・なんだ、不合格を告げる時はネガティブワードを並べないのか。
アシュレイ・・・・と思ったら、次のアシュレイにも素直に不合格を告げている。ネタ切れか?
デヴォン・・・・やっぱりそうみたいだ。ネタ切れだ。
フランキー・・・・気が抜けたような最後のアカペラだった。ジャジーなビブラートが個性的で好きだったんだけどなあ。サイモンが「この業界で頂点に立つ器ではない」といったのは、主に精神面でのことだったと思う。気持ちが弱いから自分の本領を発揮するための直向さや思い切りがなかったのではないか。
ジェシー・・・・一方のジェシーは、この場面で力を出せた。ということでフランキーVSジェシーはジェシーの勝ち。
シェラ・・・・それにしても不合格の時はどうしてこんなに
デリック・・・・捻りがないんだ!
アリソン・・・・パワフルなハスキーヴォイス16歳がハリウッド予選で才能開花。ケリクラ「Because Of You」 はいいパフォーマンスだった。
ダニー・・・・下馬評で本選進出間違いなしのせいか、わりとストレートに合格を告げた。手抜きだ!
ジャマール・・・・カーラの言葉「その賭けが成功したかどうかは疑問だわ」はこれまでの流れなら合格を告げる時の言い回し。しかし不合格。というか、実力的に彼の不合格は不可解。それとも親友同士をことごとく仲たがいさせるのが番組の狙いなのか?

リッキージュノホセその他二人が合格

スティーヴン・・・・最終パフォーマンスで歌詞を忘れて唄&ピアノ演奏を途中でやめてしまったスティーヴン。それだけに落選も仕方ないだろうと予測していたら、サイモンが「だが後悔してももう遅い。結果は決まってる。」とネガティブワーズを連発して予想外。えっ合格なの?と思ったら、本当に合格だった。しまった!ここでこう来たか!
ニック・・・・すいぶんと神妙だったな。欲を言えばここでも芸人魂を発揮してハチャメチャにやってほしかった。それはともかく本選でどんな事をやらかしてくれるのだろうか?興味深くてたまらない。
ジャッキー・トーン・・・・ランディの「ああ、困った」はわざとらしすぎ。もっと演技力磨け。しかしジャッキーのハスキーヴォイスはマイクを通すとひときわ輝く。しゃがれぐあいが絶妙で心地よい。ルックスの方も、地方予選の時はなんつーイモねえちゃんかと思った。それがいつのまにか垢抜けてきた。このコンテスタンツ、かなり楽しみになってきた。
タチアナ・・・・審査員たちは彼女をどうするのかなあと思ってたら、ネガティブワードを並べ始めたので、そうか合格するのかあ、と思ったらその通り。しかし今回ばかりはネガティブワードが嘘偽りないと思いたい。「残念だがね・・・・合格だ」は紛れもなくランディの本心だろう!なあ?頼むぜランディ!
しかし笑い声だけじゃなくて泣き声も歓声も全てキモい。ていうかこの女、絶対狙ってやってるぞ。
ナサニエル・・・・気持ちの入ったパフォーマンスだった。しかしジャッキーと競わせてまたしても仲良し対決。同じ演出を三度も続けてはいけない。

ジャニーンカイアンマリークリスが合格。

溶接工マット・・・・マイケルとのボーダーラインアカペラ対決になった。しかし唄った時にインパクトが全く感じられなかった。
石油掘削マイケル・・・・彼の方が持ち味を崩さず唄っていた。ということはマイケル合格マット落選かと思ったら、、二人とも合格かよ!そんだったらダニーとジャマールも一緒に合格させてやれよ!
教訓:American Idolではコンテスタンツ同士が親しくなりすぎると、最後にアカペラ対決で必ずどちらかが落とされる。
そうか・・・・友達になってはいけないのか・・・・

さて、いよいよ来週からは本選突入。いいかげんリアリティショー式演出偏重から脱出して、いつものシビアなパフォーマンス対決に戻るんだろうな?頼むぜ!

さて、今日は「バイブス」連発のDJ KAORI。そして、なんとゲストがいない!ついにトットちゃん脱出か?
いや真面目に、安易にゲスト呼ぶのはやめた方が賢明だと思います。

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2009年03月08日

シーズン8 #10 「Week5 Hollywood part3」

今日と明日の二日間に分けてハリウッド予選最終ラウンドを放送するっていうから、てっきり今夜放送分で各コンテスタンツのシンギング・パフォーマンスだけを流して明日放送分で結果発表やるのかと思っていた。そうしたらパフォーマンスと結果発表を今日いっしょに放送だったのか。しかも時間軸入り乱れてカオスな構成なうえに、結果発表待ちシーンで放送時間の半分以上を使っていた。肝心のパフォーマンスのシーンがひとり3秒か4秒、運が良ければ10秒くらいで次から次へと流されるってんじゃ、いったい誰の出来が良くて誰の出来が悪かったのか、ほとんど把握できない。ただでさえまとまらない私の頭の中が余計にとっちらかって、もうレビューなんて無理だ。
いや、先週もレビューなんて無理だといいながら結局レビューしちゃったけど、今日の放送は本当にレビューが無理だ。
そもそも今回の審査システムが不思議だ。今回のパフォーマンス審査がハリウッド予選における最終オーデションなんだろ?じゃあなぜここで一度にぜんぶ落とさないのか?審査だけ二回に分けて半分ずつ落とす意味がどこにあるのだ?
今まで4シーズン見てきた中で、今シーズンのハリウッド予選は間違いなくワースト。パフォーマンスをほとんど映さずにリアリティーショーの側面だけが強調された構成。どうして?これが視聴率下降の打開策なのか?しかしこれでは火に油を注ぐと思うが?
とはいえ、tsサイモン伝統芸(?)の実況レビューをここで絶やしてしまうとご先祖様に怒られてしまうので、ひとことふたことずつ。

アダム・ランバート・・・・リッチな高音域がいよいよ輝きを増す。
マット・ジラウド・・・・凄くうまい。けど、何か普通すぎる気もする。
ジャマール・ロジャース・・・・すごくうまい。それだけ。
ダニー・ゴーキー・・・・先週引き合いに出したクリス・ドートリー級の完璧さはなかった。というか、ところどころ声枯れしたり発声が割れていた。調子を崩しているのだろうか。
アヌープ・・・・ここまで流れたコンテスタンツの中では最も出来が良かった。インド系エリオットかもしれない。Avexさん、次はやつだ!
ホルヘ・・・・一瞬だけじゃわからん。
スコット・・・・ドートリーの「Home」をレトロポップスなカラーで暖かく唄っていて、ある意味面白いし出来もなかなかだったと思う。
ケンドール・・・・うまかったよな。
スティーヴィー・・・・16歳というのがあるとしても、声のコントロール効かなすぎ。
リル・ラウンズ・・・・声量が人一倍でかいのに口元にマイクを近づけて唄うから音割れするしうるさい。マイク・テクニックを習得してくれ。頼む。
クリステン・マクナマラ・・・・「口は災いの元」とママンが言ったとおりに振舞う。どう考えても箱入り系というのは今までの彼女の活動暦からも見てとれる。今回も力強く熱唱。そつのない出来。

ここまでは、アヌープ、スコット、クリステンがよかった。

ミシャヨナ(なんて読むんだ?)・・・・悪くない。落ち着いた中低音のトーンでちょっと個性を出せそう。
タチアナ・・・・アレ?アレ?上手いぞ?プチスパニッシュ系歌手な発声がなかなかいけていた。と思っていたら、曲の最後で長すぎるフェイクを執拗にうにゅうにゅやって審査員の失笑を買った。地区予選の時もキモい笑い声にドン引きも唄自体は結構うまかったが、今日流れたのはこれまでのタチアナベスト。普通にしていればなかなかうまいシンガーで通るのに、キモい笑い方とシッチャカメッチャカな性格と意味不明なしぶとさで超キワモノのポジションを獲得しつつある。もしかして、私たちは彼女の術中に嵌っているのか?
アレクシス・・・・ロックぽくていいぞ。
ケニー・・・・ノーコメント。
ジャスミン・・・・調子悪いのか?
ナサニエル・・・・ギター弾き語りだったが、今まで彼の見せたパフォーマンスの中で最も精彩なく凡庸。
ジョアナ・・・・口先だけの発声だったのは歌詞を忘れたせいだったのか?
ケイシー・・・・軽視ー。じゃなくてノーコメント。
スティーヴン・・・・「歌詞を忘れたらどうしよう・・・・」とビビリながら唄ってるのだろうか、発声が全く安定せず、いつもとは別人のような歌唱。
ニック・ミッチェル・・・・しまった!・・・・先週ラストネームを間違えた!・・・・唄の方は、楽器と併せると弱点が判明。シャープ気味に唄っていた。が、とにかく、結局最後まで芸人魂を貫いたこやつに乾杯!
アンマリー・・・・素直なトーンが何気に光る。
ジュノー・・・・プロトタイプすぎるソウルシンガーなのが×かも。
レニーシャ・ヤング・・・・彼女特有のソフトで甘い中低音がとても心地よく印象的。ここまで聞いた中では出色。
ケイラン・・・・よかったけどね。少し音程が乱れてはいたが、声の出し方が滑らか。
カイ・カラマ・・・・ノーコメント。
マイケル・サーバー・・・・音程が少し不安定。声のトーンは完璧だけど。

今回放送では、コンテスタンツを4部屋に分けて入れて、どの部屋が合格者ルームなのか??でコンテスタンツ及び視聴者をじらすのにかなり知恵を絞っていたようだ。問題児いや問題女タチアナをあっちの部屋こっちの部屋に移動させては、各部屋部屋で期待と不安に震えるコンテスタンツたちを恐怖のどん底に突き落としていた。しかし私は読んでいたぞ。タチアナは結局どんでん返しで合格するだろうって。それから最初に合否発表された部屋でポーラがI'm sorry.......て言ったあとに、絶対この部屋は合格するって読んでいたぞ。別の部屋でカーラが「悲しいけど・・・・」て言ったあとで、これも絶対合格だって読みきったぞ。もう、この逆に落とすパターンもマンネリ化したようだ。
ていうか、今回はあまりに部屋割りパニック大作戦がフィーチャーされすぎて、私は「芸能人格付けチェック」を思い出したぞ。もうこうなったら、来シーズンからはライアン・シークレストの代わりに浜ちゃんを司会にしてくれ。コンテスタンツの頭をポカポカ引っぱたいて芸能界の厳しさを教えてやれ。頼むぜ。

で、先週生き残った75人のおよそ四分の一くらいが今回落とされたのだが、早すぎる番組のテンポと入り組みすぎた構成で誰が落ちたのか私はほとんどメモでがきなかった。ただ、ジェイソンの弟マイケル・カストロが落ちたのはわかった。それに彼は想定内。でも、レニーシャ・ヤングが落ちたのは全くの予想外だった。パフォーマンスも映った限りではとてもいい出来だった。しかもタチアナが残ってレニーシャが落ちるっていうのは不可解だ。品や知性を全て取り除いたあとのケイト・ブッシュみたいな顔をしたタチアナ、もしかしてキワモノの役回りでこの先もずーっと生き残ったりして。


さて今日のDJ KAORIはますますトットちゃんだった。マジでよく似てる。もしもトットちゃんが巨乳だったらDJ KAORIになるわけだ。そうだったのか。
で、今日のゲストは玉置成美。所属レーベルはUniversal Music。AvexとUniversalが協力タッグを組んでお送りする今シーズンのアメリカン・アイドル。ということで今後も毎回所属アーティストがゲストとして登場するのでしょうか。ならばひとこと書き加えておこう。前回番組レビューで、American Idolはレトロ系洋楽番組だからゲスト選びはその辺を考えた方がいいって書いた。それと、あともうひとつあった。American Idolはシンギング・コンペティションの番組だから、ゲスト選びをする時は徹底的に歌唱力重視で人選するべきだろう。番組で落ちていくコンテスタンツよりも明らかに歌が下手な人がゲストに来たら、やっぱりマズイでしょ。
と、またもや無理難題を吹っかけてみる。

ま、いいや。WBCで日本が韓国に圧勝したし。7回コールドYeaaaaaaah!

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2009年03月07日

ハリウッド予選が生んだ奇跡・最強の敗者ジョサイア・レミング

2008年シーズン7の優勝者デヴィッド・クックはAmerican Idol制作のカバーソングをビルボードチャートに何曲も同時に送り込みその人気ぶりに改めて世間をアッと言わせたあと、昨年11月に発表したデビューアルバムは発売後4ヶ月あまりでセールス100万枚を突破。ほぼ同じ時期にデビューアルバムをリリースした準優勝者デヴィッド・アーチュレッタも60万枚突破で、昨今の音楽産業低迷や100年に一度の世界的大不況がどこ吹く風かといわんばかりの絶好調ぶりだ。アメリカ経済絶好調期に現れたシーズン5、シーズン6優勝者と準優勝者のリリースがいずれもセールス面で伸び悩んだだけに、この状況でのこのブレイクぶりを見るに、Wデヴィッドの活躍ぶりは奇跡的といってもいいかもしれない。
しかし、シーズン7の奇跡はこの二人だけではない。彼らよりも遥かに早くメジャー契約を結んだ19歳の青年がいる。ジョサイア・レミングだ。
ジョサイアは本選進出を果たすことなく敗れ去った。ちょうど去年の今頃、ハリウッドウィークだ。ハリウッドでの一次審査をサイモン手放しの賞賛で突破後、続く二次審査では若い意気盛んなアーティストゆえの生意気さ意固地さを縦横無尽に発揮。オーディション曲のリハーサル中にバックバンドと喧嘩してバンド付き歌唱審査でバンドなしで独りステージに登場しやけくそ気味にアカペラを慣行、彼への期待でいっぱいだったであろう審査員一同を呆れさせた。
しかし、ハリウッド一次審査で披露したピアノ弾き語りパフォーマンスが圧倒的なインパクトを放ったのか、ジョサイア落選後のファンの反響がすさまじく、ハリウッド敗退後すぐにアメリカの人気番組The Ellen DeGeneres Show に出演してピアノ弾き語りで彼のオリジナル曲「To Run」を演奏し、その瑞々しい感性あふれる曲と聴く者の心に強く訴えかける力強いパフォーマンスにスタジオ観覧客から大喝采を受けた。
その後、Amercan Idol season 7 で勝ち残ったかつてのライバルたちが激戦を繰り広げている最中の3月下旬には、”ジョサイアがワーナーブラザースと契約”のニュースがマスコミで報道される。
American Idol的にカウントすると、地区予選→ハリウッド一次予選→ハリウッド二次予選のたった三回のパフォーマンスでジョサイアはプラチナチケットを手にした事になる。デヴィッド・クックやアーチュレッタが17週間に渡り20数回のパフォーマンスをくたくたになりながらやり遂げてようやくたどり着いたメジャーへの切符という栄光を、ジョサイアはたった2週間の3パフォーマンスで成し遂げたのだ。しかも最初から最後まで、全てやりたいようにやっての勝利だ。
とはいえ、ジョサイアのメジャーデビューを決定づけた一番の要因は、The Ellen DeGeneres Show出演後の視聴者の熱い反響やMySpaceでの熱狂的な支持だったと想像できる。とにかく、自分らしさをとことん押し通したままミュージシャンになるという自分の目標をライバルたちよりも早く達成してしまったジョサイアは、ある意味season 7最大の成功者といえるかもしれない。

それでは、ジョサイア・レミングのメジャーデビューまでの足跡を映像で振り返ってみよう。

ジョサイアAI地区予選でお茶の間に初登場。オリジナル曲「To Run」を唄って好評を博すも、喋る時は普通にアメリカ訛りなのに唄う時に英国訛りなのが変だと突っ込まれる。

ハリウッド予選での第一次関門”フリースタイル審査”(アカペラで唄っても楽器を使って唄っても自由に選べる)でMikaのヒット曲「Grace Kelly」をピアノ弾き語りする。そしてサイモンが「全てのオーデションでの中で最も記憶に残るパフォーマンスのひとつだった」と大絶賛する。


そして第二次関門のバックバンドに併せて唄う審査では、バンドとのリハーサル中に喧嘩してバンドメンバー全員を”クビ”にしてしまう。そしてジョサイアはそのまま独りでアカペラで審査に望み、それまでの審査で彼を高く評価していた審査員たちの期待を裏切る。映像はそのあとの合否発表シーン。

ハリウッド敗退のすぐあとに出演した人気番組The Ellen DeGeneres Showでの模様。

そしてこの頃ジョサイアがMySpace(←クリック!)にアップしていたピアノ弾き語りバージョン「To Run」その他の曲をUSA版MySpaceのSnocapという音楽配信サービスを使って販売し、何万ダウンロードだかを売り上げたらしい。このファンベースでの凄まじい盛り上がりぶりがメジャーレーベルの食指を強烈に動かしたのだろうか。

8人兄弟姉妹の貧しい環境の中で、8歳の頃にほぼ独学でピアノを始め、16歳で曲作り開眼。17歳の時には苦しい家計を少しでも楽にするために故郷テネシーを離れて自活。しかしそれは目標であるミュージシャンへの夢を実現するための旅でもあった。そしてハリウッド予選後に見事その大きな一歩となるワーナーブラザースとのメジャーレーベル契約を果たし、そのあとの約半年間をロンドンでレコーディングに明け暮れる。そして2008年10月28日にタイトル「Angels Undercover」(→クリック!ITMSへ!)でEPデビュー。終始一貫して自分流を完全に貫き通したままプロ・ミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせたジョサイアは、シーズン7の他の主役たちの誰よりもヒーローチックな気がする。今週の「アメリカン・アイドル」はいよいよハリウッド予選の最終ラウンドだが、奇跡は今年も起きるのだろうか?第二のJosiah Lemingに私たちは巡り会えるのだろうか?予選通過者だけではなくて、敗退者にも注目だ。

最後はジョサイアのEPタイトル曲「Angels Undercover」をMTV NEWSのために本人がピアノ弾き語り。
 


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2009年03月04日

マイクに乗る声 or 乗らない声

このブログの中で私がよく使う言葉のうち、もしかしたら耳慣れない人にとってはかなりわかりにくいかなあという表現をピックアップして解説するコーナーを始めました。「アメリカン・アイドルについてダラダラ語ろうか」を「アメダラ」と略して「アメダラ基礎知識」と名づけたコーナーの第一回目は、「マイクに乗る声 or 乗らない声」。

いちばん最近で私がこの言葉を使ったのは、#2 Week1 Audition Kansas City の放送回で最後に登場したリル・ラウンズのアカペラ・パフォーマンスを評した時。審査員四人とも全て大絶賛だったが、私は98%Yes。たしかにいいんだけど手放しで絶賛するほどではないなあと感じた。だから必然的に私は「なんでこんなに審査員受けしてるんだ?」と疑問を持った。リルという女性は、とにかく声量が際立っていたと感じたので、もしかしてマイクに入らない状態の生の声が凄いんだろうか?と推理した。
私たちがTV放送で聞けるあらゆる音声は、全てマイクを通して発信・録音されている。だから私たちが聞いているコンテスタンツの声は、マイクを通した声。一方で審査員四人は同じ一室でオーディション参加者たちと相対して、歌声をその場のナチュラルな空気の振動だけを通して聞いている。ようするに、生の声をそのまま聴いている。目の前で生で唄ったら凄い声。でもそれをマイクを通して録音して電気的に増幅してTV放送で流したら、そこそこいいんだけどそんなに凄いとは思えない声。少し劣化。じゃあ、リル・ラウンズの声はマイクに乗らないのかも?と私は考えたわけだ。
自然界に幅広い帯域の音が混在するように、人間の声も人それぞれにさまざまなバリエーションの声を持っている。顔の骨格やパーツ・体格・その他もろもろの個人個人特有の肉体的要素が反映されて、その人の声ができあがる。そんな複雑な響きを持つ人間の声を、一介の録音機材であるマイクが全てそっくりそのまま拾えるわけではない。周波数や音の強さによって拾える音と拾えない音が出てくる。だからマイクで録音された歌声というのは、本来鳴っている歌声のあっちこっちをカットされまくったり、特定の周波数が強調されまくったりした状態の歌声なのだ。
そういうプロセスを経て本来の生声から変形されて収音された時に、劣化するどころか数倍にも魅力を増して聞こえる声がある。それが「マイクに乗る声」だ。また、マイクに収音しても全く印象が変わらず魅力を失わない声もある。それも一種の「マイクに乗る声」と言っていいと思う。
だから基本的に、プロの歌手はメジャーになればなるほどマイクに乗る声でなくては商売にならない。CDやレコードなどの録音物も、TVラジオなどの放送メディアも、大ホールでのコンサートやLIVEも、全て私たちの耳に届くのはマイクを通した歌声だけ。
だからたまに贔屓のビッグネームが小ホールでLIVEをやる時は、行けるのなら絶対に行くべきだ。昨年のエリオット・ヤミン@ビルボードライブも、めちゃくちゃおいしかったはず。ステージに近い席の人は、エリオットの生声もある程度は堪能できたのではないかと思う。
ちなみに私の中でのおいしいLIVEベストワンは、18 or 19年くらい前に見たジャニス・イアン@CLUB24YOKOHAMA。普段はちょっと気の利いたアマチュアをがんがんブッキングしているライブハウスで、何故か往年の天才少女が来日公演やってくれたもんだから、凄すぎて死にそうでした。最前列のテーブル席に陣取ってゆったり座りながら、すぐ目の前の1m先でジャニスがAt Seventeen やJesse、Love Is Blindをギターやピアノ弾き語りで唄ってくれた・・・・あんなゴージャスなLIVEには二度とお目にかかれないでしょう。

それでは、ジャニス・イアンが天才少女ぶり全開で全米ヒットチャートを席巻していた正にその頃のオーラ漂いまくる貴重なLIVE映像を発見したので最後に流しましょう。American Idolコンテスタンツにもいつか唄ってほしい名曲中の名曲「At Seventeen」。



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posted by tsサイモン at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | アメダラ基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月02日

シーズン8 #9 「Week4 Hollywood part2」 & Talk About Kristen McNamara

今日はグループ審査。昨夜残った参加者たちが4人単位のグループを組んでチーム毎にパフォーマンスする。しかし合否の審査は個人個人に対して行われる。
番組の見所は二つある。ひとつは各チームのパフォーマンス。もうひとつはメンバー間に起きる確執系を中心にした人間ドラマ。AI日本初お目見えしたシーズン5放送時は、このハリウッドラウンドだけで土日各2時間枠で二、三週間放送した記憶がある。といっても私の記憶なのでかなり曖昧ではあるけど、ようするにかなり時間を割いて放送していた。参加者たちの人間模様も各チームのパフォーマンスも全て網羅していたので、すごく楽しめた。
しかし今回は(というか去年もだっけ?忘れたけど)、昨日今日各1時間ずつで、まるでダイジェスト版のような慌しさ&情報量の薄さ。何人かのピックアップされたコンテスタンツ以外は、誰が落ちたか残ったかもわかりにくい内容。
今日放送分に至っては、約35分間の放送時間の半分がメンバー間のゴタゴタに、四分の一を審査員のコメントに、残った四分の一が各チームのパフォーマンス映像に、そんな構成だった。
サイモンが審査開始冒頭で「歌詞を間違えたら不合格」と強調していたが、パフォーマンスの放送時間があまりに短すぎて、誰がどの程度歌詞を間違えたのかも正確に把握できなかった。例えば、期待を集めたパンクロッカー・エミリーが唄ったグループで、そのエミリーは歌詞を忘れたシーンが流されたので「ああ、やっちゃった・・・・もったいない・・・・」ということで彼女が不合格だったのは納得できるが、アレックスと共に素晴らしいパフォーマンスを見せたライアンが落とされた理由がさっぱりわからない。もしかして歌詞の一部を間違えたのか?それとも他に理由があったのか?・・・・とにかく情報量が少なすぎる。
ということで、レビュー不能。
で、いつものように実況レビューする意味がないのだが、いちおう恒例なので出演順にさらっと。

グループ1番目・・・・マットがよかった。黒人女性(名前チェックできなかった)もなかなかだった。クリスとジャスティンは特別な印象なし。
グループ2番目・・・・マーティン、オースティン、JBともに私のメモにはノーコメント。印象が薄かったのか、たまたまか。
グループ3番目・・・・さっき触れたが、アレックスが素晴らしかった。ライアンも素晴らしかったが落とされてしまった。アンマリーは不出来に感じた。しかしパスした。注目していたコンテスタンツの一人エミリーは歌詞を忘れて落とされてしまった。残念・・・・
グループ4番目・・・・ダニー、ジャマール、テイラーみんな素晴らしかった。個人個人のパフォーマンスだけでなくチームのまとまりもバッチリ。
グループ5番目・・・・ジャーミーとアダムが際立っていた。ジャーミーは昨日流れたマイク・アカペラで私は高評価したけど、昨日以上に光っていた。声質歌唱力表現力トータルに優れていた。そしてハリウッドでは初お目見えのアダムのインパクトが凄かった。地区予選でも目立っていた高域に特徴のある声が、マイクを通すとさらに魅力が増幅された。何か突出したものを感じる。こいつは行くよ。間違いない。マットもうまかったけど、ジャーミーやアダムと比べるとやたらに声質もパフォーマンスも地味に聴こえてしまった。もう一人の女性は印象が薄かった。
グループ6番目・・・・メンバー間の確執がクローズアップされていた三チームのうちの一組目。カトリーナは自分のルックスを鼻にかけてるようだが、彼女がそんなに綺麗とは私には思えないし、そもそもこのチームでいちばん可愛いのはローズだろう。そんな超絶勘違いなカトリーナに翻弄された可哀相な他の三人だった。パフォーマンスも不出来。しかし最初に唄ったローレンはなかなかと思ったが落ちてしまった。カトリーナはやっぱり問題外。昨日一躍私の中の注目株にジャンプアップしたローズは歌詞を間違えてしまいアウト。ジャスミンのパフォーマンスもイマイチな出来だったが、歌唱力とポテンシャルは間違いないので彼女だけが合格したって感じか。
パフォーマンス後にメンバー同士で和解しようとしている場面が映されたが、その時もカトリーナはタカビーなまま。どんだけ嫌な奴なのか。ヒール人気を狙っているのかと思いたくなるくらい徹底的に嫌な奴だった。

そのあといろいろなグループからの三人の不合格者が映されたが、デヴィッドってどのデヴィッドだ?まさかオズモンド・ファミリーのデヴィッドか?まさか?で、オースティンって、あの級長の若者か?ディアナって誰だっけ?・・・・この顔に見覚えがあるが・・・・フィラデルフィアの金髪ドックオブザベイだっけ?・・・・うーん、地区予選はほとんど参加者たちに勝手にあだ名を付けてレビューしていたので、あとで調べる時に誰が誰だかわからない・・・・でも、勝手に名前つけるのは面白いからやめられない・・・・いちおう芸人魂ということで。

グループ7番目・・・・メンバー確執系三チームのうちの二組目は、ものの数秒しか流されなかったのではっきりはいえないが、Munaのパフォーマンスだけが合格レベルに映った。で、結果は全員パス。パフォーマンスをカットしすぎの番組構成には大いに問題あり。
そのパフォーマンス後にメンバー全員がようやく仲良く喜びを分かち合うシーンが流れたが、このタチアナちゃん、さんざん自己中かましまくっておいて、いまさら神に祈ってるんじゃないよ。神に仕える謙虚さなんか微塵も無いくせに。
グループ8番目・・・・ナサニエル君がわざとらしく「チーム強調」と名付けたメンバー確執系三組目。そのナサニエルが一発目を唄ったが、やっぱりいいシンガーだった。言い訳しまくった昨日のパフォーマンスよりも数段上だった。二発目のナンシー・ウィルソン(ハートの元美人ギタリストと同姓同名かー)はイマイチだった。最後のクリステン・マクナマラはパワフルで場慣れしたパフォーマンスで実力をアピールした。審査員たちのジャッジは、予想通りナンシーOUTでナサニエルとクリステンがPASS。

ところでこのクリステン・マクナマラ、今日の放送を通していろいろな意味でフィーチャーされていた。地区予選の時に彼女のアカペラパフォーマンスて流されたっけ?もし流されたらきっと覚えていると思うのだが、私の記憶に無いんだよね。マクナマラという珍しいラストネームに私は以前聞き覚えがあるから、もし名前をチェックしていれば絶対覚えている。”クリスティン”ではなくて”クリステン”というファーストネームもやはり珍しいから、ラストネームでもファーストネームでもどちらかで私は思い出すはず。名前をチェックし忘れたかな?
さて、なぜ私がクリステン・マクナマラの名前に聞き覚えがあるのかというと、2003年に私が入っていたTonosというインターネット・ミュージシャン・コミュニティに Kristen McNamaraも会員登録していたからだ。AIでもおなじみの70s後半〜80sのスター・プロデューサーであるデヴィッド・フォスターと、やはり70s〜80sの売れっ子ソングライターだったキャロル・ベイヤー・セイガーの二人が中心となって共同出資して立ち上げたTonosは、創設当時は(おそらく2000年前後だったと思う)唯一のミュージシャン向けネットコミュニティーだった。今のMySpaceのようにオリジナル楽曲をインターネット・サーバーにMP3でアップロードして各アーティストのプロフィールで全世界中の人々に向けて聴かせることができるシステムを、いち早く完成・実用化して有料供給したサイトだった。そのため、全世界のアクティヴなインディー/アマチュアのアーティスト/ミュージシャンが集まった。無名の才能が凝縮された人材の宝庫だった。
Tonosのサービスは、アーティストプロフィールを供給する以外にもいろいろあった。各アーティスト同士でメッセージのやり取りをして交流することができた(これも今のMySpaceではお馴染みだが、当時としては画期的だった)。Forumと呼ばれるインターネット掲示板でアーティスト同士が活発に意見の交換をしたり親交を深めることが出来た。さまざまなメジャーなオーディションを開催した。また、全アーティスト・プロフィールに日々アップされる楽曲の中から優れたトラックを毎月10数曲ピックアップして集めたCDを音楽出版社・レコード会社・エージェントなどに送ってプロモートした。
この毎月ピックアップされる楽曲のクレジットに、二、三回立て続けにKristen McNamaraの名前を発見した。リンクをたどって彼女のプロフィールへ行って曲を聴いてみると、唄といい楽曲といい録音といいやたらに完成度が高くてびっくりした。ジャンルはアメリカンポップスメインストリームの一つであるポップフレイバー色濃いオルタナティヴ・カントリー。さらに16歳だか17歳だかで若いし、色白キュートなブロンド美人だしで、絶対将来有望と思って注目した。二、三度メッセージのやり取りをしたけど、もちろん向こうはそんな事は全く覚えてないだろう。(爆笑)
その頃のKristenはカリフォルニア州サンタバーバラの高校生だったと思う。(←と書いたあとで検索してヒットした。カリフォルニア州は正解。でもサンタバーバラじゃなくてアングウィンだった・・・・)彼女のホームページでバックバンドのメンバー集合写真を見たことがあるけど、ほとんどが彼女よりも明らかに年上っぽくて年季が入ってそうだったから、家族協力の下でセッション・ミュージシャンみたいのを雇ってライブやレコーディングを行っていたのかもしれない。
で、高校生とはいっても活動は本格的で、既にメジャー局のTVオーディション番組に出演しそこそこの成績を収めていた。CBSかABCかNBCか忘れたけど(たぶんCBSかなあ)American Idol形式のシンガー・オーディション番組に出演して準々優勝したと思う。(たぶんStar Searchとかいう名前の番組だったと思うが・・・・オッサンなので記憶が定かではない)
そんな音楽人材バンクTonosは2003年9月に倒産しサイトが閉鎖された。2003年5月に入ったばかりの私は既に会費を一年前払いで払い込んでたのに涙目だった・・・・
Tonos消滅後も、Kristen McNamaraに強烈な印象を持っていた私は、ときどき思い出しては近況を知ろうとネット上を探った。その後Kristenは、Tonosにアップした音源等を集めて自主制作CDをリリースした。しかしその努力がデビューまでには至らなかったようだ。次に彼女はナッシュビルに移った。そしてかなりの大物プロデューサーとコネクションを得たようだ。(名前までは記憶していない)そして曲作りとデモ制作に全力を費やした。その一、二年後にMySpaceで彼女のプロフィールを発見した時は(たぶん昨年か一昨年か)インディーズCDをリリースする一方で、TVドラマに脇役出演して女優としてのキャリアもスタートさせたようだ。
そんな紆余曲折を経て、23歳になったKristen McNamaraを今シーズンののAmerican Idolの中で発見するなんて、夢にも思わなかった。個人的な思い入れを抱けるコンテスタンツが現れて、私にとってこの番組が前シーズンまでとは違ったものになりそうだ。6年前の私の先物買いな直感が正しかった事を証明するためにも、ぜひともKristen McNamaraには本選出場を果たしてほしいし、その後もいいところまで勝ち抜いてほしい。既に音楽界ショービズ界にかなりコネクションを築いているはずなので、ここでしっかりもうひと押しして絶対にスターになってほしい!

今回の番組レビューは、番組レビューというよりはKristen McNamaraの特集記事となってしまいました。
で、今日の放送に戻ります。こうして生き残った75人が次週放送のハリウッド最終審査へと向かいます。という次週の番組予告の後に、今日は巨乳復活大盤振る舞いの太っ腹DJ KAORIが昨日に引き続きゲストを呼んで激プチ対談開始。対談相手のINFLAVAは今風なJ-POPのバンド。それはいいんですけど、AIと全く関係ない話に終始して場違いも甚だしい。なんで呼ばれるのかなあと思って彼らの所属レコード会社をチェックしたらUniversal Music。そうかー、エリオット・ヤミンの所属レーベルつながりでゲストが人選されてたのかあ。AvexとUniversalは最近イベントで名前連ねたりすることあるからなあ。別に金儲けは大いに結構なんですけど。もっと番組との整合性を持たせてはもらえまいか。AIは番組内容から見て、日本ではレトロ系洋楽番組なわけだから、70s〜90s前半くらいの洋楽にどっぷり浸かった世代にアピールする仕掛けが最終的に功を奏するんじゃないかと個人的に思う。
などと70s洋楽にどっぷり浸かった私が言ってみる。(笑)

追記:Kristen McNamaraが以前に出演したTVオーディション番組は、先に書いたとおりCBSの「Star Search」でした。つい先ほどリンクを発見。(→クリック!)Adult Singer のカテゴリーに参加して、2003年の1月30日に準々決勝で敗退していました。二つのブロックで準々決勝を行って、それぞれ3人ずつでの決戦だったようです。Kristenは三人のうちで得票最下位だったので、5位か6位みたいですね。
ということで、放送局と番組名は合ってたけど、肝心な年代がぜんぜん違っていた!!私がTonosでKristenを発見する前に既にTV出演していたのだ・・・・オッサンの記憶あてにならねー・・・・
なので、書き直しました。(汗)


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posted by tsサイモン at 02:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組レビュー シーズン8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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